アスペルガーは治らない 11　～感情の種類が少く、感情の範囲が狭い～　

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カサンドラ症候群の方からよくある質問で、

「どうして・・・どうして・・・」とアスペルガーの気持ちが理解できない

悩みのメールが多いので、今日はアスペルガー症候群の感情について

自分を見直してみたいと思います。

アスペルガー症候群の人は感情がないわけではない。

人を愛するし、ドラマを見て泣いたりもします。

体の不自由な人に手を差し伸べたり、年末募金などにも

積極的に募金したりもします。

ただ、感情の種類が少なく・・・単純で・・・感情の範囲が狭いのです。

そのため偏ったものの考え方になりがちです。

例えば、以前に紹介した「ツーリングに行って来たら」と言われたとき

私の中の頭の中を開設したことがあります。

深い意味もなく、「たまにはツーリングにでも行って来たら」と言っただけで

自分の狭い感情だけで物事を考えるため、普通の一般的なソフトな感情というものが

欠落している気がします。

ちょっとしたことで、過剰反応してしまうのも・・・・

感情の種類が少ないからだと思う。

初めて子供ができたとき・・・・

当然、自分の中では誰よりも喜んでいるし、妻への感謝だって誰にも負けていない気がする。

しかし、実際には・・・・

そんな、狭い範囲の感情で見ているフシがある。

一般的には、その喜びや心配などの感情は、私が思っている

数倍もの感情をもっているのではないかと思う。

こればかりはわからない・・・・・

ただ、私なりには感謝もしていたし、不安や心配などの感情もあったのは確かです。

ただ、一般的に言葉にできない感情というほど、私には感情の種類が少ないのだと思う

ただ、少ない感情で最大限感動したりしていたのは普通の人と同じ以上に思っていた。

釣った魚に餌を与えないのも同じことだと感じる。

そんなことを考えたら、買う意味がないような気持ちになってしまい。

お互いが、プレゼントを買う意味がない気がしてしまう。

でも、プレゼントすれば喜ぶという感情はわかるのだけれど・・・・

プレゼント　= すごく喜ぶ　という考えの中

「すごく喜ぶ」と思い込んで感情の種類が少なく

うまく理解できないのだと思う。

「普通に喜ぶ」「ちょっと喜ぶ」「自然と喜ぶ」

喜び方というのは、人によってさまざまだということを知らないのだ。

そのギャップに、プレゼントをあげても大して喜ばれないと思い込んでいたりもする。

「とくにプレゼントなんて買わなくてもいい」という結論に達している気がする。

今でも・・・「今更プレゼントしても・・・・」

という気持ちもある。

しかし、今回は今後はイベントを大事にしていく

きっかけになればと思っているのでクリスマスは

何らかの形にしたいと考えている。

メールやコメントで沢山アドバイスももらっている・・・

おかげで、プレゼントをあげるだけで人は、こんなにもいろいろな

感情を持っているのだと感じさせられる。

今回は、特別なものと考えずに

今後のきっかけの第一歩として、タイミングをみて提案という形で

「何か欲しいものがないか」

話を切り出してみようとおもっています。

そもそも、普通の人でも人の感情をそんなに理解できるものではないだろうが・・・

その普通な人以上に理解できないわけだから、いろいろな誤解も招くことも多い。

アスペルガーを自覚し、自分を振り返っていくなか

たくさんのメールやコメントをいただき、様々な感情に触れることで

私も、多くの感情を体感できるようになってきました。

普通の人は、それを生まれてからずっと続けているわけで・・・・

私のように、最近になって気が付いたのでは感情の種類が少ないのは当然と言えば

当然なのだろう。

今後とも、感じたことやアドバイスいろいろメールやコメントをいただければと思っています♪

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