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今日は、妻の大学院の合格発表の日でした。
妻は、発達障害の子供を持つ母親の力になれればと、臨床心理士を目指して大学院へ行くことにしました。
ここ1年間、夢に向かって勉強していたので、なんとか合格して欲しかった気持ちと学費や希望する大学までは遠いので交通費を考えると、ちょっと金銭的な不安とが交差していました。
私も、できることは何でもさせてあげたいと思っていますが、さすがに今から大学院となると考えものです。
現実問題、小学生の子供も三人いるわけですから、しかもその子たちだってこれから受験や進学などお金がかかるのですから
しかし、本人が一生懸命勉強している姿を見ていると自然と応援したくなる気持ちになってきました。
臨床心理士になるには、指定大学院を卒業しないといけないのですが、妻が行こうとしている大学院はかなりの難関の大学院で簡単には受からないことは覚悟していました。
しかし昨日は、妻は「落ちた時のショックを和らげるためあきらめている」と言いながら
「合格しているのではないだろうか?」と内心思っているらしく、ソワソワし落ち着かない様子だった。
ため息ばかりついて、今にも倒れそうなくらい衰弱していました。
「どうあがいても、結果変わらないんだから~」と言っても・・・
落ちた時のショックのことを考えているようでした。
試験前は意外と落ち着いていたのに・・・・なんで発表前に苦しんでいるのだろう?
ちょっと不思議でしたが、「合格しているんじゃないか」という期待からくる
落ちた時のショックは、彼女にとって大きなショックなのだろうということは見て取れた。
夜も眠れないのだろうと思っていたら、22時前にはグーグー寝ていましたけれどね(笑)
そして、今朝起きてくると・・・・何も言わずに会話もあまりなく、毎朝作ってくれるコーヒーもなく緊張もMAXに達しているようでした。
結果発表は、10時・・・
「大学に見に行かないの?」と聞くと「落ちていたらショックだからネットで確認する」と言っていました。
「もし、合格していたら 記念写真を撮りに大学へ行く」と言っていました。
さすがの私も、仕事をしながら気になってしまい。
ちょっと、仕事がてらこっそり合格発表を見に行ってきました。
実は、その大学院は私のクライアントでもあるので好都合だったのです。
10時ちょうどに掲示板が出されました。
そこには・・・・あっあっあっ・・・あった!!!!
やった~合格です。
なんと、一発合格していました。
早速、電話をすると・・・「合格したよ」といきなり電話先で妻が言いました。
どうやらネットでも10時に合格発表がされたみたいで、とても喜んでいました。
今日は、帰ってお祝いです。
今までいろいろなことがありましたが、発達障害とかかわったことで臨床心理士を目指して大学院に合格するところまできました。
昔のままだと、妻にそんな自由はなかったでしょうが、今ではのびのびと自分の人生を楽しんでいるようです。
まだ、これから2年間の学生生活があるわけですが、それもまた人生でしょう。
子供たちも、お母さんの努力を見て大きく羽ばたいていってくれたらうれしいですが・・・・
お金のことを考えると・・・・・「宝くじでも当たらないかなぁ」と真剣に考えてしまいます。
ぜひ、今苦しんでおられるパートナーの方も、発達障害との生活からも自分の人生をやり直すチャンスがあることを考えてみてください。
私との結婚も悪いことばかりではなかったと思ってくれれば幸いです。
妻は離婚を考え、その時に私は息子の発達障害について話を聞いて自分も発達障害であることに気が付き
息子の発達障害を受け入れるとともに、自分の発達障害も受け入れました。
そこからです。私と息子の発達障害と向き合い今に至るまで・・・・・
その時の経験をもとに、発達障害を持つ母親の立場から臨床心理士を目指し今後の活動に活かしていきたいようです。
これから、どんなことを研究するのかは、そっと見守っておきたいと思います。
当事者の方は、パートナーの人生をもう一度よく考えてあげてください。
きっと、お互いに人生を充実させることが、お互いの人生を豊かにしてくれると思います。
「俺の嫁は女子大生」とこれから自慢しようと思います(笑)
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