発達障害の精神科の主治医が変わりました。

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先日、病院に行ってきました。

私も息子も3年間、とても恵まれたことにとても発達障害に詳しい医院長先生に診てもらうことができました。

しかし、今回から今まで診ていただいて医院長先生から卒業することになりました。

息子も、とても信頼していた先生だったので残念ですが・・・・

医院長先生は、とても人気があり予約していても2時間待ちなんて当たり前なくらい人気のある先生でした。

前回、「○○くん(息子)がど一緒の時は私が診ます」と言ってくれたのですが今回病院に行くと、別の若い先生になっていました。

私の悪い癖で第一印象で「若い先生で大丈夫か?」とガッカリして息子と診断を受けました。

しかし、そんな私の第一印象に反して、息子が学校であったトラブルについて新しい先生に話しだしました。

私の特性だと、「なんで、突然先生を変えるんだ?話が違う」となかなか冷静に受け止められないのですが・・・・

息子が、自ら話すことって珍しいので、息子との会話を聞いていました。

 

息子

「ふたつのトラブルがありました。」

先生

「ほう、どんなトラブルだったんだい」

息子

「友達とあそび係の話し合いをしていたのだけれど、みんな好き勝手言ってまとまらないからカンシャクを起こしました。」

先生

「それからどうなったんだい?」

息子

「友達がきめた遊びに決まりました。」

先生

「何になったんだい?」

息子

「ケイドロです。」

先生

「その時は、カンシャクを起こしたことに自分で気が付いたのかい?」

息子

「はい」

先生

「だったら、大丈夫だね」

息子

「もう一つはなんだったんだい」

 

息子

「給食中に友達としゃべっていてたら、僕だけ怒られたからカンシャクを起こしました。」

先生

「どうして、君だけ怒られたのかな?」

息子

「・・・・・・」

先生

「大きな声を出したのかな?」

息子

「・・・・・・いいえ・・・」

先生

「わからないかぁ~何人で話していたの?」

息子

「三人です。」

先生

「なのに、君だけ怒られたの?それは納得いかないね~」

息子

「はい」

先生

「そっか~それはちょっと仕方ないのかもしれないね~」

息子

「はい」

と息子の話をよく聞いてくれるので、息子もいろいろ答えていました。

答えきれないときは、10秒くらい考える時間も与えながら、ゆっくり話すところはとても息子のペースに合っていて安心して話ができるようでした。

それを見ていて、私も「この先生は、息子にとって良き理解者でありとても合っている」と確信しました。

第一印象とは、違ってちょっと嬉しくなりました。

良い先生は沢山いるけれど、いろいろな先生に巡り合うことも大切だなぁ~と感じました。

先生には、息子が飲んでいるエビリファイの3mgを落ち着いていることもあり減薬をお願いいたしました。

私と同じ1mgでいいのではいかと聞いたのですが、急な減薬も副作用があるので半分の1.5mgとなりました。

減薬でも副作用ってあるんですね~

もし、減薬が原因でトラブルが増えるようなら、3mgがいっぱいあるので、3mgに戻すことも了承してもらいました。

次に、私の番で、最近仕事が多いことと、妻の大学の課題でキャパオーバーによるイライラした雰囲気で家の居心地があもりよくないことを相談しました。

それによるイライラやストレスを感じることから、自らエビリファイを3mgに増薬してもらいました。

私は、自分で調整ができているので、増薬で調整することと、抗うつ剤のレクサプロはいらないかを聞かれました。

抗うつ剤も今は飲まずに、気持ちを維持できているのことを話しました。

薬も、出張の時忘れたり沢山残っていて、安定剤のエビリファイを1カ月分だけお願いしました。

あと、緊急時用のエビリファイの液体タイプのものも補充しました。

エビリファイの液体タイプは、突然のイライラ時に水がなくても飲むことができるので最適なんです。

そして、次の予約を入れる際に、医院長先生にお願いしたかったけれど・・・・・

医院長先生は、アドバイスも的確で、3年間私たち家族を診てくださっているのでとても信頼をしているのですが

今回のように息子が自ら話をし、息子が安心できる先生との診断にも興味があることもあり、私たち家族よりもっと酷い患者を抱えている医院長先生に迷惑もかけられないので今回の先生がとても感じのいい先生だったので、次回も息子と一緒に同じ先生で予約を入れました。

医院長先生は人気があるので、平日に私たちだけで診察に行くことが多かったのですが、今回の先生なら土曜日に診察していただけるので、その点も利点です。

 

家に帰ってから、この話をしたら減薬と主治医が変わったことにびっくりしていましたが嫁も会ってみたいと行っていたので、次回は三人で行くこととなりそうです。

本当なら、半年前には主治医の変更は依頼されていたのでいい機会だったと思います。

次回は3カ月後の予定です。今までは2カ月おきに通院していましたが、とても安定しているので息子も私も、もうほとんど病院へは行っていません、しかし薬は毎日飲んでいます。

そのおかげで平和な毎日を送っています。


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4 件のコメント

  • はじめまして1ヶ月ほど前から拝見させております。
    前向きに真摯なお気持ちで治療に取り組んでおられることに、涙が出ます。
    ウチの主人がアスペルガー症候群かもと疑いを持ち始めて、悩んで悩んで勇気を出し主人にその事を伝えましたがいい方向に進まないままです。
    昨夜は、主人の方から離婚を切り出されてしまいました。
    自分でも思い当たるところが出てきて、逃げたいのだと思います。
    ウチは長女は今年大学を卒業し社会人1年生で、息子は今年から東京の大学に進学したばかりで離婚は大変難しい経済状態なんですが、おそらくそういったことは考えていないのだとおもいます。
    本人に緩和させるような気持ちがないのであれば、結婚生活を続けるのは不可能だと思います。
    昨夜は、顔を近づけて凄んで脅されて話合いを強制終了されられました。
    あなたのように前向きになれるほど、主人にとって家族は大切ではないのかもしれませんね。
    愚痴になりすみません。
    来週、私の住むアパートを探しに行こうと思っています。
    なにが大切なのか忘れないように頑張って下さいね。

    • たぶん、旦那さんは家族を愛していないわけではないと思いますよ。
      旦那さんは旦那さんなりに愛しているのだと思います。
      発達障害だから愛していないわけでなく、拘りが強く自分は家族のためにやっているつもりになっているのではないでしょうか?
      別居等がきっかけで気が付く人も多いですからね。
      旦那さんの気持ちも変わると良いですね。
      だけれど、子供が成人してしまうと・・・・わかりませんね?

  • はじめまして、時々お邪魔してます
    大切なご家族のために本当によく頑張られて素晴らしいですね。それも3年も!問題を抱えながらご夫婦で支え合う様子を見習う方もたくさんいらっしゃると思います

    発達障害の夫からカサンドラの私へ離婚したいと言われ、翌日にはやっぱり離婚しないを繰り返す事二年間
    離婚を駆け引きに使ってるというとその時は本気だったと言います 疲弊しかないです
    5ヶ月前また離婚したいと言いだし遂に私は家を出ました 案の定復縁したいと言い出しましたが私には戻る大義が無くなってました
    話し合いも平行線、会う度イライラしますし噛み合わない会話。心無い謝罪と約束を忘れる事を繰り返す夫
    そんな中、今度は離婚の意思はもう揺らがないと言いだした7月初旬。
    我慢の限界だそうです。鬱病で薬を服用し、睡眠薬を飲んでも不眠で泥酔しないと眠れないとか。
    それから私だけでなく成人した子供も悪者です 顔も見たくないとか二度と会う事は無いとか、あり得ない悪態ぶり。
    離婚後は私と子供で自分を笑えばいいとか嫌味も炸裂してます

    夫は自分が辛いとこからいつも始まります。そして俺も仕事も頑張ってきた、なのに私が2年前、夫に価値がないと言った。
    その事が許せないそうです カサンドラながら夫の健康を考え自営業の仕事も支えてきましたが私も怒りをコントロール出来なくなりました
    夫が先に首吊って自殺したいと言ったのです。何度も言うのでどうぞと言うと言わなくなりました
    売り言葉に買い言葉とか先に自分が仕掛けたとかは問題ではない カサンドラになった事もモラハラも自分が苦しいとこから。
    価値がないと言われた所から自分を見失い自信喪失したので一日も早く離婚して本来の自分を取り戻し新しい人生を送りたいそうです

    別居当初はこちらのブログを夫に教え、読みにきてた様ですが この人は立派、俺は無理、自己嫌悪になるとか言います
    自分の特性に気づき、自分との付き合い方を学んで欲しかったのですが、、、

    momonariさんがおっしゃる様に夫にとって、大事な家族では無かったようです
    きっと離婚訴訟になります 話し合いが出来ないので。夫は悲しい2人だなと言ってました、嫌味にしか聞こえません。

    夫を支える気丈な私は壊れてしまい、もはやガミガミ言う壊れたテレビのようで夫の好きな楽しい映画は映せなくなりました
    廃棄処分です もう憎しみ合うのは終わりにしたいです

    でも、また遊びに来ますね、暑い中、お体大切になさってくださいね

    • 永い間お疲れさまでした。
      旦那さんなりに、愛して旦那さんなりに頑張っていたとは思います。
      だけれど、自分の感覚や考え方から抜け出せないのでしょうね。
      ある程度は、人間みんなそんなところはあるのでしょうが・・・・・
      自分だけが頑張っていたかのように、相手がどんな思いをして一緒に生活していたのかまでは
      気持ちがまわらないのでしょうね。
      ほんの少し、相手の気持ちを察し意見を尊重し耳を傾けて、「そうだね~」と言っていれば変わったでしょうに・・・・
      お子さんも成人されているようですし・・・・難しいですよね~
      人生まだ3分の1残っていますものね。
      沢山の人が、同じ思いをされています。
      私たちも、早い段階で気が付けてよかったです。
      思いやるって、そんなに難しくないのですがね。
      ちょっとしたことで、改善できることを多くの人には気が付いて欲しいです。
      アスペルガーは治らないけれど、家族を壊しているのは一部の特性なのに・・・・
      大変でしょうが、新しい人生充実されることを祈っております。

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