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カサンドラ症候群については、沢山質問が来ます。
今日は、その質問の一部について答えたいと思います。
ひとつは、周囲に相談しても・・・
「男っていう生き物は、そんなものよ~うちだって一緒よ」
とアスペルガー症候群について 考えすぎ と否定されて
誰にも相談できない。
もうひとつは、旦那に診断を受けさせたいという悩みが
大半のカサンドラ症候群の大きな悩みのように思えます。
カサンドラ症候群とは・・・
「カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害」とは、
アスペルガー症候群(AS)の夫または妻(あるいはパートナー)と
情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、
身体的・精神的症状を表す言葉である。
アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、
わかってもらえないことから自信を失ってしまう。
また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、
人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる。
参照 http://ja.wikipedia.org
周囲に相談できない
ひとつめの問題、まわりに相談できない について考えてみたいと思います。
アスペルガー症候群について悩みを相談しようと思っても
身内の恥・・・人に知られたくない・・・・
など悩んで悩んでそのうえでやっと、親しい両親や姉妹などの家族
または、親しい友人に決死の覚悟で相談するのでしょう。
アスペルガー症候群について悩みを相談しようと
日ごろの旦那さんの行動を説明すると・・・・
「うちも一緒よ~男ってそんなものよ~」
「気にしすぎよ~」
「今時、昭和の男は減ってきたものね」
と「普通」だと一般的に男の人なら珍しくない症状だと思われてしまう。
しかし、実際には度合いも違うし、過剰すぎる反応について理解してもらえない
ケースが多いようです。
相談した時に、このような意見を持つ人がほとんどということは
仕方がない事実です。
「私がただ、過敏過ぎるのだろうか・・・」
「私の考えすぎなのだろうか・・・・」
「私が甘えているのだろうか・・・・」
「彼の問題は、私の空想なのか・・・」
「全部原因は私にあるのではないだろうか」
と自分を責めるようになってしまうのでしょう。
そして、旦那さんがアスペルガー症候群の診断を受けていなかった場合は
さらに深刻で、さらに悩みは増大するでしょう。
相談した知人たちは、原因は旦那の行動の原因を考えすぎたり
冷静に判断できない奥様に原因があると思う傾向にあります。
診断を受けてもらう
相談した知人に、理解してもらうためには、旦那さんがアスペルガー症候群であるという
事実を手にすることだと思います。
カサンドラ症候群の一番怖いのは、自分自身の精神状態がわからなくなることです。
アスペルガー症候群の診断を受けることは、当事者のためだけではなく
パートナーの生活にも影響してきます。
そういう意味では、とても重要なことだと思います。
しかし、旦那に診断を受けさせることも大変ですが・・・・
大人の発達障害の専門医は少なく病院探しでも苦労します。
そしそて、もし見つかったとしても今度は予約で苦労するかもしれません。
いくつものハードルに挫折する人も少なくはないのではないのでしょうか?
何より厄介なのは、当事者が診断を拒むことです。
「自分は正しい・・・普通だ・・・」と思っているので
なかなか診断を受けてくれないことは想像できます。
しかし、当事者が運よく
「私は、どうやらアスペルガー症候群のようだ」
と気が付くことは・・・
アスペルガー症候群当事者にとってもパートナーにとっても
一番良いことだと思います。
アスペルガーを知ってもらう
旦那が、本当に変わっているということを知人に理解してもらえない
「私の旦那も同じで、どこも一緒よ~」などと軽くあしらわれるようなら
アスペルガー症候群の本やホームページ、YouTubeでも沢山の情報が流れています。
少し紹介して知ってもらうことを優先してみてはいかがでしょうか?
相談を始める前に、早い段階で少しでも、アスペルガー症候群にについて
知ってもらったうえで、相談すると大きく変わるのではないかと思います。
本なら
『旦那さんはアスペルガー 奥様はカサンドラ」
といった漫画の本でもいいのではないでしょうか?
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