夫婦間の束縛 ~モラハラ(モラルハラスメント)~


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最近の記事から本ブログを読んだ方は、私が本当にアスペルガー症候群なのか

疑問に持たれる方も多いようですが・・・

改めていうことではないですが・・・・本当に夫婦の危機からの復活だったんです。

 

妻を悩ませていた理由の一つにモラハラもありました。

夫婦間の距離というのは難しいもので・・・・

妻には妻の時間が必要だろうし、私にも私の時間は必要となる。

当然、夫婦としての時間も大切だと思いますが・・・・

 

その昔、私は妻が飲みに行くことも嫌がっていた。

「誰と飲むのだ、いつまで飲んでいるんだ。」

妻が買い物に行くのも、ちょっと帰りが遅くなったら

「何時まで買い物しているんだ」と怒っていました。

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今、考えればなぜあんなに束縛していたのだろう・・・・・

まあ、飲み会は未だに終電まで飲んで帰るので心配なのだけれど・・・

買い物が遅くなっても決して私にとって困ったことがあったわけでもない。

別に寂しかったわけでもない・・・・

ただ、そこに妻がいなかっただけでイライラしていたのかもしれない。

 

それは、愛していたからとかではなく・・・ただ、自分の想像する世界と

違っていただけなのだろう。

妻や子供は、私の思った通り生きているのだと思っていたのかもしれない。

私の想像から離れるとイライラしていたのかもしれない。

 

他に、料理にしても普段の生活にしても遂次チェックをしていた。

  • 起きるのが遅い。
  • ごはん作るのが遅い。
  • 煮つけの水分が多いから調味料を沢山使わないといけない。
  • 味付けが甘すぎる。
  • 掃除をしろ
  • 何もしない

モラルハラスメント (拘束)を繰り返していた。

振り返ると、家族に対してつまらない人生を歩ませていたなぁ~

と今の私なら気が付くことができるが・・・その頃は考えもしなかった。

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今は、妻が外であったことを楽しそうに話してくれることがうれしい。

「こんなことがあったよ~」

「昨日、飲み会でね~課長がね~」

などなど、今は楽しかったことを話してくれる。

以前の妻は悪いことをして帰ってきたみたいに黙っていた。

料理も、「何がおかしいのかなぁ?」「甘すぎたみたいね」と

自分で考えているみたいだ。

また面白いことに以前はいろいろ言っていたが・・・・

少々味がおかしくても「いんじゃない~そんなに変じゃないよ」と言っている私がいます。

そして、実際に意外とおいしく感じたりすることも多い。

自分を満足させる近道は、相手を満足させることが一番の近道なのかもしれない。

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今は、私は何も言わない。時には「え~」と思うタイミングもあるけれど

「まぁ~いいか~」と思うようにしている。

そのことが、今の夫婦生活を円滑にしている要因の一つだと思う。

拘束したところで、お互いに不愉快な思いをするだけで何も生まない。

これからも、妻や子供たちの人生を尊重することで明るい家庭を築いていきたい。


 

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fuufu    blog@conjugal-love.net

 


 

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3 件のコメント

  • こんにちは。
    本当にこれが一番、発達障害の身内を持つ側の人間が欲している内容です。
    歪んだ価値観を押し付けられ、その都度籠の鳥のように生きてきました。
    うちでは、錆びて使えなくなった殺虫剤のスプレーを1本捨てるのに数年かかります。(←発達障害の父が自分で買った物なので、例え使えなくても、捨てると言うと激怒する)

    一事が万事これなので、不要品を捨てるのに父の目から十数年遠ざけ忘れた頃に捨てています。
    それでも、父が突発的に思い出した時には、的外れな正義を振りかざし、私や母を攻め立てます。

    他人には他人の価値観があり、それを遂行する自由があること。
    自分の価値観が世の中からずれていると言うことに気付いて欲しいと願っているのです。(←直接言っても理解されない)

  • 初めまして。ちょうど彼のASPに苦悩してたところ、このブログを見つけました。
    まったく同じです。細かくダメだし、チェック、自分の思い通りに行動させようとします。上のコメントされている方のお父上とまったく同じことも言います。物もなかなか捨てません。
    多様性とか、他人の個性とかどこまで受け入れられる?と聞いてもわかりません。
    もう頭も心もガチガチになっているんだなと。なるべくASP本人の生活習慣を変えないように、それが心の安定に必要なのかと思ってこっちは合わせてあげているのにわかって貰えません。疲れます。
    何かいつも神経を張り詰めて、考えが止まず、何か次々とこうじゃなくちゃいけない、あれもこれもしないといけないと頭も体も暴走します。それって本人の中に無意識に強迫的な観念があって、不安から来ているのではと思うですが、そういうことをfuufuさんは気づかれたのでしょうか?
    彼は先天的もあるでしょうが、子供の頃の両親の厳しい躾とか愛情不足からもあります。
    fuufuさんは、暴走する気持ちをゆっくり考えるようにしたり、相手の話も聞くようにしたり、自分のガチガチだった面をどのように変えていったのでしょうか?お薬では本当には治るものではないと思うので、いろいろ努力されたとおもいます。

    • アスペルガーという障害は、とても面倒なものでその人にとつては弱点でもあり個性でもあると言えると思います。
      アスペルガー症候群だから理解しようと思っても理解できないことも多々あります。
      私自身ずいぶん良くなったと感じているのですが・・・・
      妻に言わせれば、根本的には何も変わっていないと言われます。
      そのため、気を付けていても未だに妻を傷つけることもあります。

      ただ、そういった行動の根本的な部分は、イライラをため込んだり
      落ち着いて物事を見ることができない、アスペルガーの特性が大きく関わっていると感じています。
      そういった感情をコントロールするのが精神安定剤で私の場合はエビリファイという薬を飲んでいます。
      このエビリファイを飲んでいるときと飲んでいない時では大きな差があります。

      アスペルガー症候群は治りませんが、改善することはできると思って私も生活しています。
      3年が過ぎた今でも私も失敗は繰り返しています。
      ただ、そこで投げ出したのではすべてが終わってしまいますからね。
      最低限、薬を飲んで少しでも気持ちを落ち着けて行動ができるように気を付けたいと私は思っています。

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