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先日、「アスペルガー症候群は、すぐに『屁理屈』を言う」というとコメントがありました。
しかし、アスペルガー症候群の当事者は屁理屈を言っているつもりはないと思います。
『屁理屈』という定義が辞書によると
筋道の立たない理屈。こじつけの議論。
実は、アスペルガー症候群当事者の本人には話に道筋があるのですが、それがなかなか伝わらず・・・
相手から見たら屁理屈ととられるのかもしれません。
子供がまつりで迷子になった!
子供と一緒にお祭りにでかけ
「ちょっと子供見ていてね~」と妻に言われたので見ていたのですが・・・・子供を見失ってしまいました。
当然・・・・・
「どうしてちゃんと見ていなかったのよ!」
と怒られるのは当然ですよね~
しかし、アスペルガーにとっては、ちゃんと言われたとおりに・・・・
「いや、ちゃんと見ていたよ~」
と言うわけです。だって、ちゃんと見ていたんだもん~♪
「じゃ~どうして、迷子になってしまうのよ~!」
「そりゃ~あいつが勝手にどっか行ったからだろう」
別に子供のせいにしているわけではなく、事実を言っているだけなんです。
そりゃ~奥さんも怒り出しますよね~
「ちゃんと手をつないでいないからよ~」
「だったら、初めから『手をつないでて』と言えばよかっただろう」
「だいたいお前が一人でどこかに行くのがいけないんだ」なんて結局は奥さんが悪い話になってしまいます。
ちゃんと、筋は通っているでしょう?というのがアスペルガー症候群なんです。
別の自己防衛しているわけでもなく、ただ言われた通りにやっただけなのに、文句を言われる覚えがないだけです。
自分は、子供を見ていてと言われたので見ていたのだけれど・・・・
子供がいなくなったのは、たまたまで・・・・・まさかの事態だったわけです。
もちろん「迷子になるかもしれない」とは思って見ていても、見ていれば安心と思っていたのかもしれません。
アスペルガーって未来の予想が苦手なんですね~
では、「手をつないで迷子にならないようにしてね~」とお願いしてみたらどうでしょう?
ちょっと買い物でもして戻ってみたら号泣する子供が待っていたりします。
理由を聞くと「迷子にならないように手を繋いでいた」と・・・・
ただただ、迷子にならないように子供の自由を奪いずっと手を放さずにそこで待っていたのです。
「なんでそこまでするのよ~」と言っても
「迷子になるから『手を離すな!』と言ったのはお前だろう」
アスペルガー症候群というのは、言われたことをそのまま自分の理解のまま行動するので、普通の人から見たら変わっているのかもしれません。
そこを指摘されても、アスペルガーにとっては理解できないのです。
『屁理屈』を言っているのは反対にあなただと思っているかもしれません。
離婚・別れ話のあるある話
「あなたの暴言や言動にはついていけない」と奥さんに言われ
「それはいつもお前が、俺にそうさせてきたんだろう~」
と当然、アスペルガーも応戦するわけです。
「私が悪いならそれでいいから離婚して・・・・」
「意味が分からない、お前が悪いのになぜ離婚しないといけないんだ」
そうなんです、正論なんですが・・・・何かちょっと違うんです。
「あなたとは、『一緒にいられない!』って言っているの、我慢の限界なのよ!」
「我慢しているのは俺で、お前が何を我慢しているというんだ?」
「じゃ~我慢しなくていいから別れてよ~」
「だから、なんで別れないといけないか分からない?」
ここまでくれば、もう我慢してあげているのに・・・・
何をこいつは言っているんだ?おかしいんじゃないか?
甘えているだけ・・・・最近はみんなすぐに「離婚」って言えばいいと思っているんだから~
なんてことを考えているのかもしれません。
「私は、あなたと今みたいにかみ合わない会話をしていること自体もう嫌なの」
「それは、お前が意味の分からないこと言うからだろ?」
これは、以前に私たちがよくやっていた会話です。
別に、屁理屈で応戦しているわけではなく、ただただ思っていることを言っているだけなのに理解してもらえないんです。
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アスペルガーの屁理屈や嘘
そもそも、アスペルガーは屁理屈を言うほど器用ではありません。
思いついたことをそのまま口に出したりします。
ですから、言っていることもコロコロ変わって、最後は真逆のことを言っていることもあります。
自分の失敗を誤魔化すため屁理屈や嘘をついたとしても、手に取るほどわかりやすくバレバレなので突っ込みたくなる気持ちはよくわかりますが・・・
そんな、突っ込みをしてもさらにわけのわからないことを言われて喧嘩になるだけです。
また、混乱していると思って大目に見てもらえると嬉しいです。
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