アスペルガー症候群がパートナーと生きる 3 ~甘えられる家づくり~


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私が今、家族にとっての家庭のあり方のひとつとして

「甘えられる家づくり」をモットーに取り組んでいる。

以前にも、記事にしたことがあるが・・・・・

私は、ずっと家族に対して厳しく・・・・・

妻に対しても、息子に対しても・・・・

「甘えるな!」

「男のくせに・・・」

「大人だろう・・・・」

「何歳だと思っているのだ・・・」

「もっとしっかりしろ」

と厳しく言ってきた。

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今考えれば、妻も子供たちも家に帰れば

私がいつも怒っていた・・・・

ずっと、息苦しかったに違いない。

 

妻がリビングが嫌いになった理由はここにある。

 

今は、私は怒ることはない。

当然、軽い注意はするのだけれど・・・・・

妻の半分もない程度だ。

妻に対しては、よほどでない限りは言うことはない。

 

妻は、最近仕事で思う通り言っていないらしく

愚痴ることも多い。

以前の私は・・・・・・

「甘えるな、みんなお前より頑張っているんだから」

「男ならそんな弱音ははけない」

「甘ったれて、社会人としての自覚が足りない」

と厳しく説教していただろう。

 

最近は・・・・

「大変だね~」

「できる範囲しかできないんだよ~」

「開き直るしかないよ~」

「休みの日は、仕事のことなんて忘れちゃえ~」

と沢山愚痴を聞いてあげるようになった。

すると、妻も沢山愚痴るようになった。

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そして、その姿を見た子供たちも・・・・

「お父さん・・・・お父さん・・・・」

「今日保育園でね~・・・・」

「今日小学校でね~・・・・」

と競うように、話しかけてくるようになった。

 

以前は、リビングは私がテレビを見る場所だったけれど・・・

最近は、テレビなんて見る暇なく、みんながしゃべってくる。

「うんうん・・・」

「あらそう~」

「すごいね~」

「よかったね~」

程度の相槌しか言わないのだけれど、みんな楽しそうに話しかけてきてくれます。

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ご飯の時間も、しゃべってばかりでご飯食べないから

お母さんに怒られながらしゃべっています。

以前の、息苦しいリビングから考えれば

「甘えられる」今のリビングはとても明るいリビングとなりました。

 

「甘えさせる」と「甘やかす」は違うというこを

知って本当によかった。

 

これからも、

弱音や・・・・

悩み・・・・

悲しかったこと・・・

みんながなんでも話せる「甘えられる」家庭を築こうと思っています。

 


 

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