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カンシャク爆弾の息子くん、ここ最近2回連続で大きなカンシャクを起こしてくれました(ToT)
一度目は、空手の試合が終わって家に帰り着いて、双子の娘と庭でサッカーをしていた時です。
突然、娘たちが号泣で返ってきました。
理由を聞くと、息子が思いっきりボールを蹴って娘に当たったそうなんです。
「なんで、そんな思いっきり蹴るの」と聞くと・・・・
どうも、息子の様子が変で・・・突然叫びだし、まくし立てて怒鳴りだしました。
「約束を破った、俺は悪くない、包丁を持ってきたらどうたらこうたら・・・・・」
正直、息子は何を言っているのかわからなかったのですが、ようするに自分の思い通りにならなかったことに腹を立てているのはわかりました。
ちなみに、包丁の話は数日前に『正当防衛』の話をした時の話を混ぜこぜに話していたようです。
とても、話を聞ける状態でもなく、手を付けられない状態だったので、娘たちを家に入れて、外で叫ぶ息子のことを放っていました。
すると娘が、「私が悪いの、遊んでいるとき『お水を飲みたい』と言ったから」と泣きながら言ったので
私たちは、「それくらいで怒るのは違うから、あなたは悪くないのよ」と娘をかばったことが、また気に入らなかったみたいで壁をドンドン蹴っ飛ばしたり、テラスの柱を蹴ったりしていました。
「あの~そのテラス高かったので蹴らないでね~」とだけ言って放っていました。
息子は、ご飯ができるまで一緒に楽しく遊んでいたのに、途中で抜けようとした娘が許せなかったようなのです。
しかも、「ごはんができるまで遊ぼう」と娘と約束したことが、息子にとっては重要なことだったようです。
とは言え、それくらいのことでキレていたのでは、この先・・・大変です。
娘にとっては大した約束ではないのに、息子にとっては重大な約束になるのです。
まったく~アスペルガーってのは、思い込みが激しくて困ったものです。
そんな息子がなぜか、2階から降りてきました?????
黙って台所に入ってきたら、娘が「ニンニン、約束やぶってごめんね~」と言ったので、息子も「俺もごめん」と泣き出しました。
本当に、娘は優しくて人間ができているのです。
「今日は、クールダウンに時間がかかったね?」と言うと「うん」と頷いてご飯を食べました。
「ところで、なんで2階から降りてきたの?」と聞くと・・・・・
「だって、鍵を閉めたやん~」と言うのです。
「いやいや、サッシも玄関も空いているし~」と言うと息子はキョトンとしていました。
息子は、アスペルガーなんですね~ 外に締め出されたと思い込んで、テラスの柱をよじ登り2階から入ってきたそうなんです。
「頼むから、そんな危ないこと二度としないで」と違うことで怒られた息子でした。
今回のことは、朝から空手の試合で緊張した時間が続いていたこともあり、精神状態があまり良くなかったことも私たちは考えてあげなければなりませんでした。
時間をフルに使わせると、気持ちに余裕がなくなってしまい、こういう事態になっているところがあります。
それは、私も同じでイベントが多い時になると、気持ちの整理が複雑になり混乱することがあります。
まだまだ、私でも未熟なのに息子は更に未熟なため、今回のようなことが起きると考えられます。
私たちは、私たちがコーヒーや紅茶を楽しむように、息子にゆっくりすることも教えていかなければならないと思っています。
これは、私たち夫婦にとって今回の大きな反省点でした。
そして、今朝のことです。
朝から、息子と妻が大喧嘩をしていました。
10分くらい、知らないフリをして寝ていたのですが・・・・・
昨晩、息子は妻と寝る約束をしていたそうです。しかし、息子が寝ていたから起きていた娘と寝たそうなのですが、朝起きたらお母さんが居ないことに怒ってカンシャクを起こしていたようなんです。
もう、5年生ですよ~おいおい・・・・そんなことで・・・・と思ったのですが、息子が落ち着くのを2階の寝室のベッドで待っていました。
そうしているうちに私も、起きないといけない時間になったので、リビングに降りていくと、こたつをひっくり返しガチャガチャに散らかった部屋を見て・・・・・
「こりゃ酷いね~さぁ~クールダウンして~」と言うとクールダウンしたのですが・・・・・・
カッカッして怒りが治まらないのは妻の方で、いつまでもいつまでも怒っていました。
「まぁ~まぁ~」という私の声など聞きもしないで怒っていました。
私も経験あるのですが、クールダウンしようとしているときに、追い打ちをかけるのが妻なんです。
クールダウンさせないようにしているのか?というくらいまくし立てます。
これ、絶対にダメです。
きっと、息子にとっては、妻は一番の理解者であって欲しいと思っているというか願っている感覚があるのだと思います。
その気持ちは、なんとなく私もわかる気がします。
そんな、お母さんに裏切られたときや気持ちが伝わらないときに、激しく怒り出すのだと思います。
自分の思いと違うことが「裏切られた」と思うんでしょうね~
もちろん、妻は息子のために全力で尽くしています。私から見れば「やりすぎじゃない?」と思うほどです。
きっと息子は、私も同じで、妻が尽くしてくれたことを蓄積して喜びに変えきれないでしょうね~
それを、言葉で教えようとしても伝わるものでもないし、これからの人生で学ばなければならないのでしょう。
息子が、この先、妻に変わる大切な人を見つけた時に、その人を大切にする気持ちを今から少しずつ教えてあげておかなければ、私と同じ失敗をしかねませんからね。
今回、2連発のカンシャクは、聞けば大したことではないのですが、息子にとってはブチ切れるに値する出来事だったのです。
私の場合は、45歳までそんなことで怒っていたわけですから~
息子には、理解してくれる家族や先生方もいます。
少しずつ、少しずつ、これから難しい思春期に入っていきますが、私たちも落ち着いて対応していこうと思っています。
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