アスペルガー症候群との価値観の違い ~価値観は共有するもの認めるもの~

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アスペルガー症候群との価値観の違いについて、まとめてみようと思います。

「アスペルガーだから価値観が違う? 」そう言われてしまうと・・・

それは違うのではないかと言わざるえません。

というのが、価値観とは、男と女、年上と年下、育った環境も違えば、社会的立場も異なった者同士が価値観が合うはずもありません。

ではなぜ、「アスペルガーは価値観が違う」と言われてしまうのでしょう?

妻が高機能パソコンを購入した・・・

妻は、数か月前にパソコンを買いなおした。

しかも、超薄型のSONYのVAIOで13インチで重さ1kg以下というモバイル用パソコンだ。

性能だって、CPUはi5 SSDは当然のハイスペックマシーン!

そのお値段は、15万円以上!!!

ちなみに、妻は専業主婦だ・・・・・・

私が使っているパソコンは、ASUSのi3のパソコンにSSDを自分で交換して使っている。

値段にして8万円程度のパソコンで、1.3kgと昔のモバイルパソコンをいつも仕事で持ち歩いている。

そんなのいらないだろう~

以前の私なら、猛反対していただろう・・・・

今回は、何も言わず 妻が買うのを大人しく見ていた。

正直、そんなに高機能なパソコンが必要か?というと 絶対にいらない と思う。

この絶対にいらないという言葉が、価値観の違いなのだろう。

私は、8万円のパソコンでバリバリ仕事もして持ち歩いて何年も使っている。

なのに、専業主婦だからいらない。

私はそう思っているのだろう。

専門職の俺ですら使っていないようなパソコンを・・・・・・

と言ったところが私の感想でした。

もちろん、そんなこと言っていないですよ~

起動が早くモチベーションが上がる~

それから、数カ月 妻がそのパソコンを使ってブログなどを書いているわけだが・・・・・

「起動が早くて、気持ちいい~」

「とても使いやすい~」

「デザインもかっこいい~」

と言って、時々 スターバックスに持っていって使ったりしている。

現在、臨床心理士を目指して大学院を目指しているのだが・・・

その勉強にも使っているようだ。

その姿は、とてもイキイキとしている。

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価値観の一致

私は、なるほど~仕事量や使用用途に合わせてパソコンを選択する頭しかなかった。

でも、実際に妻がいうように、今の時代はパソコンは家電としては当たり前のものであり

利用する人の気持ちで、選ぶ方法もあるのだと・・・・妻の価値観に納得した。

きっと、以前の私だとそんなふうには思えなかっただろう~

その前に、そんな高機能なパソコンを買わせたりはしなかっただろう~

価値観の変化

そうなると、私も新しいパソコンが欲しくなってきた。

今までなら、仕事ができる最低限のパソコンで良かったのだが・・・・

妻が言うように、モチベーションや快適さも価値のひとつとして考えるようになった。

さっそく、購入計画を立てることにした。

そこで、妻よりもいいパソコンを買おうとするところが・・・・私の拘りなのかもしれないけれど

価格は、やはり妻ほどは出せない小心者です(笑)

こうして、妻の価値観にも近づいていくのでしょうね~

価値観と気持ちの共有

きっと、価値観というものは誰もが違っていて当たり前なのだと思う。

ただ、通常は話したり聞いたりしている会話の中で、気持ちを共有したりして

価値観を認めていくものなのだろう。

しかし、アスペルガーの場合は自分と違う考え方については、なかなか理解できない。

その為、否定しないでいいことまで否定してしまう

だから、価値観が違うと言われるのだろう。

 

まとめ

価値観が違って当たり前、だから相手の価値観を認めてあげる。

それが大事なことだろう。

仮に、自分と価値観が違っていても、自分の価値観を押し付けるのではなく

理解できない時は、そっとしておくことも時には大事なのだと思う。

今回の様に、数万高いパソコンを買ったからって・・・・

生活に困るわけでもないし、妻がそれで楽しい人生を過ごせるのなら

それは大いなる価値のあることだろうと思った。

そうして、私の価値観も変わっていき、夫婦の価値観が一致することも増えていくのではないだろうか?

ちょっと、パソコンを買いなおそうと思ったとき、自分の価値観が変わっていたことに気が付いたので記事にしました。


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1 個のコメント

  • 私もアスペルガーだから・・という理由で「価値観が違う」という考えには疑問を持っています。

    わが家の場合は 共通の趣味を通し「共感」を共有することをしています。

    そして・・

    わが家の場合は 私が色々な本を読み漁った結果出した答えは「愛着障害」からくる心理的な歪みと最近は

    思っています。アスペルガーというだけでは腑に落ちない、説明できない部分が「愛着障害」の本を手にし

    たとき パッと目の前が開けた気がします。

    私が通院するクリニックの先生からは「ご主人のアスペルガーの診断をした上で夫婦カウンセリングを」と

    提案されましたが 私にとっては「診断そのもの」に重きを置いていません。

    ガンなら検査し告知・治療・・という形になりますが 夫自身も「検査にはしたくない」と言いましたの

    で。 夫は50歳です。夫と両親・・特に母親との関係性を知らない医師では どんないい医師であろうと

    も 検査の結果だけで「アスペルガー」と烙印を押す恐れがあり 夫にとっては それは「あなたは障がい

    者」という烙印を押され背負わされることになるだけ。

    発達障がいがあるのか、それとも「愛着障害」なのかは 哀し事ですが私自身が愛着障害を持っていること

    は確かなので 夫と両親・・特に母親との関係を見ていれば・・そして、幼少期からの母親との関係性を

    聞いていれば 素人ながらに判断できます。

    先日 お話をした公的機関のカウンセラーの方も やはり「発達障がい」などの診断には慎重にならなけれ

    ばならない。という考えをお持ちでした。

    夫婦面談をすると 医師から「アスペルガー」と診断をされたと相談に来るか方の中には

    「愛着障害」では?と思われる方も 随分おられるとのこと。

    一度 「発達障がい」と診断をされてしまうと想像以上に 本人が家族以上に苦しむこともあることなどを

    考慮し 先生には「検査」をお断りした次第です。

    大切なのは「発達障がい」だろうと「愛着障害」だろうと 本人が「自分と周りとの ほんの少しの

    違いを」自覚できるかどうかだと思います。

    いま 夫とは家庭内別居状態ですが やっと夫がアスペルガーや愛着障害の本を読むところまでたどり着き

    ました。

    先日 いつもなら「人と少し違う夫」の支援をするのが あなたの役目と前提にお話をするカウンセラーの

    方や安易に離婚や別居を勧める方がおおいんですが そうじゃなく私自身の「これはイヤ!!」という

    意思表示も とても大切なこととカウンセラーの方に教えていただいたので 今は自分の今まで我慢してき

    た「イヤ」を見える形で夫に示しています。

    わたしも 自分のためカウンセラー講座に通うと考えています。

    奥様の様に大学院までは通えることは無理ですが 自分自身をカウンセリングできるようになりたいと

    思っています。

    いつも 長い文章ですみません。

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