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今回は、「共感はしなくてもいいから私の言っていることを受け止めて~」
「私の気持ちを知って~」という心の叫びをメールしていただいたので
この二点について考えてみたいと思います。
話の内容を受け止める
妻「今度、あるセミナーがなるのね~私興味あるから行ってきていい?」
私「そんなの行かなくていい!」
妻「子供が『塾に行きたい』と言っているから、とりあえず見学に行ってきていい?」
私「そんなの行かなくていい!」
妻「ねえ~どうして、私がしたいこと全部ダメだと言うの?」
私「うるさい~勝手にしろ~!」
こんな会話・・・・何回したかなぁ?????
まずポイントは、妻が興味のあるセミナーであっても
私にとっては興味のあるセミナーではない わけですから、耳に入ってきません。
耳に入らないだけならまだいいのですが・・・・・
私の興味がないセミナーになぜ妻が行くのか? 考えることなく 妻が行く意味を理解できません。
別に行ったらいけないわけでもないのに、「行くな」と言ったりしていました。
今なら、「どんなセミナーなの?」と話を聞くでしょうね。
私にとって興味がなくても、妻が「行きたい」と言っているのだから
「行っておいで~」と言うでしょうね。
たったこれだけの話なのに、わざわざ複雑にしていたのですね。
塾については、私は「まだ行かなくてもいい」と思っているので話もろくに気かず
「行かなくていい」と言っていたと思います。
妻は、小さい時から勉強をする癖をつけるためにも行かせたいと思う気持ちを
聞くこともしませんでした。
その頃、なんとなくそんなことを言っていました。
私の頭の中では、塾なんてまだ早い!行かせる必要はない!と答えが出ていたので
それ以上、話をする意味がなかったのです。
今は、妻がどんなことを考えているのか聞くようになりましたので
習い事や塾については、よく話し合って決めています。
どうしても、自分の意見を押し通してしまいがちなので
基本、妻の気持ちを尊重するようにしています。
今までの私は、とにかく妻の話を聞こうとしませんでした。
とにかく、否定するところから始まるのです。
それは、アスペルガーは自分の興味がないことは全く興味がないことが多いのです。
興味がないことを聞く意味がわからないんです。
なんとかわかってもらおうと頑張って説明されても・・・・・
「うるさい~勝手にしろ!!」
と滅多なことには「いいよ~」とか「わかったよ」とか言わないことが多いようです。
話しを楽しむ = 私の話しを聞いてもらう というのがアスペルガーの公式です。
話しを楽しむ = 話を聞く という公式を持ち合わせていませんので
一方的に話して、相手の話はほとんど聞かず・・・・・
最後に・・・「今日は楽しかったね~」って・・・・
一人楽しんで帰ることもしばしばです。
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私の気持ちを知って
「私なりに一生懸命しているの、少しは認めてくれないと辛いの!」
「私は、あなたが大きな声を出すと本当に怖いのよ」
「ちゃんと話し合いをして、あなたがどうしたいかわからないの?」
「なんでも、否定ばかりしないで・・・・」
「うるさい~そんなの知るか!!!」
そう言えば、昔・・・・妻はよく言っていましたね~
その頃の私は、これまたまったく聞く耳を持っていませんでした。
アスペルガーは、人の気持ちを知ろうという気持ちが欠落しています。
よく泣く嫁だ・・・・口うるさい嫁だ・・・・面倒な嫁だ・・・・こいつバカなんだよ!
相手の気持ちがどうであれ、自分の感覚で行動をとるため、とても冷たい感じがします。
人にはそれぞれの感情があり、ひとつの出来事にも たくさんの感情があることを知らないのだと思います。
だから、自分と違う気持ちを持っている人は「おかしな人」でしかないのです。
一生懸命に気持ちを伝えようとしても なかなか伝わらないのは
それを、自分とは違う別の感情として受け入れられないからではないでしょうか?
感情は、人それぞれ違うということを知らないんですよね。
だから、人の気持ちを聞くことを知らないのだと思います。
今の私は、妻のもつ感情にとても興味があります。
今まで、面倒だった話が・・・「あ~この人はこんなこと考える人だったんだ~」
「女の子だから、メルヘンが好きだと思っていたけれど、現実的な方が好きだったんだ~」
「一生懸命やっていることがきつかったんだ~」
「平穏に暮らせればそれでよかったんだ~」
などなど、日々いろいろな発見があります。
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