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先日見た、NHK きょうの健康 で取り上げられた
「発達障害」のテーマで解説されていた
お茶の水女子大学副学長の榊原洋一先生が中心になって書かれた
日本語版PRIMが市販版として存在すると紹介され、さっそく注文してみました。
PRIM = Pre-Referral Intervention Manual
アメリカの学校では、「不適切行動」「学習困難」を系統的に分類して
それぞれの問題に対して、行いうる多数の対処方法を、簡潔な文章で
示されたマニュアルが存在していて、それの日本版を作ったようです。
中身については、例えば・・・・
「すぐに怒りだしたり、イライラしたり、動揺したりする」という対処方法には
58種類の対処方法が書かれています。
その中から、その子にあった対処方法を見つけ出すのです。
「暴言を吐いて、身体的暴力を仕掛けてくるレベルまで友達を怒らせてしまう」という対処方法には
15種類の対処方法が書かれています。
そして、こういった事例ごとに 118種類の問題行動についての対処方法が書かれた本になっています。
中身もわかりやすく「発達障害」の子供と関わる方にはお薦めの本です。
発達障害のある子のサポートブック [ 日本版PRIM作成委員会 ] |
例えば・・・・
「かんしゃくを起こす」に対しては
- 自分の感情を把握する練習をする。
自分の今の気持ちを表情マークで表現させる。 - 感情を温度計や色で表現させ、感情の強弱を視覚化させる。
- 本人が興味をもったものを会話の中で用いて、
気分転換を図るようにする。例えば漢字や国語所など - 何に対しての行動なのかを見極め、それを取り除く
- クールダウンするために、一歩教室を出る(その場を離れる)。
手をつないで廊下(校舎内)を散歩する。
などなどが30種類書かれているのだ。
本は、子供を対象とされていますが
大人の方でも、十分通用することも多々書かれています。
対処方法について、疑問のある方は一冊購入してしてみてもよろしいのではないでしょうか?
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