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先日、アスペルガー症候群の当事者からメールをいただいて気が付いたことがある。
彼もまた、私と同じで夫婦生活を取り戻すためカウンセリングもうけて
努力をしている同志なわけですが・・・・
- 彼が言うには、本に書いてあること。
- ネットで得ること。
- カウンセリングの話。
と、様々な情報に押しつぶされている印象をうける。
実際に私もそうなのだが・・・・
私と彼との大きな違いは、その情報を分類する能力の差だと考える。
私には、ADHDの障害を持っているため、面倒なことは苦手なので
逃げることも多い。
アスペルガー症候群の特性として、聞いたり知り得たりした情報を大事にします。
私の場合だと、料理番組で得た料理のコツや調味料の使い方など
頭の中に叩き込んでいることに気が付きます。
会社でも、隣の人の電話の声や仕事内容についても、よく耳に入ってきます。
とにかく、なんでも情報を頭の中に入れ込もうとします。
おかげで頭がいっぱいの情報に戸惑い
情報に押しつぶされてしまいます。
仕事上役に立つこともありますが、情報が多いということは
知らなくてもいいことまで知っているので、
トラブルに巻き込まれることも多い。
しかも、アスペルガー症候群は思っていること
知っていることをすぐに口にする。
さらに、トラブルになってしまうケースも多い。
情報はいくつかに分類したほうがいいようだ。
- 自分の成長に必要な情報
- いつか役に立つ情報
- 雑学の話題として役立つ情報
- 参考程度で聞き流す情報
具体的にアスペルガー症候群についての情報で考えると
1. 自分の成長に必要な情報
- 妻の言葉
- 子供たちの言葉
- 病院の先生の言葉
- 「なるほど」と納得できる内容
- 共感できる内容
これらは、素直に受け入れやすく、自分のものにしやすいため
十分役立つ情報と考えられます。
2. いつか役に立つ情報
- 今すぐ実行できないこと
- 改めないといけないけれど、納得できていないこと
- 「つらい」と感じること
- 時間をかけて受け入れなければならないこと
必要性はあるけれど、現段階では受け入れにくいと
抵抗を感じることに関しては、焦らず少しずつ取り組むように
することがベストだと感じます。
3. 雑学の話題として役立つ情報
- 共感はしないが、一般論として書かれていること
- 本に書かれているがピンとこないこと
ピンとこないが、一般的に言われていること
何かのために、情報をもっておくこと。
4. 参考程度で聞き流す情報
- アスペルガーに関する誹謗・中傷
- アスペルガーのネガティブな発言
- 情報源のわからない内容
カサンドラ症候群の方が、どうして怒るのか嫉妬するのか
そのことさえ知っていれば、それ以外のことは自分を責めるだけで
あまり得ではない。
また、アスペルガー同士の傷のなめあいもまた同じであり
それぞれに、必要な情報をもとに行動することが大事なのだと思う。
最後に
沢山ある情報をどう扱うなんかは難しい。
情報には、ひとつひとひつ意味はあるのだろうけれど
それをすべて活用することは難しい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 | |||
私の経験が誰かの生きるため・誰かの支えの参考になればと考えています。 | |||
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