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当事者から、変わろうとしたけれど無理みたいなので「離婚」しようと思うというメールをいただいたので・・・
ちょっと待って~! と記事にしました。
パートナーが、どうしても我慢できないから「離婚」したいというのはわかります。
でも、パートナーがまだ付き合ってくれているのに、それはもったいない話です。
私も、アスペルガー症候群として生きてきた48年間変わろうとしてなかなか変わらないのはよくわかります。
でも、考えてみてください。
今後、一人で生きていきますか?
もし、好きな人ができたとき、今のまま新たな結婚生活が送れますか?
もしかしたら、今の奥さん以上に、発達障害を受け入れてくれる人が現れると思いますか?
よ~く、考えてみてください。
変わろうとして変わっていないと言われますが、昔の失敗を100%としたとき、今は70%になっていませんか?
「30%しか改善できていない」と思うならそれだけ成長しているのです。
昔なら、そんなこと考えもしなかったのではないでしょうか?
「30%も改善できた」とは思えませんか?
たぶん、100%の改善なんてできないと思いますよ。
50%程度の改善でも今までとは違うのではないでしょうか?
改善できないから別れてあげようと思うなら、それだけ奥さんのことや家族のことを考えられるようになったのではないでしょうか?
世の中には「俺は発達障害だから仕方がない」と初めから変わろうとしない人とは違うのではないでしょうか?
失敗したら、きちんと謝って奥様とまた反省会を繰り返せばいいのではないでしょうか?
奥様だって、腹の虫が悪い時は、「やっぱり、発達障害ね」くらいは口にしてしまうこともあるとは思います。
でも、「そだね~」でいいじゃないですか?
だって、発達障害なんだから・・・・でも、そんなこと言えるような関係になれたことが成長の証ではないでしょうか?
私たちも、別人にはなれません。
しかし、私たちは私たちに変われる方法はあると思いますよ。
パートナーの言うことに「いいね~」「そうだね~」と聞くのがつらいというのは、まだまだコミュニケーション能力が身についていないからだと思います。
以前書いた、言葉のラリーをもう一度読んでみてください。
「いいね~」「そうだね~」「なるほど~」という言葉が会話を楽しくするのです。
それがコミュニケーションです。
コミュニケーションさえ取れれば、失敗をしたとしても話し合いができます。
私たちは、そうやって関係を築いていくのではないでしょうか?
「離婚」して今の努力から逃げ出すことはできますが、手に入れられる幸せを放棄するようなものではないでしょうか?
私たちも、休憩は必要です。
暴れたり、暴言を吐いたりしては、せっかくの関係を台無しにしてしまいますが・・・・
もし、疲れたと思うなら、奥様を旅行や実家に帰したりしてあげてもいいのではないでしょうか?
肩に力を入れず、ありのまま、自分の特性と向き合っていけば対処策は自然と身についてくると思いますよ。
絶対に、発達障害と向き合ってくれるパートナーとは別れてはいけません。
「離婚」は突き付けられたとき考えませんか?
私だって、まだ3年半です。
妻には感謝もしていますが、不満だってあります。
でも、不満は言ってもお互いのためにはなりませんしね。
お互いがwin winの関係になれる方法を考えていくことが大事ではないでしょうか?
私も、耳障りな音楽を風呂場でガンガンかけられるのが嫌だったので防水スピーカーを買って対処したり
時間にルーズな妻に、予定を早めに伝えたり、遅れるのを前提に考えたりしています。
不満って意外と、解決策はあるものですよ。
もっと、見方を変えてみてもいいのではないでしょうか?
先日書いた、リフレーミングですよ~
一度、読んでみてください。
少しは、違った見方ができるのではないでしょうか?
私も、一度離婚していますが・・・・後悔することばかりですよ。
もう少しだけ続けてみませんか?
頑張りすぎる必要はないんです。ただニコニコして会話を楽しむテクニックを身に着ければ変わっていきますよ。
奥様も、頑張って発達障害の相手をしているのでなく、自然なリラックスした状態で向き合っていきたいから、時には厳しく言ってしまったりするのではないでしょうか?
そんな時は、自分の基地に逃げちゃえばいいんですよ。
お互い、無理せず家族を大事にしていきましょう。
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