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カサンドラ症候群という言葉が多く聞かれるようになってきましたね。
私の妻も、カサンドラ症候群に陥ってしまい、うつ状態となっていました。
そして、今は回復して自分を取り戻しつつあります。
カサンドラ症候群という言葉は、正式な診断名ではありません。
他にもカサンドラ情動剥奪症候群やカサンドラ愛情剥奪症候群と言われることもあります。
なぜカサンドラ症候群になっちゃうの?
アスペルガーの夫に、不満や不信感をもつ
当然、身内や友達に相談する。
「うちの旦那って、ちょっとおかしいのよ~」
「話はかみ合わないし・・・平気でひどい事言うのよ~」
身内や友達からは、軽~く さとされてしまいます。
「うちだっておなじよ~」
「男ってそんなものよ~」
「考えすぎだって~」
「みんな同じなんだ~」と不満を持つ自分が悪いと思う。
そして、さらに努力と我慢をし続けます。
それでも我慢できない・・・・
さらに、不満や不信感が積み重なる・・・・
自分を再び責めて、苦しみ・・・・
「私が悪いんだ~」
「私はどうしたらいいのだろう?」
とどめに、旦那からも責められる・・・・
どんどん自分が悪いと思いこむ。
そして、永遠と続く負のスパイラルと陥ってしまう。
カサンドラ症候群になったらどうすればいいの?
カサンドラ症候群になってしまったらどうしたらいいのでしょう?
友達や両親に話をしても、なかなか理解されないでしょう。
仮に友達や両親に、アスペルガー症候群のことを知ってもらおうと本やWebサイトを紹介するのもひとつの手かもしれませんが・・・・
さて、それで何人の人が理解してくれるでしょうか?
では、心療内科に行くしか方法はないでしょう。
しかし・・・心療内科に行っても「うつ病ですね~」とカサンドラについて理解してくれる先生ばかりではありません。
今は、だいぶん発達障害についても有名になってきましたが、専門医は少ないのが現状です。
発達障害に詳しい先生も、当事者は診察してくれるけれどパートナーは診察してくれないところも多いようです。
一番は、その数少ない専門医を捕まえることですが・・・・
まずできる一歩は、ご自分を責めないことです。
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自分を責めないで・・・そのあとはどうしたらいいの?
残念ながら、アスペルガーを治すには時間もかかりますし・・・簡単なことではありません。
しかも、アスペルガー症候群は治るものではありません。
当事者が適応していくほかないのが現状です。
まずは、友達などから「うちの旦那もそんなものよ~」「男ってみんなそうよ~」というアドバイスに惑わされず
旦那が発達障害である可能性をまず疑って、自分のせいでないことを自覚することが大切です。
次に、ブログやSNSなどで、発達障害の知識を持っている話しを聞いてくれる人を見つけ孤独から脱出することが大切ではないでしようか?
都会であれば、コミュニティなんかも開かれているようなので参加してみるのもいいと思います。
そして、体調不良はやっぱり専門医でなくても心療内科を受診することをお勧めします。
体調にあった薬を処方してくれますし、もしかしたら理解ある先生に巡り合えるかもしれませんしね。
最終目標は、夫婦揃ってのカウンセリング
そして、カサンドラ回復の一番の特効薬は、夫婦そろってのカウンセリングです。
これが、一番壁が高いのですが・・・・
当事者が、アスペルガーの特性に適応しようとしない限りはどうしようもありません。
病院ですら、当事者が治す気がないと受け入れてくれない病院が多いのも、当事者がなんとかしようとしない限りまわりがどうあがいても仕方がないからです。
私も、子供が私と同じ発達障害で鏡がいたことと・・・・妻と離婚したくなかった気持ちとで病院に行きました。
始めは、「心療内科なんて人生の汚点だ!俺も地に落ちた!」と思いました。
しかし、一度病院の敷居をまたぐと・・・・人は気を張って生きるより、気を抜いて生きる方が楽だということに気が付きました。
今でも、2ヶ月に1度ですが通院を楽しみにしています。
是非、無駄だと思っても何度でも向き合ってみてください。
一緒に応援いたします。
そして、一人でも多くの同志がやり直せる日を楽しみにしています。
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