カサンドラ症候群の特性 ~板挟みの人生~


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最近、とても調子が良くなってきて私も忘れていましたが

うちも、カサンドラ症候群に落ちいていたのですよね。

世の中には誰にも相談できずに悩んでおられる

カサンドラ症候群の方は沢山おられるのでしょうね。

本当にお疲れ様です。そして、あまり頑張りすぎないでください。

自分を見失っては何にもなりませんから~

 

今回、カサンドラ症候群を記事にしたのには2つの理由があります。

ひとつは、カサンドラ症候群かもしれない人に知ってもらうため。

もうひとつは、当事者の読者にカサンドラ症候群を知っていただくためです。

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私にメールをくれる当事者の方々も、私と同様になんとかしたいけれど

なかなか気持ちが伝わらない。

何か行動するとすぐ裏目に出てしまう。

という人がほとんどです。

私もそうでしたが、苦しんでいる人の話に耳を傾けて考えていくことが

一番の治療だと思っています。

 

そこで、許可をいただいて、今回もメールを転用させていただきました。

はじめまして、
ブログを拝見させていただきました。

うちも主人と息子が発達障害ではないかと疑っています。
主人は、職場では責任感も強く信頼されているらしく
周りから見ればとても優しそうな主人に見えるようですが
私に対しては、奴隷のような扱いに疲れてしまいました。

離婚したくても、専業主婦で何のとりえもない私に
きちんとした就職は難しそうです。
2人の子供をどう育てていけばいいのかと踏み切れません。
母や主人の両親に話しましたが、私が我慢するしかない
誰にでも、弱点はあるのだからと言われ
離婚については、まともに話も聞いてもらえない感じでした。
そんな時、カサンドラ症候群という病気を知りました。
fuufuさんの奥様は、ずいぶんとよくなったように
うかがえますが、どのような治療をしているのでしょうか?

子供がいたりすると、自分が我慢すれば・・・と

離婚とで板挟みにあい苦しんでいる方も多いようです。

うちの妻もその一人でした。

 

まず、カサンドラ症候群についておさらいしてみましょう。

 

カサンドラ症候群とは・・・

カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害とは、
アスペルガー症候群(AS)の夫または妻(あるいはパートナー)と
情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、
身体的・精神的症状を表す言葉である。
アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、
わかってもらえないことから自信を失ってしまう。
また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、
人々から信じてもらえないその葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる

 

参照 http://ja.wikipedia.org
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まさに、今回のメールをいただいた方とピッタリ一致する

定義だと思います。

私も、これを知ったとき「あっ!妻も一緒だ」と思ったことを

はっきりと覚えています。

カサンドラ症候群の症状

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、
パニック障害、抑うつ、無気力などがある。
カサンドラ症候群の悩みを訴える者のブログも多く見られ、
アスペルガー症候群の伴侶を持つ者の二次障害として深刻な問題となっている。

参照 http://ja.wikipedia.org

 

今、妻はずいぶんと変わり。

自らいろいろなことにチャレンジしようと

少しイキイキしてきました。

妻は、仕事に リビングと自分の部屋のリフォームと

裁縫と頑張っています。

 

数か月前までは、いつも不機嫌な顔をして黙って

部屋にこもっていた。

何かするわけでもなく、スマホだけをいつも握りしめていた。

それが、今では「時間がない 時間がない」といろいろしようとしています。

自己評価の低下を回復

まず、カサンドラ症候群の回復に重要なのが

自己評価の低下が原因だと私は考えます。

今回のメールのように、周りからは奥様が甘えているように

思われるかもしれません。

しかし、離婚まで考えるには、よほどでない限り簡単に離婚なんて考えません。

ましてや、母親であればなおさらです。

何より、アスペルガー症候群のパートナーは我慢強くなければ

一緒にいられたわけないのですから・・・・

普通の人なら、結婚なんてしていないでしょうし・・・・

数年で離婚しているのがオチだと思います。

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そんな奥様が評価が低いわけありません。

きっと、アスペルガーの旦那さんからは「できないこと」を

責められているのではないでしょうか?

せめて自分だけでも「できている自分のこと」をほめてあげるべきではないでしょうか?

私も、できないこと ばかりを指摘していました。

自己評価はどうやって回復させる?

妻は、ずっと・・・・・

「あなたは、私が何もできないと思っている。

 私を認めようとしない。私を馬鹿にしている。

 私を評価しない」

とずっと言いっていました。

確かにそうだったと思います。反論の余地はございません。

 

カサンドラ症候群の回復に必ず必要なものをあげるるとしたら

やはり、自信 ではないでしょうか?

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「できない・・・私はできない・・・・」

と思われているかもしれません。

でも気が付いていないのです。

アスペルガーと何年も一緒におられた奥様ですよ。

どれだけ我慢強いか・・・・知らないのです。

カサンドラ症候群になるくらいの頑張り屋さんが

やる気になれば、できないことなんて何もないはずです。

「旦那を相手にするより楽だわ」と思えることって

たくさんあったりしませんか・・・

むしろ・・・旦那さんの相手するくらいならなんだってできたりしませんか?

自信を持ってください。

うつ状態・無気力

この状態を感じたら、何もしないことです。

寝ることです。

うつ状態のときに行動しても何もできませんし、

余計にひどくなるだけです。

 

そして、病院へ行くことをお勧めします。

心療内科に行けば、必ず奥様の味方になってくれます。

もし、先生のことをあなたが「私のことを分かってくれない」と思ったら

それは、発達障害を知らない昔の知識の医者です。

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カサンドラ症候群は「心の病気」です。

話をできる人を見つけることが大事だと思います。

それは、実際にアスペルガーと接したことのある成功者以外は

病院の先生を頼るしかないと思います。

確かに、ネットもありますがネットにはウソの情報がたくさん流れています。

私の記事も、私自身のことを書いているだけで

ご主人とは、いろいろな場面で違っていると思います。

 

まずは、自分の精神状態を改善していくことが大事かと思います。

 

金銭的問題

ちなみに、この項目はお金を貯めて離婚しましょう!って話ではないですよ。

心にゆとりを持つための貯蓄です。

 

離婚をあきらめる理由のひとつに、金銭的問題をよく聞きます。

だいたい、いくらあればいいのでしょう?

きっと、それは人によって違うと思いますが・・・・・

まずは、金銭的貧乏と心の貧乏を比較しないといけないと思います。

 

極端な話をしますと・・・

ずっと・・・頑張ってカサンドラのまま人生を終え・・・・

子供たちにもそんなお母さん像を見せて育てるか・・・・

貧乏でも、子供と一緒に頑張って生きていく生活とどっちを選びます?

 

そりゃ~子供と・・・でも金銭的な問題は必ずぶつかる・・・・

 

確かにそうかもしれませんが、世の中

なんとかなるものと思うしかないと思います。

あとは貯蓄です。

みなさん貯蓄ってどれくらいあります?

財形や定期預金や国債などどれくらいですか?

 

私がお勧めするのは、株です。

え・・・・・・と思われるかもしれませんが、あと数年で東京オリンピックですよ。

オリンピックで景気が上がらない国はありません。

来年には増税も計画されています。

今、目をつぶって買っていても数年後には化けること間違いなしです。

下手な定期を組んで数百万預けて数万円の貯蓄より、

下手すれば倍に増えるかもしれない、一生に一度のビッグチャンスを逃す手はありません。

いろいろ、株については教えてあげたいですが・・・・

ちょっと、テーマがそれてしまいますので、そこは少し勉強していただいて・・・・

数年間寝かせておけば化けますよ。

 

まあ、株はともかく貯蓄をしておくことで

離婚資金を養育費貯蓄として貯めておくことが

ご自身のお守りになるのではないでしょうか?

 アスペルガー症候群とはゆっくりと

やはり、行きつくこところは、アスペルガー症候群当事者の自覚と

考え方の改善しかないのでしょうが・・・・・

お互いに急いでもできないのがアスペルガー症候群です。

お互いがゆっくり向かい合い改善に努めるしかないですよね。

難しいことでしょうが・・・・

私もずっと続けていく覚悟ですので一緒にがんばりましょう。

板挟みの人生

板挟みの人生にだけはならないようにしてください。

自信をもって、時には少し距離をおくことも大切だと思います。

時間はかかるかもしれませんが、私のように突然気が付く人もいます。

そのためにも、カサンドラ症候群にならないように

自信をつけ、病院も味方につけ、こっそり貯蓄もして

お守りをたくさん持って、頑張りすぎないように

がんばってください♪

応援しています。

そして、当事者は本当に離婚資金にならないように

自己改善に努めるべきなのでしょう。

いつも言う、話を聞く ってやつです。

それだけで回避できます。

 


 

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fuufu    blog@conjugal-love.net

 


 

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4 件のコメント

  • fuufuさんへ

    【自分がいけないから、相手を苦しめている】という思考に陥り、けれど相手の方と意思疎通がうまくできず、精神的につらかった時期を思い出しました。しかしカサンドラ症候群という言葉に救われ自分は決して悪くない、自分は愛されるだけの価値がある人間だと再認識できました。自信をもって時間を置くこと・・。とても大事なことだなと思います。fuufuさんのブログ読んでまた明るくなれました。

    • それはよかったです♪
      明るく元気なのが一番です。
      ヒマワリさんの人生の主役はヒマワリさんなのですから~
      ご主人は、言ってしまえば脇役です。
      自信をもってください♪
      私も応援しています。

  • fuufuさん、初めまして
    【自己評価はどうやって回復させる?】こちらの文を読ませて頂いて、涙が出てしまいました。
    私の夫は多分アスペルガー症候群です。夫の父も恐らく同じで、夫の母は長らく鬱を患っています。
    私の息子も自閉症スペクトラムのアスペルガー寄りと診断を受けました。娘はまだわかりませんが…
    夫との生活はずっとなにか違和感がありました。私の努力や我慢が足りないのかと考えてきました。
    私も幸せになってもいいんですね。まずは自分と子供たち!
    できれは主人も、もう少し生きやすくなったらいいのにと思います。
    どうもありがとうございました。

    • かめこさん、日ごろのご苦労お疲れ様です。
      息子さんも、発達障害の特性があるようでいろいろ心配なことも多いでしょうが
      こればかりは、かめこさんが我慢すればいいとか、旦那さんを変えようとしても簡単なことではないので
      まずは、その環境の中で、どう自分の評価を保ちながら向かい合っていくかだと思います。
      どんなに努力しても、旦那さんが考える理想像の奥様になることは不可能です。
      ちょっとでも、自分と違う考えだと否定してしまいますから・・・・
      「私は、私」でいいと思います。
      旦那さんが求めることを完璧にこなす必要はありません。
      昨日より今日、今日より明日、少しでもリラックスできる時間を自分で作っていくことが大切だと思います。
      頑張りすぎちゃ~ダメです。
      旦那さんも、自分の特性のせいで本当であれば息が詰まるような生活をしているのだと思いますよ。
      家族全体で、ゆっくりする時間を少しずつ作っていくことが大切だと思います。
      少しでも、気持ちが楽になる生き方ってのが本当の姿だと私は思います。

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