アスペルガー症候群は治らない?

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アスペルガーとの生活って疲れますよね~ 突然怒り出したかと思ったら、テレビ見ながら笑っていたり・・・・

「さっきまで怒っていたのに何がどうおかしいの??????」

意味が分からない人も多いですよね~

口を開けば、大声で怒鳴ったり、ちょっと意見を言おうものなら大喧嘩!!!!

喧嘩しなくても無視!!!

話し合っても意味がないから、もうお互いに無視!!!!

「家庭内別居なんて、最近では気にもならなくなってしまったわ~」

「子供がいなかったら離婚してたわ~」

なんて、思っている人も沢山いるでしょうね~

「しかも、『アスペルガーは治らない!!』と言われればこの先どうすんのよ~」

「諦めたところで、これからの永い人生どうするの????」と言ったところが素直な感情でしょうね~

確かに、アスペルガー症候群には、直接治療できる薬もなければ治療方法も難しく「アスペルガー治らない!」と言う知識が一般的です。

しかし、アスペルガー症候群の特性は治らなくても、行動は改善できる能力はもっているのです。

私の主治医の先生も、「治らないのは脳機能の拘りであり、行動は、成功事例の蓄積と経験値で補うことはできる」とおっしゃっていました。

実際に、私自身がなんとか夫婦生活、家族の一員としてやっていけるまでになりました。

もちろん、まだまだ課題はたくさんあります。

でも、その課題ひとつひとつを考えながら、反省するところは反省しつつ、理解してもらいたいことは理解してもらいつつなんとか乗り切っているところです。

「うちの旦那は、反省とか絶対にしないわ~」という人も多いのですが、アスペルガーにとっても人生において反省もなしに生きていけるほど甘くはないです。

例えアスペルガーだとしても、経験を積み重ねていくうちに価値観や考え方も変わり、反省したり無意識に意識が変わっていることもあります。

私も子供の教育の事、家具などの買い物、旅行やキャンプなど、ちょっとしたことから話し合いをしてみたり、時には妻に任せてみたり、自分なりに考えて行動するようになりました。

子供の教育方針など、私が一方的になりやすい話は、妻に任せて、買い物や旅行やキャンプの計画を立てるようなときは、少し話し合ってみて妻の意見を尊重するように心がけています。

一般的に、一方的になりやすいアスペルガーも、役割を決めてあげると話し合いができることもあります。

例えば、ソファーを選ぶとします。

まず、旦那さんの拘りのソファーを選ぶか、奥様がいくつか選んだ中から選んでもらうというような役割を決めておくことでうまくいく場合もあると思います。

旅行では、プランは決めてもらって、昼食は奥様が選ぶとか・・・・

もちろん、うまくいかない場合も多々あると思いますが、そういった積み重ねが成功の秘訣だと感じます。

当事者においても、パートナーにおいても「アスペルガーは治らない」と考えていたのでは、この先何も変わりません。

当然、「治る」と思い込むのも違うと思います。

アスペルガーの長所・短所を、ひとつの事柄から一緒に考え、向かい合う気持ちが大切だと感じます。

いつも言うように、慌てず焦らずの気持ちがとても大切だと思います。

そして、そこに病院の先生など第三者を入れて向き合うことが大事だと言えます。

大変な方もいっぱいおられるでしょうが、今一度考えてみてはいかがでしょうか?

私が変われたのです。きっと変われないアスペルガーなんていないですよ。

必ず、きっかけは今すぐではないかもしれないですが、諦めないで考えてみてください。


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