アスペルガーと話し合うのは無理？だけれどそれじゃ～？　～アスペルガーと話し合う2つのテクニック～

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最近、多い質問で

「アスペ夫と話し合えないができないのですがどうしたらいいと思いますか？」

というメールをいただきます。

私は、毎回こう返します。

「アスペルガー症候群の人は話し合いは無理です」

え～～～～～～

ですよね～

でも、話し合いはできなくても、アスペルガーの特性を使って考えさせられる方法はあります。

まあ、我ながらめんどくさい　頭です。

この記事は極論で書いています。そんなに戦闘態勢に入って話し合う必要ないですよ。

ビジネス的に考えてみる

私は、自分で言うのもなんだけれど・・・

アスペルガーであっても、仕事の商談ではメチャメチャ力を発揮します。

反面、社内のだらだらした打ち合わせやプライベートな話し合いは

めちゃめちゃ面倒です。

その違いは、なんだろうと考えたとき・・・

それは話し合いの時間の違いです。

何を伝えたいかを整理する

定型の人でも、話し合いが下手な人はたくさんいます。

仕事などでは、アスペルガーで話し合いの苦手な私の方が

うまく行くことが多いのはなぜでしょう?

それは、ビジネスの打ち合わせは短時間で要点をまとめて話をするから

目的が明確になっているからです。

アスペルガーは社長さんでもなんでもないので・・・腹立たしいとは思いますが

ここは、一万歩くらいゆずって考えてみてください。(笑)

アスペルガーとまともに話せる時間は5分が最長と考えて間違いないです。

それ以上は、当事者にとってもパートナーにとっても話し合いをした意味すら

なくなる事態になるでしょう。

そして、アスペルガーは苦手な話し合いから逃げようとします。

まず話す内容を整理しましょう。そして、結論は数日後に求めましょう。

アスペルガーに比喩やたとえ話は不要です。

なぜならば、そんなの自分の頭で考えてもよくわからなくなるだけだからです。

頭の中を暴走させるだけです。

キーワードはひとつ

先にも書きましたが、ビジネス的な打ち合わせで考えたとき

定型の人の陥りやすい間違いは、言いたいことをすべて伝えようとすることです。

しかし、前の記事にも書きましたが、アスペルガーとは

ひとつのキーワードが飛び込んできた瞬間に話し合いは終了です。

例えば、

たったこれだけの会話でも・・・

そうなんです。話は「昨日」で終わっていることなんて　よくあることです。

アスペルガーとはそんな相手だということです。

そして、話し合った結果出てきた答えが・・・・

って・・・・なんの話だよってこと、経験したことある人多いのでは?

だったら、要件を先に持っていきましょう。

きっと、ムッときて喧嘩になるでしょうね。

でも極端に言うと、これくらいでいいのだと思います。

もう少し丁寧に言うなら

くらいなら伝わるかもしれません。

間違えても、1分以上の要件を言いまくると・・・・

いったいいくつのキーワードが入っているでしょう。

否定から入ると喧嘩にもなるし、余計なこと言うと伝わらないし・・・・

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アスペルガーの特性　～自分で考える～

アスペルガーの特性は、頭の中の暴走です。

すぐにパニックになるくらい考えます。

だから、キーワードをひとつ落としてあげると、自分で暴走し始めます。

反省することは少ないでしょうが、一応は考えてくれるはずです。

その時間をあげましょう。

「どうして・・・なぜななの・・・・」とマシンガンのようら責めてしまうと・・・・

核反応のごとく・・・・大変な状態になってしまいます。

少し、暴走させてあげるとたくさんのことが頭をよぎっているはずです。

そして、出てきた意味のない言葉は無視しましょう。

さっきの話でいうと・・・

と持っていくとうまく行きそうな気がします。

と・・・うまくいけばいいのですが・・・・

アスペルガーの特性　～すぐ忘れる～

まあ、どんなに短くしても話し合いがうまく行く確率はそんなに高くないのも確かです♪

「お前が言うなぁ～」ですよね～　本当にすいません。

でも、失敗しても　安心なことはあります。

アスペルガーはすぐに忘れてしまうんです。

さっきの話で言うと・・・結局、ケーキの話で終わったとします。

※本当に、こんなことがあるから驚きですよね～

翌日、まったく同じ話をすると、意外と伝わったりもします。

喧嘩したあと、1時間くらいで馴れ馴れしく話しかけてくるのも

アスペルガーならではですよね～♪　本当に・・・すいません。(笑)

でも、こういうときはすぐに忘れる特性は便利なのですが・・・・・

と話はうまく伝わった・・・・めでたしめでたし・・・・

と思うところが甘い・・・・

せっかくうまくいった話し合いこれも、すぐに忘れちゃうのが、最大の難点ですね～

本当に・・・本当に・・・本当に・・・本当に・・・すいません。(泣)

積み重ねが大事

もう、忘れてしまったりするのは、子供の時から否定・批判され

生きてきたアスペルガーの本能なので仕方がないんですよ。

だけれど、経験値は上がっているのは確かです。

一度言ってもだめだけれど、何度も何度も失敗してアスペルガーは成長してきたのです。

だから、得意分野だけは人以上の能力が発揮できるのです。

もし、アスペルガーと向き合うつもりであれば、慌てずにゆっくりと

向き合うことが成功の秘訣だと思います。

やりすぎるアスペルガー

ついでに・・・・

アスペルガーは自分で決めると絶対に忠実に守ろうとしますので・・・・

「え～そこまでは言っていないでしょう～限度ってものがあるでしょう」という

事態が起こることはよくあります。

最近の私で言うと・・・

今まで嫌な思いをさせたこの家の雰囲気を変えるために

家具を買い替えまくったり、それぞれの部屋を作ったりしていますが

妻が止めなければ、部屋の改装まで頼みそうな勢いです。(笑)

終わりに

今回は、話し合いについて一部分を書きましたが

大切なことは、話し合いの時間とキーワードをたくさん落とさないこと

この2点を気を付けると、話し合いがうまくいく確率が多くなると思います。

そして、失敗してもすぐに忘れてしまう特性も利用すると

うまく行くと思います。

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