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私も、実際そうだが、細かいことに拘る傾向にある。
その細かさが、パートナーにとっては、すごいストレスになることがありますよね~
みそ汁の豆腐が大きいだの、具が多すぎるだの、どうでも良いことにイチイチ文句を言う人が多いのも特徴です。
アスペルガー症候群とは、拘りに偏っている人が多いのだそれだけではないのです。
別に、味噌汁の豆腐が小さい方が好きっていうだけの人もいます。
でも、思ったことをなんでも口に出してしまうため、文句ばかり言っているように聞こえることがあります。
ラーメンを食べに行っても、ここの豚骨は濃すぎる。ここの豚骨はあっさりし過ぎる。とどっちが好きやねん~と戸惑うパートナーも少なくありません。
マクドナルドのハンバーガーは美味しくない、モスバーガーは高すぎる。
だったら、「食べなければいいじゃない」と言いたくなる人も多いでしょう。
思いついたことをなんでも口に出してしまうため、一緒に食事に行っても残念な気持ちで帰ることありませんか?
焼肉を食べても、寿司を食べても、「高かった~勿体なかった~」とついつい口走ってしまうことがあります。
どうせ、同じお金を払うなら「美味しかったね~」「高かったけれどたまにはいいよね~」と一緒に満足感を楽しむことができない人も多いのです。
妻が、「あなたと食事をしても全然美味しくない」と昔よく言っていました。
どうしても、ネガティブな発言が多く・・・・
「ここより、前に言った店の方がボリュームもあって美味しかった」
「この前泊まった民宿の料理の方がよほど美味しかった~」
「こんなにお金出すなら、良い肉買って家でBBQした方がましだ」
などと、折角「美味しい美味しい」と食べている家族に対して、ダメ出しばかりしてしまう私がいました。
今でも、そういうことを思ってしまうことは仕方ないとしても、口に出していいことと、悪いことを区別できなかった頃、本当に外食を楽しみにしている子供たちには申し訳ないことをしてきたと思います。
また、そういうネガティブな発言を指摘されると、機嫌が悪くなって、さらに険悪なムードになってしまっていました。
それは、食べ物の味や価格だけでなく、近所に子供たちも大好きなラーメン屋があるのですが・・・・・
私が一度行ったとき、配達帰りのどんぶりや、洗い物が山積みになっていて「衛生的に気持ち悪い」と思ってしまって、私は行きたくないのですが・・・・
「ここのラーメン美味しいよね~」と喜んでいる子供たちの前で「ここは、汚い!」と言ってガッカリさせたことがあります。
それ以来、子供たちも行かなくなってしまったのですが・・・
気持ちの共有が苦手だった頃、子供たちにとっては、せっかくの楽しみだったラーメン屋さんを台無しにしてしまったことがありました。
「店員の態度が悪い」「料理が出てくるのが遅い」「ここの料理はいまいち」「コップが汚れている」と外食をすれば何かと文句ばかり言っていましたが・・・・
それは、家でも同じで、「塩が多い」「味が薄い」「なんでダとったの?」「砂糖の入れすぎ」「茶碗がかけてる」「衣がびちゃびちゃ」と気が付いたことをすべて口にしていました。
それじゃ~誰も、料理なんてしたくなくなりますよね~
今では、だいぶん減ったのですが、その頃のトラウマか、ちょっとでも味について口にすると妻からにらまれてしまいますので、今は聞かれた時だけ答えるようにしています。
さすがに、明らかに失敗しているときは、「いつもとなんか違うよね~」と言うと「バレた?○○入れるの忘れてた~」と笑い話になりますが・・・
滅多に、そんな笑い話になることは少なく、文句として受け取られることがほとんどですけれどね~
「茶碗洗えよ~」「テーブルが汚い」「使った油は容器に移せよ~」「お前の料理の後は汚い」といちいち口にしていたので、それをストレスに感じていたようです。
最近は、黙ってやるのですが・・・・それでも、その行動がストレスに感じる時はあるようです。
基本、見ないようにしているのですが、どうしても気になってしまうのですよね~
では、そんな細かいことが気になるアスペルガー相手にストレスを感じないようにするには、どうしたらいいのでしょう?
まずは、相手にしないのが一番だとは思いますが、ずっと言われ続けるパートナーにとっては、たまったものではありませんよね?
外食では、文句ばかり言うなら 「私たちそんないい店に行ったことないから今度連れて行ってよ~」と旦那さんにチョイスしてもらうのもいいのではないでしょうか?
「いいわね~あなたは、そんな良いところばかり行けて~私たちは、ここで十分よ~」と満足している気分を共有することも方法のひとつかもしれません。
「高すぎた~」と言われたときは、「こんな良いところ連れてきてくれてありがとう~またいつか連れてきてね~」など価値観を上げてあげることもいいかもしれません。
「今度は、安いところ見つけておいてよ~」と店をチョイスさせるのもいい方法かもしれませんね?
アスペルガーは、気持ちを共有するのが苦手なので、うまく気持ちを共有できる訓練を続けることが大切だと思います。
家庭の料理については、アスペルガーは拘りが強い人が多いので、たまには作らせたりするのもいいと思いますよ。
料理の本など、何冊も買って作ったりします。
終いには、専門の職人が使うような鍋や包丁や道具を揃えようとするかもしれませんけれどね~
ある程度は、アスペルガーということもあり、仕方のないことも多いですが、上手に付き合っていくしかない部分も多いと思います。
店の専門的な味を求めたり、ドラマで見るような食事風景を夢見ているアスペルガーも少なくありません。
でも、そんな要望に応えていたのでは、子育てもしながら不可能です。
細かい部分を気にするのは、半分は、思ったことや自分の経験を思うがまま口にしているだけだと、聞き流す能力が必要なのかもしれません。
アスペルガーは、味覚や臭覚などに敏感な人も多く、一度食べた味がすべてだと思っている人も少なくありません。
触感や匂いに敏感で、ぶにょぶにょしたものを嫌ったり、癖のある食べ物を嫌う人も多いのです。
私なんかは、匂いに敏感で、香水をつけたアルバイトが持ってきた料理に、すごく抵抗を感じることがあります。
電車やエレベーターでも、香水や化粧のにおいて苦手なんですよね~
そんなアスペルガーに応えるのは、不可能なことですしとてもストレスになるものです。
もっと、気持ちを楽に対応できる範囲で、それ以外は適当にやることが大切です。
当事者も拘っていながら、そこまで拘っていないことも半分以上あると思いますよ。
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