人生の大半をアスペルガーと知らずに暮らしてきました。

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私も、発達障害・ADHD・アスペルガーなんて知らずに45年間を過ごしてきたわけですが・・・・

いまだ、自分が発達障害と気が付かない人もとても多いのが現実です。

ほとんどの、発達障がい者のほとんどの人が、気が付かないまま人生を終わる人の方が多いのかもしれません。

まわりの人からは、「変人」「宇宙人」「変わり者」と言われたとしても、それは個性であり人には理解できないものだと開き直り我が道を進んでいきます。

私自身、発達障害だからと困ったと思ったことは、ほとんどありません。

そんな私が、どうして変わらないといけないと思えるでしょう。

たぶん、私に今の家族がいなかったら、変わる必要を感じなかったことでしょう。

ただ、私は、今の家族が大好きで失いたくないという気持ちから、自分の特性に気が付き変わる人生を選択しました。

とは言え、人生90歳まで生きたとしても、発達障害と気が付かないまま半分を過ごしてきたのです。

どう変われば・・・・それは、たった3年間で答えがでるものではありませんでした。

人の気持ちを共有すること、肯定してともに歩むことを45歳を過ぎて初めて知りました。

まわりの人にとってみれば、発達障害って特別な障害に思われがちですが・・・・

小さいころから、虐められていたとしても虐められていることにも気が付かない子も多いです。

虐めていたとしてもそれが虐めらている感覚もなく育ってきた人も少なくありません。

人と気持ちを共有しない生き方を何十年としてきた人達に、気持ちの共有の大切さを説いたところでどれだけ伝わるでしょうか?

発達障害とは、そういうものです。

いろいろ調べても、答えが見つからないパートナーも多いことでしょう。

では、発達障害の人と結婚した人はどうしたらいいのでしょう?

諦めるしかないのか・・・・

よく、「発達障害の人の力になりたい」という話も聞きます。

しかし、肝心の当事者は、「力になってもらうことはない」と思う人も少なくないのも現実です。

そもそも、変わる必要性に気が付かない人がほとんどではないでしょうか?

当事者が変わろうとしたとき、はじめてパートナーの力が必要となるわけですが、それも簡単なことではありません。

私たちも、自分たちだけでは変わることもできず、病院という第三者を交えて向き合うことにしたのです。

発達障害の人と向き合うには、時間もかかります。

発達障害の対応ばかりに気をとれらると、お互いにとても息苦しく逆にストレスになることも多いのです。

まずは、ストレスと向き合うことから始めなければ、何年も続くものではありません。

もし、妻が「ほら~アスペルガーだから~」と指摘ばかりされたのでは、家にも帰りたくなくなりますからね~

その点、妻はアスペルガーという病気を理解しつつ、そっと自由にさせてくれています。

私も、なんとかその期待に応えたいと、日々いろいろなことを意識しながら生活をしています。

妻は、臨床心理士となってそういう人の支援をしたいと今頑張って大学院に行き勉強をしています。

成人の発達障害についてというよりは、子供のうちに発達障害について親達に理解を求め、早い段階から病院へ行くことを推奨するような活動がしたいようです。

やはり、成人になってからでは、どうしようもない部分もおおいですからね~

でも、子供のうちなら手助けもしやすいですからね~

ゆくゆくは、スクールカウンセラーの仕事を目指しているので、応援したいと思っています。

しかし、諦めていたのでは 離婚・別居 というリセットという方法しか浮かばなくなってしまいます。

ゆっくりと、リラックスできる時間を大切にしながら少しずつ解決していくほかありません。

長い人生、私は45歳という年から、発達障害に向き合ってきましたが・・・・

発達障害だから治そうとするのではなく、私は発達障害だから今まで生きてこれたし、今の生活があると思っています。

そして、発達障害の大黒柱として、発達障害の息子のお手本になってあげたいし、発達障害の長所は活かしたいし、逆に短所は見直していきたいと思っています。

発達障害は治すものではなく、うまく付き合っていくものだと思っています。

 

もっと、発達障害の特集番組でも、発達障害の基礎知識ばかり話すのでなく、ひとりひとりの拘りからどんな行動をとってしまっうのか?

また、一般的な人と比べるのではなく、もっと発達障害の当事者の成功事例などを紹介すれば、世間の見方も変わってくるでしょうし当事者も、受け入れやすくなると思うのですがね。

当事者が受け入れられない以上、進歩はないですからね~

しかし、発達障害と受け入れられなくても、それぞれの特性は受け入れることはそんなに難しくはないのではないでしょうか?

怒りっぽい人、イライラしがちなアスペルガーには、最近流行りのアンガーマネージメントなどの知識を身に着けることで大きく変わるのではないでしょうか?

怒りの消し方 ~アンガーマネージメント~

2018.11.08

 

 


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