先日、仕事関係で話していた女性の方の話ですが、流石に身近な人にアスペルガーの話はできないのでモヤモヤしていたのでブログに書くことにしました。
一応、私生活では私が発達障害なことは隠していますから。私が『発達障害』に詳しいなんて言えません。
ことのきっかけは、客先で仕事をしていたとき、借りた画面とキーボードが汚かったので、きれいに拭いたときのことです。
「もしかして、潔癖症ですか?」と、担当の女性に不機嫌そうに聞かれ「とんでもない、違いますよ。」と会話をしたのをきっかけに、女性が旦那さんの愚痴を話しだしたのです。
話によると、元々掃除もしないどちらかというとズボラな旦那さんだったのですが、ある時を境に狂ったように掃除をするようになり、リモコンの位置や冷蔵庫の中や食器棚や日常雑貨のひとつひとつに、定位置が決まっていて、ひとつでも間違えていると、すごく怒るようになったそうです。
他にも、自動車やDIYなどにも拘っていると言っていたので、「多分俺と同じ発達障害なのでしょう」と言いたかったけれど、さすがに言えませんでした。
その場は、「テレビで見たのですが、ある時を境に拘りを大切にする人はいるみたいですよ」程度の話で済ませました。
女性の話によると、ゴミが落ちていたり、汚れていると写真を撮ってLINEをしてくるそうです。
しかし、なにか見つけると写真を撮ってはLINEで送られてきたのではたまりませんよね?
しかし、アスペルガーの人がみんな潔癖なわけではありません。
どちらかと言うと、ADHDも併せ持っている方も多いので、片付けができない人の方が多いかもしれません。
しかし、アスペルガーは、ある時を境に、潔癖になることがあり、人が変わったように拘りだしたりします。
今回は、旦那さんが全然片付けをしないのでお願いしたところ、テレビの掃除番組やインターネットで色々調べてはまっていったようで、ダイスキンとも契約してモップなどを頼んだようです。
髪の毛ひとつ落ちているのが嫌になったらしいです。
掃除はほとんど旦那さんがしてくれるようになったのでいいのですが、少しでもゴミを落としたり片付け場所を間違えたり、置きっぱなしにしてしまうと、かなり怒られるそうです。
自分だけで潔癖になるのはいいのですが、アスペルガーの面倒なのがそれをまわりにも求めるところです。
潔癖症の全てを否定するつもりはありませんが、度をすぎるとまわりは息苦しくなってしまいます。
残念ながら、アスペルガーには、そんなまわりの気持ちなんて考えられません。
私も、片付けは苦手なので、とにかく荷物を置かないようにしています。
家を建てるときも、クローゼットや押入れや物置をあっちこっちに作って隠せるようにしました。
なのに、妻はリビングに家具を置き、手紙などの書類も捨てずにどんどんためて行くので不満はあります。
とはいえ、そんなことを口にしてもお互いに嫌な思いをするだけなので我慢しています。
私も発達障害であることを自覚する前は、私もいろいろ家族に強要していました。
しかし、テレビのタレントが潔癖症をネタに話している姿を見ますが、完全な潔癖に目覚めたアスペルガーは厄介でしょうね?
私も、パソコンのデスクトップにアイコンがいっぱいあるような画面を嫌います。
仕事のフォルダーは、きちんと整理されていないと嫌なので、仲間が適当にフォルダーを作られたりしてよく不快な思いをします。
残念ながらアスペルガーがこだわってしまうと手に負えないんです。
潔癖症も結婚前にわかっていたら結婚しない選択肢もありますが、結婚後、突然こだわられるとどうしようもないですよね?
綺麗好きで済まされる程度ならいいですが、完璧を求められたのではたまりません。
パートナーが発達障害だとわかっていたら、まだ拘る前に手を打てるかもしれませんが・・・
突然、きれい好きになったら、最初は誰しもが良いことだと思いますよね?
それが、極端に度を超えた潔癖症になるなんて夢にも思いませんよね?
リモコンの並びから置き場所までこだわったりしますしね?
こうなってしまうと、旦那さんの生活スペースと家族の生活スペースを分けるしかありません。
とは言っても、リビングや台所や洗面場やトイレと共有しないといけない場所はありますが
少しでも関わらなくていいようにするのが一番だと思います。
もちろん、発達障害を自覚してもらって改善してもらえれば一番いいのは間違いありませんが・・・・
坂上忍さん、今田耕司さん、中居正広さんなどなど芸能人にも多くおられますが、ほとんど結婚されていませんもんね?
解決策は、極度な潔癖症であることを自覚してもらい、大半の人はそこまで気にしないことを理解してもらい、生活空間を分けてもらうしかないですよね?
綺麗好きが悪いことではないだけに、面倒な拘りですよね?
とくに、アスペルガー症候群と潔癖症の組み合わせは最悪かもしれませんね?
