スポンサードリンク
スポンサードリンク
よく、「勝手にして」、「好きにして」と言われることがあります。みなさんはどう捉えますか?
きっと、「その前後の話によって違うでしょう」と答えるでしょう。
しかし、「勝手にして」、「好きにして」と言われると、
アスペルガー症候群の人は、そのまま「勝手にしていいんだ~」「好きにしていいんだ~」と許可をもらったと思います。
アスペルガーにとって、こんなわかりにくい言葉はない。
「勝手にして」とはいったい。
「もう仕方ないわね~勝手にしていいよ。」
と言われれば、仕方なく同意はしてくれたと思う。
「勝手にして、私は許さないけれどね」
と言われたとき、同意はしていないけれど許してくれたと受け取ってしまう。
先日のバレンタインの飲み会の失敗と同じだ。
どうして、こんな面倒な言い回しがあるのだろう?
「仕方ないわね~いいよ」や「絶対ダメ」ならわかりやすいのに・・・・
と言いつつ、私自身もよく使っている言葉だったりする。
とくに、話し合いなどをしている時、口負かされそうになると「もういい、勝手にしろ」とよく言うことがあるのだ。
その時は、納得していないのに、その先何を話しても無駄だと思ったとき、逃げ出す捨て台詞の場合が多い。
こうして、自分に置き換えてみると・・・・
人は、「もう何言っても、こいつ聞く耳もたないなぁ」と思ったとき「勝手にしろ」という傾向にあるのかもしれない。
決して、許可したわけではなく
「やれるもんなら、やってみろ! ただ その後は知らないけれどなぁ」
という気持ちが含まれているケースが多いのではないだろうか?
「勝手にして」や「好きにして」という曖昧な言葉は、アスペルガー症候群にとっては逆の意味と認識していた方が無難なのかもしれない。
もしかして、これって当たり前のことなのかな?
日本語って難しいですよね?
似たような言葉に、「自分で考えれば」というのもよくある。
自分で考えて、「いい」と思って行動したら、怒られることがある。
「適当にやっといて~」と言われ適当にしていると怒られる。
世の中には、曖昧な言葉があふれ返っているのだ。
「勝手にして」や「好きにして」という言葉は、「勝手にしちゃダメ」「好きにしちゃダメ」という意味がほぼ正しいみたいですね。
スポンサードリンク
スポンサードリンク