アスペルガー症候群の暴力と暴言

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アスペルガー症候群の人は、暴力的で暴言を吐くものだと思われている人も多いようですが、決してそんなことはありません。

なかには、黙って何も話さない人も少なくありません。

無視し続ける人もいます。

それぞれの行動は違うように見えますが、もとを正せばコミュニケーションが苦手だからこその行動です。

よく、暴力的な人はみんなアスペルガーと思っている人も少なくないでしょう。

コミュニケーションの苦手な子供が、泣いたり、怒ったり、カンシャクを起こすのと同じようにすぐに怒ったり、カンシャクを起こす人は少なくないのも確かです。

拘りが強く相手の言い分を取り入れながら整理して話の出来ないアスペルガーにとってコミュニケーションはとても苦手なことです。

それは、生まれついてのことで子供の頃から、カンシャクを起こし意味が分からなくなるほどパニックを起こし、その行動に周りの人が合わせて生きてきたのです

それは、大人になっても同じで、無視すること、黙りこくること、暴力的に反発することで解決する人は少なくないのです。

喧嘩をしたときに、心無い言葉に傷ついた人も少なくないでしょう。

本当は大好きなのに「お前性格が悪い」とちょっと思っただけでそれを口にしたり「本当は、俺はそんなに好きじゃなかった」なんて言葉を平気で口にしてしまうこともあります。

「離婚だ~離婚だ~」と口癖のように言ってしまうのも、本気で離婚したいという気持ちからでなく、その時浮かんだ言葉をそのまま口にしているときも少なくありません。

そりゃ~普通の人だって時には「他の人生もあったかもしれない」なんて思いますよね?

でも、普通はその言葉を発することはないでしょう。

だけれど、アスペルガーは考えなしに口にしてしまうことがあります。

その時は、頭の中がパニックになっていて出た言葉が、今浮かんだ言葉だったということはよくあります。

最悪なことに、その言葉を発してしまい後悔しても、「ごめんね」も言えない自分の過ちを正すことがとても苦手な生き方をしつづけてきた人も少なくありません。

私も、その一人でした。

「ごめんね」の一言で何度かは許してもらえたかもしれません。

ですが、その「ごめんね」が言えない生活を続けてきたことで、私は絶対に謝らない「悪いのはすべてお前だ」というコミュニケーションを続けてきた結果が、いつまでも深い傷を残したままになっているのだと思います。

もちろん、絶対に言ってはいけないことも言ったと思います。

妻は、お義母さんのことも私はバカにしたと覚えています。

しかし、私にはその記憶がありません。

むしろ、お義母さんには結婚の時バツイチの私に、「これから生まれてくる子供と同じように、前の子供たちのことも大切にしてあげてください」と優しい言葉をいただいたことに深く感謝しています。

その私がお義母さんをバカにするはずがないと思っているのですが・・・・・

事実は違うようです。

妻に対して、「前の嫁の方がまだましだった」なんて酷いことも言ったことがあります。

私は、そんなことも忘れてしまいます。

傷つけてしまった言葉や行動は、謝って済む問題ではないことです。

その行動ですら謝らずに過ごしてきてしまった私は、本当に酷い男でした。

「だからどうしたの?」というのが傷ついたパートナーの率直な感想でしょう。

だから、これから手遅れでも取り戻すのです。

取り戻すと言うと、今までのことをなかったことにしようとしているようですが、傷つけた分これから楽しい思い出を増やして、そんな嫌な思い出を少しでも思い出さないようにしてあげたいと思っています。

アスペルガーだから、暴力的になったり、暴言を吐くのではなく、アスペルガーでも訓練次第でそういう行動をとらないようになることは難しくはありません。

当然、当事者の自覚が一番大事ですが、それを助けてくれるパートナーの力も必要となります。

傷つくことは、人より多いかもしれません。

ですが、もし当事者が変わろうとするのであれば手伝っていただければと勝手な願いを書かせていただきました。

一組でも多くの夫婦再生ができれば、発達障害なんて病気はたいした病気ではないと思える日が近づいてくると思います。


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9 件のコメント

  • こんにちは。以前もコメントさせていただきました。彼ととても性格が近いように思いますので、いただいたアドバイスを心に刻み込んで彼と接してます。相変わらずな部分も改善した部分もあり…今は手紙に書くという方法だと、口で言うよりうまくいく気がしてます。面と向かって話してると「だらだら言うな!」とまともにとりあってもらえないので。耳からの情報を理解しにくい障害があるのかも?とも思ってます。

    ただ暴言はしょっちゅうで、お前がいない方がいい、お前がイラつかせる事するからだ、お前が全部悪い、エラそうに言うな、と言います。なんでこんな事を言えるのか、と驚きます。私はエラそうに言ったりしてないですが、あまりにひどいことを言うので「そういうのやめて、良くないよ」とすぐに言ってしまうのですが、認めてしまうと私が正しくて自分が間違ってるということになってしまうから認められないのでしょうか?相手を罵倒してる時は相手に悪いとは思わないのでしょうか?気分で言って本当に忘れてるのでしょうか?「これは本当に思ってるわけじゃない」と念仏のように唱えてぐっと堪えてますが、なんでこんなに我慢してるのか分からなくなることもあります。一言ごめんねと言われたらいいよと言って許せたりするかもしれないのに、その場で怒鳴り散らしてその結果が別れだとしても、なぜ歩み寄れないんでしょうか?落ちついた後からでも、なぜあやまれないんでしょうか?気づいたらよくなるんでしょうか?助けたくても、その力はもう残ってないかもしれません。

    • 難しいですよね。「ごめんなさい」と自分の否を認めるような人生を送ってこなかったのに急に変わりませんよね。
      「なぜ歩み寄れないのだろう?」確かに普通のことかもしれませんが、アスペルガーは拘りの塊であまり歩み寄るという感覚は持ち合わせていない人が多いです。
      当人は助けて欲しいと思っている人も少ないですし、一方通行の思いも多いのが現実です。
      周りからは生きにくいだろう?と思われがちですが本人にしてみればそこまで苦労していないので実感がない人も多いのです。
      だから、パートナーだけが頑張れば疲れてしまいます。
      アスペルガーとの生活には、適度な距離感と時間が必要だと思います。
      まともに、普通の人と付き合うように付き合えば疲れ傷つくことが多くなると思います。
      まずは、ご自分を大切に考えた方がいいと思いますよ。

  • 返信ありがとうございます。
    確かに彼は自分のやり方で困っておらず、私が彼にいろいろ言った初めての人間なのでとてもうるさいみたいです。
    時間がたてば、うまく伝われば変わるかもしれない…それが希望ですね。
    私が彼を分からないように、彼も私の言ってることが分からず、自分を変える必要などないと思ってるのかもしれないですね。拘りが性質なら仕方ないですし、それを「なんで?どうして?」と思っても意味のないことなんですね。
    普通の反応を求めていると、傷つきます。でも愛情はある、誰かを愛おしく思う感情はある、それを信じていきたいと思います。fuufuさんのように、今の生活が大事だから、と相手を思って彼から行動を変えてくれる日が来るといいなと思います。

  • こんにちは。
    主人と半年以上穏やかな生活が続いていたのに、久しぶりにキレられて暴言に傷つき、こちらも久しぶりに拝見したところ、タイムリーな記事を書いていただいていて、少し落ち着きました。

    やはりうちも同じで、私を馬鹿にすることはしょっちゅうですが、堪え難いのは親を馬鹿にされることです。人の親を馬鹿呼ばわりしないでと言いましたが、怒りに任せて「そんな馬鹿どこにいるよ!馬鹿だろ馬鹿!」と言われました。
    何だか、アスペルガーという特性を色々考えても、人の親に対して「馬鹿」と考えることすら信じられなくて、今までも酷い言葉には耐えてきましたが、こんなことを考える人と生きていけるのかと、不安になってしまいます。
    昔から、とにかく「見下された」と思うことに対してものすごい怒りを表します。他の人は気にしないような些細な言動を「見下された」と判断するようです。疑問なのですが、では彼は、自分が一番偉いと思っているのでしょうか?私の親に対しても同様の理由で怒り、馬鹿と言うのですが、では年長の私の親に対して、自分が上だと主張しているんですよね?
    私のことはもちろん見下していますが、周りの人全てをそう見ているようにも見えます。
    fuufuさんは、かつて周りがどう見えていましたか?

    • はじめまして、にけさん。
      決して、すべての人を見下しているという言い方は正しくないかもしれません。
      結果として、見下しているとはいえると思いますが・・・・・
      旦那さんは、結婚して親しい関係ができているからの行動ではないでしょうか?
      まず普通の人には理解できないかもしれませんが、アスペルガーは自分の知識や考え方を重視してしまいます。
      その為、普段言わないことも身近な人には、そのまま口にしたりします。
      にけさんも、すべてがすべて旦那さんのお義母さんを尊敬しているわけではないのではないですか?
      でも、普通の人はそれを飲み込みます。
      しかし、アスペルガーは親しい人には思ったことをそのまま口にすることがあります。
      考え方や思想が違う人と意見がちょっとすれ違うだけで、見下されたとか馬鹿にされたと感じてしまうことがあります。
      ちょっと指摘しただけで、全否定されたように感じることも少なくありません。
      「ラーメンのスープは塩分が高いから気を付けて」と行ったことが「ラーメンなんか食べるな」と言われたように聞き取る人も少なくありません。
      「ちょっと塩分に気を付けてね。」=「塩を摂取するな」と聞き取る人も少なくありません。
      普通の人は、「言い方ってものがあるでしょう」と思うことでも親しい人には、そのままストレートに伝える場合があります。
      私も妻に対して尊敬する部分も多々ありましたが、それを口にすることは少なかったと思います。
      妻を肯定する発言も少なかったのは確かですが・・・・・
      受け手側としては、ひいき的に仮に肯定的な発言と否定的な発言が50/50だったとしても、相手にとっては否定的な発言は強烈に残るものなのではないでしょうか?
      それだけ、否定的な発言というのはダメージが大きく、アスペルガーは否定的な発言をセーブできない分、見下しているように思われるのかもしれません。
      だからと言って、許されるものではないですけれどね。
      本人にしては、にけさんやお義母さんのことをそこまでは思っていないのかもしれません。
      だからと言って許せるものでないことは間違いありません。
      だから、私も今はいろいろ後悔しています。
      きっと旦那さんも、かつての私と同じ状態ではないのかと想像いたします。

      • fuufuさま
        コメントありがとうございました。
        そうですね、どうしても過激になってしまうんですよね…。こういうことって、何年も何度も悩んでその都度理由を見つけて自分を納得させるのに、じわじわと、確実に心を蝕んでいくというか。。
        結婚当初あんなに好きだった彼のことが、家族としての愛情は変わりありませんが、「好き」とは自信持って言えません。思えば出会ってから一度も「悪かった」「ありがとう」「愛してる」を言ってもらえたことはなく、こちらが擦り減るばかりで。きっと、死ぬまでというか、死に際ですら言ってもらえないんでしょうね……。

        • 「悪かった」「ありがとう」「好き」などの言葉が言えない人は、発達障害でなくても男の人には多いと思いますが・・・・
          発達障害の場合、言えないのではなく、そこに気が付かない人も多いと思います。
          拘りの強さから、「好きなんて言わなくてもわかるだろう?」という気持ちは他の人より強いのかもしれません。
          結婚当初は言えてた言葉も、今となっては言えない人も少なくないでしょう。
          私も「好き」だという言葉は、恥ずかしくてあまり口にできないですが、「ありがとう」や「悪かった」という言葉は意識して使っています。
          今まで、長年あまり使わなかった言葉だけに抵抗はありますが大事ですよね?
          でも、旦那さんもきっと心の片隅では「ありがとう」や「悪かった」と思うことも人より少ないかもしれませんがあると思いますよ。
          きっと、死ぬまでには言えるようになるのでは?
          その為にも、日々の生活での経験というのが今後大切になっていきますよね?
          時間はかかるとは思いますが、少しずつでも変わっていってくれるといいですね?

  • こんにちは。
    アスペルガーの彼氏との日々を綴ったブログを書いてる者です。

    こちらの記事で心が救われましたので、ぜひシェアさせてください^ ^

    • どうぞ~どうぞ~
      是非、アスペルガーを幅広く知ってもらってください。
      アスペルガーも、見方を変えれば、クソガキみたいでかわいいもんですよ~
      普通の人とは、距離感や考え方にズレはありますが
      面白い生き物です。
      どうせ付き合うなら、予想外の行動もとりますし、面白ろおかしく上手に付き合ってみてください。

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