アスペルガー症候群の克服 ~夫婦再生~


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最近は、私のブログも多くの方に読まれるようになり

多くの方からのメールが届きます。

その中で、奥様から言われ発達障害の旦那様が私のブログを読むように

なった方も沢山いるようです。

今日は、そんな同志にメッセッージを残したいと書いています。

最後まで読まない人もいるだろうから、夫婦再生のコツを先に書くと・・・

とにかく妻の話を聞く。

そして・・・・

「うれしい」

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「間違えていたね」

たった、これだけで 夫婦関係は改善します。

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まず、私もまったく同じで・・・・

妻の方が頭がおかしいのではないか・・・・

妻の方が甘えているだけだろう・・・・

私がどれだけ我慢して頑張っているか知らない・・・

な~んて思っていませんか????

それが、間違えているだの・・・正しいだの・・・・は

まず置いておきませんか?

今、いったい何が問題なのか????

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妻と話し合いができない。

妻の言っていることがわからない。

妻が言っていることはわがままだ。

妻はいつも、自分を責める。

妻はいつも、私を敵対視する。

そう思ったのなら、よく話を聞いてみましょう。

「間違えている。正しい。」という考え方を忘れましょう。

「なめている。バカにしている。」という考え方も置いておきましょう。

ただ、言っていることを聞いてみてください。

実際には、シンプルに今の感情を表現しているだけで、それ以上のことは

意外と勝手に思い込んでいることが多いようです。

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もし・・・

「俺は・・・こんなに・・・・」

「俺は・・・・」

「俺は・・・・」

オレオレ症候群に陥っていませんか・・・・

この考え方は、私たちにとってはマイナス要素でしかありません。

アスペルガーが人より努力したり、頑張ったりすることは口にしなくても

わかってもらえます。

ただ、それを口に出したとたん、対アスペルガー対策に関しては

「何もわかっていない」と言われるだけです。

なぜだかわかりますか?

「俺が・・・」「俺は・・・・」

「俺はできる」「俺ならできる」「俺の言った通り」などなど

その空間が息苦しく一緒にいたくなくなる要因の一つだからです。

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いつも、パートナーが不機嫌に見えたり・・・・

理解されていないように見えるときはありませんか?

人は、常に機嫌がいいわけでなく

機嫌が悪い時もあれば、気分が乗らない日もあるものだ。

いつも、自分と同じ感情だと思ったら大間違いである。

機嫌が悪い時は、そっとしておくことも大切だ。

 

慌てても、何も変わりません。

なぜなら、残念ながらアスペルガーを含め発達障害は

治るものではありません。

しかし、克服はできます。

それは、何度も言うように話を聞くことです。

正しい、間違っているなどの判断をせずに素直に相手の話を聞くことです。

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今までの息苦しい関係が、ちょっとやそっと・・・・

1~2年程度でどうにかなると思ったら大間違いです。

もっともっと長い時間がかかるでしょう。

ただ、その一日一日は確実に改善に向かっていくと思います。

その一日一日を大切にすることが、一番の克服への近道と思います。

私は、結婚して10年間、そして克服を誓って1年間、カウンセリングを受けて

半年が過ぎました。

今は、家族に笑い声も帰ってきて・・・仲良しこよしとまではいかないが

それなりに、家族仲良く過ごせるようになった。

 

暖かくなったら、キャンプに行くことを楽しみにしています。

 


 

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fuufu    blog@conjugal-love.net

 


 

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12 件のコメント

  • いつもブログを参考にさせていただいております。また、前向きに克服に取り組んでいらっしゃるよしべえさんのような夫だったら…と羨ましく思うこともあります。

    うちは夫が発達障害の可能性が濃厚です。わたしが鬱になったことがきっかけで、ようやく、彼も心療内科での受診とカウンセリングを始めてくれました。医師の見識では、面談したところ発達障害だと思われるが、検査しないと診断を確定できないとのことです。カウンセリング担当の臨床心理士が検査に誘導してくれるとのこと。

    また、医師からは、夫の年齢が40代半ばということもあり、本人が変わりたいという意志がなければ難しいと言われました。その通りだと思います。

    このブログを夫にも紹介しましたが、読んだのか、そうでないのか不明です。何も変わっていないところをみると、わかっていないことだけは確かです。

    離婚は嫌だ、家族と一緒にいたい、そう思えるよしべえさんは素敵ですね。

    うちは結婚して1年足らずです。付き合っているときからトラブルは多かったのですが、仕事が、孤独が、彼を難しい性格にしたのかと思い、一緒にいれば良くなるんじゃないかと信じて結婚まで進みました。でもそう簡単じゃなかったです。

    医師からは、人とうまくやれないから、40代半ばまでひとりでいたんだと、逆に考える方が自然だと言われました。確かに彼の言動を見るとその方が腑に落ちます。

    わたしの夫は「自分の非を認めるのが相当辛い」と本人も言っています。謝れません。

    自分の考えたこと、感じたことが事実だと思い込んでいるので、おそらく診断を受けても、自分を受け入れることがとても難しいでしょう。それに克服するよりはひとりでいるという選択を取るだろうと思います。

    わたしも離婚を考えています。夫は被害者意識が強く、人の意見を否定や非難と受け止めて、攻撃してきます。気持ちを受け止めてもらえない辛さ、暴言、責任転嫁、批判… もう心が疲れました。辛いです。

    発達障害も程度の差があるそうですね。環境に恵まれて、まっすぐに育った方は、一本気で真面目で素直で、いいところもたくさんあると思うんです。

    残念ながら、うちは別の二次障害も見られますので、結婚を続けるのは難しそうですが、ご自分を受け入れられて、努力されているよしべえさんのこと応援してます。奥様にも頑張りは伝わると思います。

    • 応援ありがとうございます。
      私も、決していい旦那ではありませんでした。
      私も、自分の非を見つめることは苦手で、暴言や批判を繰り返していました。
      妻も、私の変わりようには大変驚いていて
      つい最近まで、なかなか信じてもらえませんでした。
      今は、自分で気が付くことができて本当に良かったと思っています。
      そして、夫婦再生も順調で妻にも感謝しています。

  • 夫婦再生、難しそうです。

    発達障害の夫と夫と同じタイプの姑や小姑。

    それぞれが自分の考え方正しいと譲りません。
    人の言うことを聞きません。

    二次障害も出て現在休職中の夫。
    いまだに悪いのは周り、自分は普通なのに周りの人達が勝手に病人扱いすると思っています。

    私は夫のことが一番のストレスで突発性難聴になってしまいました。

    明日、大きな病院で受診後、結果次第で即入院になります。
    現在、実家療養中の夫には報告していません。

    6歳の息子宛てに電話が来たときも、夫が興味のあるゲームの話ばかり20分ほどやっていましたが、卒園式,マラソンに出た話、私の入院については一切言わず、理由を聞いてみたところ「父ちゃんに話しても母ちゃん入院するかもと言ったら、俺の方が難聴で入院が必要だ‼️俺の方が大変だ‼️とか本当かどうかわからないことばかり言うから嫌な気持ちになると話していました。

    6歳の息子、嫁からも全く頼りにされない夫。

    夫婦再生、無理っぽいです。

  • 先日からブログを読ませていただき、涙が止まりませんでした。

    完全カサンドラの私は、昨夜絶望感に押しつぶされ死を覚悟しました。主人はアスペルガーとはっきりとは診断されてはいませんが、テストでは自閉症の傾向がある事を診断されています。

    なかなか病院に行かず、逆に私があたまがおかしいと罵られ、私が病院でシロなら自分が行ってやってもいいという事で検査をした次第です。

    しかし、いつの間にか検査は傾向があると言われただけで不都合はないから、行かなくていいに変わり、また私が頭がおかしい人と元に戻っています。

    ここ数日夜中に涙が止まらず、2回目の激しい鬱症状が私を襲っています。

    幸い今は少し気分が落ち着き、ただ横になり時が過ぎるのを涙を拭いながら時計と向き合っています。

    • お疲れ様です。旦那さん診断まで受けているのに先に進まないのは残念ですね。
      私も、診断自体が大切とは思いません。
      しかし、傾向がある=特性を持っている ということで、その特性に問題があるのだと思います。
      ひとつひとつの行動に目を向けて向き合うことが大切だと思います。
      何はともあれ、旦那さんが変わる気を起こしてくれないことには始まりませんよね?
      辛い時は、ゆっくり休んで自分を取り戻しながら向き合うことは大切なことだと思います。
      時には何も考えない時間もいいですよ。
      私たちも、自分たちの時間を大切にしてリラックスする時間を大切にしています。
      コーヒーやお酒を飲みながらリラックスするように気を付けています。

  • 丁寧なお返事ありがとうございます。

    離婚を決意し、私が口をきかない日がたった2日で謝ってきた主人。

    しかし謝るが心から謝罪なんてしないのはわかっています。

    なので、今まで生きてきて本気で謝った事ある?ってきいたら、思い出せないから無いんだろうね。って返答されました。

    もはや、違うだろ〜〜今、今、今!
    って泣けてくるやら、あきれてしまうやら、更に絶望という底なし沼でもがく羽目になりました。笑

    しかし、離婚原因が全てアスペルガーの特性では無く、その人個人の性格や育ち方もあるなぁって、最近思います。

    今日はラベンダーアールグレイソイラテを持って仕事に行きました。
    田舎はスタバが無いので、やっと見つけたラベンダーアールグレイ。
    外で飲む紅茶もいいものです。

    • なかなか大変ですね~旦那さんも謝りなれていないため本気とか本気じゃないという感覚はないのでしょう。
      私もなんとなく、旦那さんの感覚がわかる気がします。
      謝る行為自体が一線なのだと思います。その一線を越えた行為に「本気か本気じゃないのか?」と聞かれるとパニクっているのかもしれません。
      私も、今はとにかく「謝る」という行為を気を付けて行動していますが、「『謝る』の大セールをしているのでは・・・・」と言われると
      否定はできないかもしれません。
      きっと、旦那さんなりの謝罪だったと思いますよ。
      ゆっくり、そういうところも話し合えるようになるといいですね?

      貧乏性の私はスタバは贅沢すぎて、マックの100円コーヒーで満足しています(笑)
      妻は、よく昼食代をケチって行っているみたいですが、昼食代はあまり考えない私とはまったく逆です。
      妻曰く、スタバは値段分の価値があるそうです(笑)
      そういう場所があるっていいですよね~

  • お久しぶりです。事故後の体調はいかがでしょうか?
    我が家の経過ですが、
    先日主人にこちらのブログをすすめ読んでもらいました。
    私は16年の思いを主人に吐露し、身体が軽くなった気がしました。
    まだまだやり直しをしたいという主人の申し出には首を縦にふれない私です。それは何度となく繰り返された屁理屈がいつ襲ってくるかという恐怖から。
    屁理屈の後の暴言も聞きたくないからです。
    しかし、ブログを読んでの気づきも主人はあったらしく経過をみてほしいとのこと。
    いずれにせよ、家族で過ごす最期の年末年始になるかもしれないので、せめて平和に普通にすごせるように願うばかりです。
    残り少ない2017年、風邪など引かれないよう御自愛下さい。

    • 背骨の骨折はだいぶん痛みもなくなってきました。
      16年間のすれ違いから、なかなか思い直すことは難しいですよね?
      私たち夫婦も同じです。今は仲良く過ごせるようになりましたが、何かあるたびに妻は「離婚」を口にします。
      私も、妻が離婚を望むなら仕方がないと思っています。
      ただ、子供たちと別れたくないので、これからも頑張っていこうと思っています。
      いろいろ、トラブルもありますが そのたびに自分なりに誠意をもって対応していき
      それでもダメなら仕方がないと思っています。

      良い年末年始になるといいですね~
      私も、長期出張から今日帰れるので家族に会えるのを楽しみにしています。

  • こんにちは、パートナーがアスペルガーの疑いがあり、特性を知ろうと思い検索していたところ、このブログにたどり着きました。当事者目線からの発信でとても勉強になり、そして自己否定から少し脱却できました。今現在の悩みを記載するので、当事者目線で回答いただけると大変ありがたいです。

    パートナーとは紆余曲折しながらも10年近く付き合っている状態です。正確な診断を受けている訳ではありませんが、知人から指摘され、本人が自分で調べて自覚をし始めたところです。私自身は以前から彼に傾向はあるなと思っていたので、さほどショックではなく、むしろホッとした部分もあります。

    しかし、ここからが難題で、自覚はしているものの本人は個性・性格として受け止めて欲しいとのことで、通院する必要はないと彼自身が判断しています。(仕事上問題ないようです)
    それは尊重してあげていいと思っていますが、私とコミュニケーションを取る際に「特性」が出ているから上手くできないことがある多々あります。その際に「特性だから仕方ない、あなたのことを知りたいから、嫌なことや出来ないことは教えて欲しい」と伝えたいのですが、この行為が彼にとって個性ではなく病人扱いすることになるのではないか、と悩んでいます。

    人格を否定せずに、寄り添うために声を掛けたいのですが、どのように声をかけると当事者として安心感を持てるのでしょうか。

    • コメントありがとうございました。
      「個性として見て欲しい」という彼の気持ちもとてもよくわかります。
      私も、何かあるたびにその行動を病気のせいにされると気持ちのいいものではありません。
      例えばちょっと黙り込むとそれを病気のせいにされても、そんな時は誰にでもあります。
      やはり、話をするときになんでもかんでも病気のせいにして話すことはよくないと思います。

      逆に言えば、病気として考えずに「これは嫌だからやめて」とその行動ひとつひとつに対して
      話しをした方がいいと思います。
      アスペルガーの特性が彼の弱点ではないと思います。ひとつひとつの行動の中で気になったときそのことに特化して話をしないと
      まとめて、アスペルガーだから・・・という話は自分の人生を否定されている感じがしていい気持ちはしません。

      大きな声を出すのをやめて欲しい時は、「そんな大きな声を出さなくても聞こえているよ」と伝えればいいし
      「大きな声で話すのは、普通の時でも恥ずかしいことだから少しボリューム落として話す練習をしましょう」とか
      あまり、くどくど言わずに指摘してあげる程度でいいと思います。
      そして、もしボリュームを落として話ができたら「今日みたいな話し方をしてくれたら、あなたのことよく理解できたわ」などと
      成功体験を増やしてあげることで、だいぶん変わってくると思います。
      発達障害の人たちはこの成功体験の少なさや間違えた成功体験の積み重ねにより、変なコミュニケーション能力を身に着けている人も少なくありません。

      • fuufu 様
        早々にコメント返信していただき、ありがとうございます。

        パートナーとして、嫌に思ったことをシンプルに伝える、そして伝わった時には感謝してあげる、ということが大事なのですね。話し合いしたい時に、逃げ癖が強く出る傾向なので、自分が他国語で色々言われてるようなものだと思って、一つ一つ丁寧に接しようと思います。
        コミュケーションの仕方もトライアンドエラーですね。

        この度は、丁寧にご回答いただき、本当にありがとうございました。
        これからもfuufu 様のブログを参考にさせていただきたいと思います。
        更新楽しみにしています!

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