「子供のアスペルガー症候群」理解度チェック ~第2弾~


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前回は、大人のアスペルガー症候群の理解度チェックを紹介しましたので

今回は、子供のアスペルガー症候群の理解度チェックです。

私も、日ごろから「子供の発達障害」について勉強のため様々なサイトを見てまわります。

しかし、残念ながら理解できていない方の記事もたくさん見られます。

無理やり塾に行ったり、訓練のために遊園地に連れて行ったり、公園で友達と遊ばせたり・・・・

「私は、子供のためこんなに頑張っています~」ってサイトをよく見ます。

本当に、病院で相談しているのだろうか???????

もちろん、批判しているわけではありません、みなさん子供のことをよく考えて

がっばっておられることはよくわかります。

しかし・・・子供の特性をもう少し理解してあげると、もっともっとよくなると思います。

私、自信がアスペルガー症候群であるため、どういうことが苦手なのか・・・・

よくわかります。

もし、この記事を読まれている方で、病院に行ったことがない、少なくとも

出版されている書籍を読んだこともないという方は、まず1冊でもいいので本を熟読して

知識を得てからインターネットに書かれていることなどを参考にした方がいいと思います。

インターネットの記事は、間違いが多いことを、よく理解されたうえで参考にした方がいいと思います。

私のブログも同じです。あくまで私の経験の話ですので正しいのかどうかはわかりません。

ただ、病院と書籍から得た知識をもとに行動している私の経験が書かれています。

 

どれくらい子供のアスペルガー症候群について知っていますか?

今回は、子供のアスペルガー症候群を学ぶ前にどれくらい自分が

アスペルガー症候群について知っているのか?

チェックしてみてください。

参考: ナツメ社 図解 よくわかる アスペルガー症候群

 

 

私の一押し書籍です。

Q1. アスペルガー症候群は子育てやしつけで起こる

A1. ×

アスペルガー症候群は、先天性の脳機能障害であり 生まれつきの脳機能の障害によって起こります。

子供のしつけや、育て方によって起こるものではありません。

Q2. アスペルガー症候群は薬や手術で治すことができない。

A2. ○

残念ながら、今現在ではアスペルガー症候群を治すための薬や治療はありません。

しかし療育によって、社会への適応力を高めていくことができます。

アスペルガー症候群の子供は、とくに人が多いところなどの刺激が多いところが苦手だったり

社会的ルールを覚えにくかったりします。

そういったことを、徐々に習慣づけていったりします。

※療育とは、発達障害児を医療的に育成することです。発達障害児の成長や自立支援のための、医療、治療、育成、保育、教育を「療育」といいます。

Q3. アスペルガー症候群の治療はある程度大きくなってからでもよい

A3. ×

アスペルガー症候群の療育は、早期から適切な対応をとることが、その子の発育を助けます。

遅くなればなるだけ、間違えた判断のもと行動することになり、その習慣が後々面倒な事態を

引き起こすことも少なくありません。

 

Q4. 抱っこを嫌がっても、抱っこをしてスキンシップに慣れさせる。

A4. ×

アスペルガー症候群は、触れられることを嫌う場合もあります。

無理強いは、恐怖感だけを与えてしまいます。

そっとしておいてあげるのが子供のためにもなります

Q5. わがままな言動には、厳しくしかることが大事。

A5. ×

アスペルガー症候群の場合、わがままではなく、こだわりの可能性が高いです。

よく観察してあげると、困らせようとしているのではなく、こだわっているだけで

ちょっと実現させたら治る場合もあります。

すべてを、厳しくしかることがいいわけではありません。

Q6.なるべく早くから集団行動に慣れさせよう。

A6. ×

アスペルガー症候群は、集団行動が苦手です。適切な時期を見極めて徐々に慣れさせてから入れることとが大事です。

不要なトラブルやストレスは子供のためになりません。

 

Q7. 騒いだりしているときは、大きな声で怒る。

A7. ○

大きな声は逆効果です。大きな声をかき消すためにさらに大きな声を出し

耳と心を閉ざしてしまいます。静かに冷静に話をしましょう。

Q8. アスペルガー症候群は知的障害を伴う

A8. ×

知的な遅れはなく、逆に高い知識を持っていることも少なくありません。

 

Q9. 犯罪行為を起こしやすい

A9. ×

アスペルガー症候群が原因で犯罪になることはありません。

犯罪行為を起こす率は、障害を持たない子供と同じです。

 

Q10. 将来、ちゃんと仕事ができる。

A10. ×

ふつうに社会生活を送っている人は少なくありません

私もそうですが・・・・

とくに困ったこともなく、ずっと社会生活を送ってきました。

むしろ、集中力やずば抜けた知識は、会社でも活躍の機会が多い人も少なくありません。

それぞれについては、書籍を購入して熟読してみてください。

きっと、理解が深まり役に立つと思います。


 

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