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私のブログにカウンセリングという言葉を普通に使っていたので勘違いをされている方も多いようなので今後気を付けて書きたいと思います。
私の通っているのは、カウンセリングではなく病院です。
病院は、診察と投薬治療が基本となります。
「え~カウンセリングじゃないの~」と思われた方も多いかもしれません。
病院によっては、カウンセリングもしているところもあります。
カウンセリングを望むのであれば、事前に確認しておいた方がいいかもしれませんね。
カウンセリングというカウンセリングは私も受けたことはありません。
しかし、私が通っている病院は、カウンセリングとは違いますが、度々私の特性を理解してくれアドバイスをくださいます。
「逃げることも大切」とか
「自分の居場所を見つけ、クールダウンする場所を見つけたら?」とか
「それを彼女に臨んでもできない特性の持ち主だから~」などなど
アスペルガーだからとか、ADHDだからとかではなく、その特性について説明してくれます。
この特性についてのアドバイスがとても重要なのです。
「俺ってこんな特性を持っているんだ~」とわかればその特性を生かすことも修正することもできるのです。
「彼女はこんな特性だから」と教えていただくことで、相手の苦手とする特性も知ることができるのです。
先生は、その特性を否定するのでなく肯定し理解を深めてくれる存在なのです。
私も、3つの病院に行って今の病院に決めました。
なかには問診だけして薬を出すだけの先生もいました。
ですが、私が尊敬している先生は、その薬の特性や効果について詳しく教えてくださいました。
もう一つ大事なことは、先生を信用することです。
もし、私が一人で病院に行っていたら今頃もう病院へは行っていないかもしれません。
妻が先生を信頼しているから、私はその先生を信頼しています。
そして、発達障害の息子も両親が信頼している先生だから、先生のことをとても信頼しています。
もし、妻や私が先生を信頼していなければ、私も息子も今の生活は無かったと思います。
病院も、合う合わないはあると思いますが、まずは先生を信頼するところから始めてみてはと思います。
そして、信頼できる先生が見つかれば少しずつですが変化が現れます。
病院に行ったから、薬を飲んだからと言ってすぐに治るのであれば、発達障害なんて大それた病名はつきません。
今では、私たち親子は2~3カ月に一度病院に行っています。
二人ともエビリファイという精神安定剤を貰っているのですが、自分自身では何も変化を感じないのですが、ストレスの受け方が全然違っているのです。
明らかに違うのは車の運転です。
今まで、そんなに急いでなくても遅い車を見るとイライラしてすぐに追い越していました。
もちろん、スピード違反も何回もありました。
それが、発達障害の治療を始めてからは、車の運転も優しくなり、道を譲ったり、のんびりとドライブやツーリングを楽しめるようになりました。
今まで飲まなかった紅茶やコーヒーなどもゆっくりと楽しめるようになりました。
何より変わったのは、妻や子供たちの話に耳を傾ける余裕がでてきたのです。
アスペルガーを治す薬は存在しませんが、アスペルガーの一番の問題点、ストレスからずいぶんと解放されるのです。
病院によって、治療方法は様々だと思いますが、私は今の病院に行って良かったと思っています。
「病院に行ったけれど何も変わらない」という人もいるでしょう。
でも、その病院に行かなければ何も変わることはありません。
きっと数年たって振り返った時・・・・昔に比べれば変わったよなぁ~って感じだと思います。
私だって、劇的に変わったわけではありません。
何度も「ちゃんと最後まで話を聞いて」「誰もそんなこと言ってないでしょう!」と怒られてきました。
その数が、1回減り2回減りと話を聞くことが苦手ながらもできるようになってきたのです。
ですから、パートナーの方も当事者の方も慌てたり焦ったりしてはダメです。
その焦りがストレスとなって返ってきます。
3年経てばずいぶんと変わりますよ。
「もう病院なんて行かなくていい」とやめてしまう人も多いです。
病院へ行き、特性を理解し自覚すること小さなできることからでいいのです。
1分の会話に耐えられなかったのが、3分に・・・5分に・・・30分と言った具合に会話を楽しいとさえ思えるようになってきます。
一人で話していた昔、今では話を聞くのも楽しくなってきました。
普通の夫婦みたいに、いつもベタベタとまではできなくても、1日の10分でも充実した時間を楽しめたらどれだけ違うでしょう。
「平凡な穏やかな生活」の真似事程度はできるようになります。
私も、その平凡な穏やかな時間を少しでも家族で共有できれば幸せだと思っています。
どうか、歩みだした方慌てずにゆっくりいきましょう!
「いつまで続ければいいの?」と思われる人もいるでしょう。
でも、そう思うのは最初だけです。
自然とずっと続けられるようになります。
それが続く限り、お互いの幸せな時間は続くと言えると思います。
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