アスペルガー症候群母への報告子供の頃・兄の自殺親子で振り返ってみた。

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今日、母に私がアスペルガー症候群でADHDであること、

妻がカサンドラ症候群であることは言えなかったけれど息子も同じ発達障害を

もっていること、亡くなった父や兄もたぶんアスペルガー症候群だったこと

兄は、私と同じADHDでもあったと思われること。

アスペルガー症候群とは何か・・・・ADHDとは何か・・・・を話した。

今現在、妻の自由時間を作るために実家に帰ってきている。

なかなか、男親の実家には寄り付かないものだ・・・・

しかし、今回の帰省にはもう一つの理由がある。

私の子供の時の話を聞きたかったのだ。それが、息子のためにもなるかもしれないからだ。

とはいえ・・・・かなり抵抗のある話です。

母の反応

母に、「どうやら、うちの家系はお父さんから　発達障害の家系らしい」と伝えた。

母は当然・・・「何それ？」と答えた。

私:「お父さんも、お兄ちゃんと話していても、何か話がかみ合わなかったでしょう?」

母:「うんうん・・・突拍子もないこと言ったり、よくわからないことがいっぱいあった」

私:「俺も含め、自分が間違えているとは絶対に考えなかったでしょう?」続けて

「どうも俺は、アスペルガー症候群でありながらADHDらしい。」と伝えた。

母:「本当よ～あんた達と話すのは大変だった・・・」

と過去を振り返っていた。そして・・・・

「なんで?今頃?　どうしてわかったの?」

と聞かれたので・・・・

まさか、離婚騒動で・・・とは言えないので・・・・

「子供にその傾向があるといわれて気が付いたんだよ」

と答えた。

そして、アスペルガー症候群の特徴やADHDの特徴を

いろいろオグラートに包みながら説明をした。

精神科

母も、自殺した兄の時にいくつも精神科をまわっているのでいろいろ知っている。

しかしその母ですら・・・・・・

息子を、精神科に連れていくと伝えたところ

「えっ?そんなに・・・・まだいんじやないの」と言った。

私は、意外だったので驚いた。

兄も　うつ病で苦しんでいたから行っていたのに・・・・

でも、20年が過ぎて・・・精神科に通う人たちも

気楽に行けるようになっていることを知らなかったのだ。

20年前に1か月前から予約をするようなことはなかった・・・・

私の子供のころ

先生にとにかく反抗していた。
勉強は全然しなかった。
パソコンを買い与えてから変わっていった。
落ち着きがなかった。
とにかく喧嘩ばかりしていた。
とにかく忘れ物が多かった。
とにかく落し物が多かった。
先生も母も手に余っていた

聞けば聞くほど・・・申し訳ないと思いました。

本当は、もっともっと詳しく聞くつもりでしたが・・・・なかなかできませんでした。

兄を思い出して

母は思い出して・・・・

「お父さんも、お兄ちゃんの病院に行くことで少しは楽になっていた

　それでも、なんとかできると思っていた・・・・だからつらかったのだろう・・・・

　また、お兄ちゃんも何とかしようと必死だった・・・・だからより辛かったのだろう」と

兄は、一番最後に　母の手伝いとして洗濯物を畳んでから「ありがとう」と言って飛び降りました。

参考【兄の自殺】

きっと、母はそのことを思い出したのでしょう。

それ以上は話せなくなってしまいました。

母からのコメント

「確かに、お兄ちゃんも小学一年生の時に発達障害があるといわれた

だけれど、全然信じなかったから、お兄ちゃんはつらい思いをしたけれど

あの子は、あなたがわかってあげているならいいね

あの子が困らないように教えてあげないとね」

と自分たちができなかったことを後悔していた。

母も、発達障害のことを知ってちょっとほっとしたような感じをうけた。

だから、兄のためにも私も息子も生き方を間違えないようにしなければ

兄も報われません。

またゆっくり話をしたい

母も、いろいろ考えたのでしょう。

昔を思い出しているようです。

いつか、またゆっくり話してみたいと思います。

きっと、父も兄も私も母に辛い思いをさせてきたのでしょう。

母が生きている間に恩返ししないとね。

しかし、まずは自分の家族が一番、それが母のためにもなると信じて

これからも考えていきたいと思います。

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