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やっぱり、「すぐキレる」とキーワードで私のブログにたどりついた人も多いようです。
まず、「すぐキレる」=アスペルガー症候群 ではないということは理解してください。
アスペルガー症候群の人は、拘りが強く、他の人とは違う意見や感覚を抱くことがよくあります。
しかも、他の意見を取り入れることが苦手で、自分の意見が絶対と思い込むこともあり・・・・
その為、小さい時から癇癪を起したり、乱暴な態度に出たりするコミュニケーション手段を身に着けてきたため、大人になっても、癇癪を起したり、すぐにキレることがあります。
だけれど、決して「すぐキレる」のがアスペルガーだとは限らないということです。
毎日のように流れている残酷な事件を起こしている人がすべてが、アスペルガー症候群だと思っている人もおられるようですが、そうではないことは確かです。
気の弱い人が突発的に人を指すことだってあります。
ずっと大人しかったはずの人が、大爆発してキレることだって多々あるでしょう。
なんでも、かんでもアスペルガーと思い込んでいると、アスペルガー症候群の人に対して偏見ばかり持ってしまうでしょう。
とは、弁明してみたものの・・・・・
実際、私自身もそうですが、そんなに怒るほどのことでもないのにキレていたのは確かです。
キレる人が、みんながみんなアスペルガーではないし、アスペルガーだからすぐキレる人でもない。
しかし、すぐに怒ってキレる人は少なくないのは確かです。
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いつかお腹が空いたときに食べようとストックしていたカップラーメンを食べられたとき・・・
「ごめんなさい、ずいぶん前から置いてあったから、食べてもいいかと思ったのよ。すぐ買ってくるから~」
「そういう問題じゃない! 僕はいつでもすぐに食べられるように買っておいたんだ」
「だから、ごめんなさい、買ってくると言っているでしょう?」
「君は、僕がどれだけ楽しみにしていたのかわからないんだ」
と永遠とこの怒りは続くのだ。
いったい・・・どんだけカップラーメンが好きなんだよ・・・・・
最近は、こんなことはないですが、以前の私はこんなことばかりでした。
もう、そのカップラーメンは無いのに、そのカップラーメンが食べられなかったことに執着してしまうんです。
拘りが強く、自分の描いていたストーリーが狂うと、怒り出してしまうことがあります。
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例えば、今日の出来事であれば、私は、カバンの修理に行こうと思っていました。
いつも、私はバイクを使っているのですが今日は雨なので車で行こうと思ったら車がありませんでした。
以前の私なら
「お前、どこ行っとんじゃ~すぐ帰ってこい!!」
とすぐに電話して怒鳴っていたでしょう。
妻の用事なんてどうでもいいというより、何も考えることはありませんでした。
私の予定がすべてで、妻は勝手に車を乗っていた人でしかなかった。
そして、私が乗ろうとしたときに車に乗って出かけていた妻をただその事実だけで責めたくっていたことでしょう。
ちなみに今日は・・・・
「今どこにいるの?」
「すぐ近くで、もう着くわよ」
「俺も車使いたかったんだよ~今度から出かける前には声かけてね」
という会話をしました。
しかも、帰ってきたと思ったら息子の空手に送っていかないといけないと言うではありませんか!!!!
昔の私なら
「知るか~俺がカバン修理行けないだろ!! 休め!!!」
と怒鳴っていたに違いありません。
ですが、今の私は
「だったら、俺が送るよ~そしたら晩御飯の用意もできるでしょう?」
と落ち着いて、最善の行動を選択できました。
同じアスペルガーでも、ゆとりと落ち着きを身に着けることで、大きく変わります。
アスペルガーだから、絶対にキレるわけではありません。
大事なのは、当事者がゆとりをもって生活できるかがポイントです。
ちなみに、最近私がストレスを感じるのが、妻の音楽です。
もともと、音楽をボリュームを上げて聞くことにストレスを感じるほど苦手です。
以前に、Google Homeを買った話をしましたが、それでも妻はスマホでYoutubeで曲を聞くことがあるのです。
私は、そこまでいい音でなくてもいいのですが、ラジオやYoutubeのように明らかに悪い音質はボリュームを上げてなくても、とても耳障りでストレスになります。
そのストレスは、今でも同じです。
しかし、エアロビなどで知った曲などを楽しそうに聞いている妻にたいして「やめて」とは言えないし、不快に思わせないようどう伝えればいいのか?分かりません。
とりあえず・・・・
「Google Homeは音がいいでしょう? Google Music Play を契約しているから勿体ないからできるだけ使ってね」
と誘導して、スマホで聞かないように促しています。
自分の気持ちを、上手に誤解なく伝えるのは難しく緊張します。
きっと、こういう気持ちが、大きな声やすぐキレる行動へとつながっていくのだと思います。
耳障りな音が聞こえてきたら、自分の部屋に逃げたり、少しボリュームをさげてもらったりと、私なりに工夫していますが・・・・
このストレスを感じてしまう体質は、変わりそうにありません。
そのストレスを緩和してくれるのが、気持ちのゆとりです。
「その曲何? いい曲だね?」
と苦手なものを、少しでも会話に結び付けストレスを緩和しようと努力しています。
そして、何より私にとって、このストレスから解放される瞬間があります。
妻からの
「ねぇ~コーヒーか紅茶飲む?」
の一言は、耳障りなYoutubeの音をかき消してくれるほど、心地の良い時間と変わります。
きっと、今私が一番好きな言葉ですね。
そして、妻が入れてくれるコーヒーや紅茶はとてもおいしく、心が落ち着きます。
きっと、パートナーがみんな求めている 穏やかな生活 こそがアスペルガーにとっての一番の特効薬なのでしょうね。
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「それは、僕のカップラーメンだったんだ! どうして勝手に食べるんだ」