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いろいろ、コメントやメールありがとうございます。
沢山のメールが届いているので返事が少し遅くなるかもしれませんが順次返信していますのでご理解願います。
メールのなかで多い、「薬を飲んでいないと、どんな風に今までと違うんですか?」という質問を沢山いただきました。
実は、これって自分ではよくわからないのです。
もともと、自分の意見を述べる時は、強い口調になってしまう癖があることは自覚しています。
そういう話し方をずっとして生きてきたのですから・・・・・なかなか癖は治りません・・・・
それでも、自分では気を付けて話をしているつもりです。
なのに、薬を飲んでいないと、妻は私に対して違和感を感じとっているようなのです。
未だに、細かい私のどういった態度や行動に違和感を感じていたのか・・・・わかりません。
今朝の会話を例にすると、住宅ローンについて話をしました。
妻が、「最近は最初の10年間の金利が無料なんだって~すごいよね~」と言う話をしてきました。
それに対して、「へぇ~そうなんだ~、だけれど、最初10年の金利無料が得かどうかわからないよ」という話をしました。
35年ローンの場合、現在の低金利で利率を確保したり、35年間の通常金利の優遇割引で契約した方が得な場合もあるから
今後景気が良くなった時のことを考えたら、あまり得とは言えないかもしれないという話をしました。
私にとっては、別に自分のことでもないし住宅ローンなんて、もうすぐ払い終えるので関係ない話なのでムキになって話しているつもりもありませんでした。
ですが、妻は「ねぇ~薬飲んでいる」と私に言いました。
普通に話していても、アスペルガーの特性と思われるくらいなら、私に関係ない話は、「へぇ~そうなんだ」でそれ以上話をしないという選択肢もあります。
それはそれで、アスペルガーと言われてしまうので・・・・「じゃ~どうしたらいんだよ~」って感じです。
私たちの場合は、10年以上もうまくコミュニケーションが取れていなかったため、今でも普通の会話をしていても噛み合わないと感じることもあるかもしれません。
残念ながら妻自身、私の言うことを素直に聞きたくないという感情もあるのかもしれません・・・・
ただ、そこには少なくとも、私の自分の意見が正しいという強い気持ちをもって話をする口調が、妻をそう思わせていることは間違いないでしょう。
妻の気持ちは、住宅ローンの詳しい話を聞きたかったのでなく、ただ「10年間金利が無料なんだよ~」ということを私に話したかっただけなのかもしれない。
それが、得だろうと損だろうと関係なかったのかもしれない。
真実は、妻に聞いてみないとわからないが・・・・それを、その場で察知することは私にはできないのだ。
きっと、薬を飲んでいても飲んでいなくても、妻の気持ちを察することは私には難しいことだろう。
だけれど、少なくとも 住宅ローンの説明をするのに、そこまで詳しく解説しなくても、もう少しやんわりとした会話はできたのかもしれません。
薬を再開して、まだ数日しか経っていないこともあるのかもしれません。
エビリファイは、相手の気持ちを理解できる薬ではないけれど、気持ちを落ち着け少しは冷静に話ができるようになります。
ここ数カ月で妻が感じている違和感は、そういった私の冷静さや落ち着きといった部分が無くなってきていることが原因だと思われます。
何度も書いていますが、それは私本人では全く気が付かなかったことです。
「薬を飲んで・・・」と言われていたのに「もう、飲まなくて大丈夫!」と言って聞く耳を持たなかったことを含め
冷静さを失っていたのかもしれません。
アスペルガーの私には、「自分で自分の態度の変化にまったく気が付かない」ということを自覚しておくことが大切だと思いました。
そして、長く付き合っていくうえで、「様子が変だな?」と思ったら「少しイライラしている?」「何かストレスになつていることある?」など言える関係を築けたらいいなぁと思います。
でも、あまり 「アスペルガーっぽい」ということを頻繁に言われるのも、いい気持ちはしません。
時々、「様子が変わってきたなぁ~」と感じた時には教えてくれないと自分では気が付かないと思います。
そして、私自身も妻が指摘しやすい環境を作っていくことが成功の秘訣かな? と思っているところです。
当事者のみなさんも、私同様に 最近の自分に満足しきっていませんか?
なかなか、自分自身ではわからないものです。たまには、パートナーの違和感や不満を聞くことも大切かもしれません。
アスペルガーの私たちは「どうせ、すべて俺が悪いんだろ」と投げやりに不機嫌になる気持ちも十分理解できます。
私も、ついつい口にしてしまうことがあります。
だけれど、それを聞かないことには改善はできません。
自分自身の態度が分からないのだから聞くしかないですよね?
嫌な気持ちになるのは一瞬です。パートナーの不満や違和感を聞くことができれば解決策も考えようがあるでしょう。
私も、再び薬を飲みながら、穏やかな生活を取り戻したいと思っています。
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