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先日、テレビで紹介された、欧米で大ブームの『ヒュッゲ』がとてもアスペルガーには必要な考え方だと共感を覚えた。
そもそも、『ヒュッゲ』ってなんだ? という話なのだが・・・・
北欧デンマークのライフスタイルのとひとつで、日本語では的確な翻訳がみあたらない。
デンマークは、世界一幸福な国として何十年も首位をキープしている国なのだが、国民のほとんどの人が幸せだと感じているようだ。
その、デンマークの国民たちが大切にしているのが『ヒュッゲ』というわけなのだが、他の国の人が正確に理解するのは難しい。
簡単に行ってしまうと、「あたたかな、心地よい時を過ごす」そのがヒュッゲなわけだ。
キャンドルに火をともし、生活の中のちょっとした喜びを思い出し、暖かい紅茶を飲みながらスイーツを食べる。
そういった、時間をデンマークの人たちは自然と習慣づいているわけだ。
『ヒュッゲ』について、話題となっているのが ヘレン・ラッセルが書いたこの本だ。
イギリスから、移住した1年間を書いた本なのだが、ところどころ文化の違いなどからわからないところはあるけれど、デンマークを知るのには面白い本でした。
もう一つ、人気があるのが、『世界一幸せな国 北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』という本だ。
デンマークでは、仕事も16時などに終わり、子供を迎えに行ったり、スポーツジムに行ったりと、それぞれの時間や家族との時間をとても大切にしているのだ。
税金がメチャメチャ高い、デンマークの人にとっては、残業しても高い税金を払うだけなのだ。
その代わり、教育費も医療費も無料、失業手当も2年間、給料の80%が支給されるらしいのだ。
そういうけで、不安がほとんどなく、家具やインテリアなども拘り、『幸福感』というものを大切にしているようだ。
ヘレン・ラッセルは、ほんの最後に、デンマーク的に暮らす10のコツとして以下のことで締めている。
- 信頼する
- ヒュッゲをする
- 体を使う
- 美に触れる
- 選択肢を減らす
- 誇りをもつ
- 家族を大切にする
- すべての職業を尊敬する
- 遊ぶ
- シェアする
いろいろ、せっかちで、拘りを持って自分で生き方を複雑にしてしまいがちな、アスペルガーにとってシンプルなデンマーク的生き方はとても参考になるのではないか?
もちろん、デンマークの様に政府も違えば気候も違うため、同じようにはいかないのは確かです。
しかし、小さなことでも幸福を感じながら、周りを大切にして生きて行くことは、今後の生き方に大きな影響を及ぼすのではないだろうか?
アスペルガーと向かい合っている、パートナーにとっても『ヒュッゲ』は、少しのゆとりを生んでくれるのかもしれません。
あまり、深く考えず、デンマークのことを知ってみるだけで、人生が変わってくると思います。
是非、一度読んでみてください。
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