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先日は、カサンドラ症候群の妻とアスペルガー症候群の私の距離について
記事を書きました。
今度は、発達障害を持つ子供との距離について考えてみることにしました。
私はアスペルガー症候群の特徴でもあるようにとても細かいことが気になる性格です。
そんな私でも、子供との距離は普通の人も発達障害者もあまり関係ない気がします。
発達障害者の場合は、度合の問題だと思います。
今までの子供の接し方
アスペルガー症候群の特徴でもあるように、私はとても細かい
妻にも今までいろいろと細かいことを言ってきました。
息子にも、朝から晩まで注意しまくっていた。
- 朝は、6:30に起床
- 夜は、21時に消灯
- 筆箱のチェック(毎日鉛筆がなくなる)
- 帽子のチェック(すぐ忘れる)
- 名札のチェック(どこかに置きっぱなし)
- 傘のチェック(すぐ忘れる)
- 片付け
- ゲームのし過ぎ
- 宿題のチェック
- 前日の学校の用意
- 前日のスイミングスクールの用意
- 男がいちいち泣くな
私は、こういったことを、厳しく怒っていました。
ただちょっと言い訳をすると、このころは
子供の発達障害を知らなかったし
私の発達障害にも気が付いていなかった時の話です。
それでも、今考えると厳しすぎました。
こんな私が子育てに参加してもいいのか?
私は、子供に対して厳しく甘やかさなかった。
そして、私はたくさんの細かいことが気になってしまいます。
気になったことは、口についつい出してしまいます。
そんな私が、子育てに参加していいのだろうか?
と思ったりもしました。
そして、自分に自信がなくなっていたころ
一度、妻に聞いたことがあります。
その時に、言われたことが大事なのだ思っています。
たて続けに注意しない
妻は、「たて続けに注意したらダメだよ」と教えてくれた。
きっと、アスペルガー症候群でない普通の方でもいるのではないでしょうか?
たて続けに注意することが、子供にとって息苦しくさせているのではないでしょうか?
子供の逃げ道をふさいで注意することがいけないのだと
自分に言い聞かせています。
私は、もう怒らないと決めています。
もし怒るとしたら子供が人を傷つけたり
自分を傷つけた時は怒るかもしれませんが
きっと、そんな日がこないことを心から願っています。
「獅子は子供を谷に突き落とす」
私は、今まで厳しく言い過ぎました。
「獅子は子供を谷に突き落とす」というやつです。
本当に、子供はそれで強くなったのでしょうか?
確かに、強くなったところもあると思いますが
それは、恐怖から逃げるためだったのではないかと思っています。
現に今、怒らなくなった途端に言うことを聞かなくなりました。
もしかすると、思春期の反抗期とはこういうことなのかもしれませんね。
今まで注意されていたのが、自分で親に立ち向かう力を持ったとき
反抗期となるのかもしれませんね。
抱きしめる
私は、いつも双子の娘は毎日ギューと抱きしめていました。
時々息子が来ると「男が・・・気持ち悪い」と言って突き放していました。
そして、発達障害について自覚した時・・・・
息子を「今まで泣くなと怒ったことは、お父さんの間違いだった」と話しました。
そして、ギューと抱きしめてあげたその時から息子は時々私とも
一緒に寝るようになりました。
正直、アスペルガーなのでしょう 男同士抱き合うことに今でも抵抗があります。
だけれど、もしそれが息子を愛しているという証になるのであれば
私は、息子が嫌がるまで抱きしめてあげないといけないのでしょう。
息子は、山登りがとても大好きです。
山登りの時、広い道ではいつも手を握ってきます。
最初は、小さかったので転ばないようにでしたが・・・・
息子がお父さんに触れられるのは山登りの時だけだったのかもしれません。
本当に息子にはかわいそうなことをしました。
子供との距離
子供との距離については、いろいろな考えがあるでしょう。
自立させるために距離をおくことも大事でしょう。
ただ、お父さん・お母さんから愛されていたと知ることが
一番大事なのではないでしょうか?
私だって、妻や子供がいなければ生きていけません。
それが悪いことだとは思えませんし・・・
私は子供が嫌がらなければいつまでも抱きしめていてあげていいと
考えます。
決して、距離をおくことが悪いと言っているのではありません。
距離を無理にとらなくても、距離はひらいていくものでしょう。
それが子供の成長だと思うので、親離れができないのと
距離を無理にとることは違う問題だと思います。
私は、最近からで息子ももうすぐ9歳です。
今まで、妻がたくさん抱きしめてくれていたから息子はまだ救われていたのでしょう。
感謝感謝です。
発達障害の子供との距離
とくに、発達障害をもつ子供たちは、家を出ると敵ばかりなんです。
沢山のストレスを抱えて帰ってきます。
引きこもりになる子供も少なくありません。
イジメられる子もいます。イジメられなくても話がかみ合わず
仲間外れにされているような気になったりしています。
そんな子供たちが、安らげる時間・場所は、私たち親以外に
誰がいるでしょう。家は子供たちの安らぎの場でなければなりません。
もし、私たちが発達障害のまま愛すことができれば
子供たちは私たちに愛されようと努力するのではないでしょうか?
その子供たちが大きくなッた時、私のような大人になったりはしないでしょう。
私は、その両方を子供から奪い続けていました。
妻は、ずっと私にそれを言い続けていたのでしょう。
なのに、私が気が付くまでに10年近くかかってしまいました。
優しい誰からも愛される発達障害の良い特徴を生かした生き方という
究極の生き方を教えてあげられるのは親密な距離だと思います。
息子には幸せになって欲しい。
息子を助けてくれる女性と結婚して、いつまでも家族を大切にしてほしい。
終わりに
ただ、教えすぎない・・・口出ししすぎない・・・などの
自立を妨げない行動は必要なのでしょう。
私も、今は何も言わないことを意識しています。
私の場合、言わないと決めておかないと・・・・
ず~~~~~と言い続けますので・・・・
私が言わなければ、妻がいいます。
どうしてもの時は、黙っていられるほど
私はできた人間ではないので口出ししてしまうので・・・・
大切な子供たちです。それぞれの子供たちにあった育て方を
考えることが私たちの親のつとめなのでしょう。
抱きしめて、子供たちの良いところをいっぱい見つけて伸ばす。
それだけで十分だと私は考えます。
また、いろいろ意見を聞かせてください。
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