いよいよ、2020年も残すところあとわずかになりました。
今年は、コロナ禍で、いつもとは違う一年となりましたね?
アスペルガーの私にとっても、公私ともに心乱れた一年となりました。
みなさまは、いかがだったでしょうか?
私の会社でも、テレワークや外出自粛要請などで、家に籠る日々が続き、同僚が二人もうつ病で休職してしまいました。
まじめな人ほど、まわりの状況も見えにくく、売り上げも落ち、自分が何をしていいのかわからなくなったりと、悩みすぎたのでしょう。
また、太陽の光を浴びないと、自律神経に悪影響を及ぼし心の調子を崩す人も多いようです。
幸い、私はコロナ禍の影響で仕事が増えたこともあり、自宅での仕事も通勤時間が往復で二時間短縮できることから、それなりに良かったこともありました。
とは言え、私にとっても今までと違う生活に戸惑い、イラつきも覚えました。
せっかく続けていた、自転車も乗れない時期もありました。
楽しみな食事も、家で簡単に済ませたりもしました。
コロナ禍で一番痛かったのは、仕事のために自分の部屋の机や椅子やテレビやパソコン周りの環境を充実させすぎて、50万円ほど使ってしまったことです。
アスペルガーの私は、仕事環境や生活環境というものに、すごく拘ってしまいます。
椅子の材質や座り心地、カラーの統一、パソコンのモニターも大きく、キーボードやマウスまで拘ります。
休憩時のソファーなんている?なんて物もかっちゃいました(笑)
しかし、一番私を悩ませたのが、勤務時間でした。
普段は、家に仕事を持ち込むことはしないようにしているのですが、テレワークが推奨されてからは、気になったら数秒で仕事ができる環境だったので、サービス残業も多かった日々が続きました。
決して、私にとっては苦痛ではなかったのですが、中にはそういう環境がストレスになった人も多かったのではないかと思います。
アスペルガーの私たちにとっては、仕事に煮詰まると寝られなかったり、気持ちが落ち着かない人も多く、このコロナ禍での仕事が合わなかった人も多かったのではないでしょうか?
一緒にいるパートナーは、会社に出社しなくて自分のペースでのんびり仕事ができて良いことだと思う人もいるかと思いますが・・・・・
私たち、アスペルガーにとっては、今までないリズムはとてもストレスでしかないのです。
普段の仕事も勤務時間を、仕方なくルールに従っているだけで、私たちは自分のペースで世の中のルールに合わせて生活しているところがあるたけに、そのペースが崩れるとパニックになってしまうのです。
実際、私も今回は、何度も何年もしていなかった徹夜もしました。
自分で、自分の勢いを抑え込んだり、仕事の範囲を割り切ったりってことが苦手なんです。
気が付いたら、朝まで提案書を書いていたなんて、私たちにとっては不思議ではない行動なのです。
一般的な仕事のやり方を、参考に仕事ができるほど器用ではないのです。
アスペルガーも、人それぞれですが、一致しているのは臨機応変に自分のペースを変えることが苦手だということです。
まわりから見ていると、自分のペースで好き勝手にやっているように思われるかもしれません。
だけれど、アスペルガーや発達障害の人って、長年失敗を繰り返し自分なりに見つけた生き方で生きてきただけなんです。
だから、今回みたいな今までにない事態に陥った時、自分の生き方が乱れパニックになってしまうのです。
アスペルガー当事者にとっては、きっと大変な一年だったと思うとともに、そのパートナーや家族は、そのしわ寄せで今までに増して苦労されたのではないかと思います。
発達障碍者でなくても、一般的にコロナ離婚なんて言葉も流行ったほどです。発達障害の相手と平日も生活に共にしたパートナーにとっては苦痛な日々だったと思います。
私たちも、きっと妻は、毎日一緒にいるのは苦痛だったと思います。
私も、それはわかっているので部屋に籠って仕事をしていましたが、とくに話しかけるわけでなくても、妻にとっては息苦しく感じていたと思います。
でも、テレワークで家に二人っきりになった時間を、二人で楽しんだり、ランチを一緒にでかけたこともあり、すべてが悪かったわけでもありません。
意外と仲良くできた時間もあり楽しかったこともありました♪
本当なら、そんな時間を楽しみながら楽しく生活できれば一番いいのでしょうけれどね~
来年も、まだまだコロナ禍も続きそうですし、私もどすればいいのか未だにわかりませんが・・・・・
とりあえずは、できるだけ考えず一日一日を生きていこうとは思っているところです。
今年も、皆さんには応援いただきありがたく思っております。
来年は、今年以上に夫婦ともに、もっともっと仲良くできたらいいと思っています。
皆さんも、来年は今年以上に少しだけいい年にしていければいいですね?
スポンサードリンク
スポンサードリンク