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子供たちに対して、妻に対して・・・・または会社の同僚に対して口を開けば、怒ったように話してしまう。
アスペルガーは、ついつい声が大きくなってしまう。
これでは、奥さんと話していても喧嘩になるのは当たり前です。
今回は、どうして大きな声を出したり、怒ったように話す仕組みについて書きたいと思います。
どうして、大きな声を出したり、怒ったように話をするのかというと・・・・
アスペルガーの人は、感情のコントロールがとても苦手です。そして、こだわりが強く基本的に、自分の考えや経験を優先して物事を考える傾向があるため、自分の主張を通す手段として、威圧的に話すことで相手が妥協することを納得していると勘違いする傾向があると言えます。
アスペルガーの人は、子供の頃からコミュニケーションの取り方が苦手でカンシャクを起こしやすくまわりも、手が付けられず言いなりになってしまうことが多くさらにコミュニケーションが苦手になってしまいます。
小さい頃は、いつまでも大きな声で泣いて駄々をこね騒いで自分の意見を主張していたのに対して、思春期の頃からは、怒ったり威圧的に話すことで自分の主張を通すようになっていき、大人になっても、そういう行動がおかしいとは気が付かない人が多いのです。
私も、ずっと穏やかに話すことは苦手でしたが、今はでは、怒って話すことは少なくなってきました。
でも、私自身の気持ちがいっぱいいっぱいになっているときは、今でも声が大きくなることはあります。
私自身が感じるのは、アスペルガーだから威圧的に話すのでなくそう生きてきた結果だと思っています。
現に、私自身が今まで威圧的に話し続け生きてきたのに、考え方が変わると、穏やかに話ができるようになったからです。
決して我慢して、穏やかに話しているわけでなく自然とできているので私は、アスペルガーの特性=威圧的な話し方というのは違う気がしています。
私も妻によく言われていたのが、アスペルガーの話し合いは自分の考えに相手を「うん」と言わせることだと言われたことがあります。
自分の考えを改めることを知らないので、自分の考え方や意見が絶対なのです。
そのため相手を説得させる手段が、威圧的な話し方なのです。
アスペルガーが、自分の考え方や意見を改め、相手の意見を尊重するようになれば、自然と大きな声を出したり、威圧的に接することは少なくなっていくと思います。
とは言っても、私も結婚して10年間、威圧的に接してきた結果、家族にとっては、存在だけでも威圧的に感じてしまうようです。
これは、時間をかけてゆっくりと解決していくしかないと思います。
もし、家族との修復を考えている同志で、まだ威圧的に接しているのなら絶対にやめるべきです。
そして、威圧的されて苦しんでいる方がいたら、まだ自分の考えを改められる域に達していない相手です。何を言っても「うん」と言わせるしか考えていません。
どんなに話しても傷ついて辛い思いをするだけです。
アスペルガーが感情的になっているときは、言ったことも忘れてしまうことも多いので、時間や日を改めて話をした方がよろしいかと思います。
しかし、子供たちにとっては、威圧的な対応をされていると精神的に耐えられなくなってしまいますよね?
もちろん、奥様も精神的に参っているとは思いますが、子供には逃げ場がありません。
そこは、フォローをしてあげないといけないと思います。
そして、当事者は子供たちの将来を考えても威圧的な教育は何も生まないことを肝に銘じて接することが大切でしょう。
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