アスペルガー症候群の言葉に含まれた言葉、そして本音とは・・・・  ~実は裏なんてない ただ思ったことを口にするだけ~

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アスペルガー症候群の人と話をしていると、「なんでこんな酷いことを言えるの?」「私のことが嫌いなの?」「この人には心がないの?」なんて思ったことはないだろうか?

逆に当事者は、「なんでこの人、急に不機嫌になったのだろう?」「何怒っているんだ?」と相手が突然怒ったと思うことはないだろうか?

先日の記事のコメントに洋服の話が書かれていました。

出かけようと購入したパンツをはいたときに、旦那さんが一言「モンペみたい」と言った旦那さんの話がありました。

アスペルガー症候群の悩み ~いつまで我慢すればいいの?~

2018.05.13

私は本人ではないので、断言はできませんが、だだ「モンペみたい」と思ったことだけを口に出したのかもしれません。

アスペルガーには、多々そういうことがあります。

私の場合は、同じような失敗は多いのですが・・・・

妻の麻婆豆腐は、和風味噌を使って作るのでとても和風な麻婆豆腐なんです。

私は、その麻婆豆腐は、私の分は鷹の爪を効かせてくれたりと、それはそれで美味しくて大好きなのですが・・・・

「おっまた 麻婆豆腐」と感想を言ったりします。

まあ、当然それだけ聞いた人は、妻はいつも麻婆豆腐をバカの一つ覚えの様に作っているのだろうと思ったでしょう、

当然、妻もカチーン!! ときて怒ります。

まあ、そりゃそうでしょうね~ 私だって冷静になればわかります。

妻からしてみれば「どういうつもり?文句ばかり言って」と心無い私を一喝します。

そうなれば、私はもう何を言っても言い訳にしかなりません。

でも頭の中では・・・・

  • おっ、大好物の麻婆豆腐だ~
  • この味噌味美味しい。
  • 絶対、餃子の王将の麻婆豆腐より美味しい
  • ご飯食べ過ぎちゃうな~
  • もしかして、麻婆ナスにしても美味しかったりする?
  • 鷹の爪の辛さのバランス丁度いいね~
  • これに、花山椒入れても美味しいかな?
  • やった~俺の大盛だ~
  • そういえば、先日テレビで麻婆豆腐に青りんごのハイチュー入れると美味しくなると言ってたぞ~
  • そういえば、四川の麻婆豆腐の美味しい店ってまだ出会っていないなぁ~

などなど・・・・

といろいろな、統一されていないことを考えているわけだが、その言葉の一つに過ぎないわけです。

アスペルガーって、頭の暴走がすぐおきていろいろなことを考えしまうんですよね~

決して、「美味しくない」ってことを言いたいわけではないんです。

むしろ、「美味しかった」という感想の方が強いのですが・・・・

たまたま出たのが、「また 麻婆豆腐」だったわけです。

「そんなにいつ作った?」と怒りだす妻の方が怒りすぎだろう~って感じです。

ただただ、「あっ 麻婆豆腐だ」と思っただけなのに・・・・・

口は災いの元です。

アスペルガーは、遠回しに物事を伝えたりできるほど器用なコミュニケーションはとれません。

 

先日は、会社の同僚の女の子に、「ねぇ~髪切らないの?」と聞いてびっくりされました。

私自身は・・・・

単純に、髪の毛が長かったから、切らないのかな? と思っただけなのですが・・・・

「えっ?おかしいですか?」と聞かれて・・・

「いや別に」と言うと、「えっ?髪の毛が多いから暑苦しいですか?」

「せっかくここまで伸ばしたから~」「美容院も高いお金出して言ったんですよ~」

とマシンガンのように驚かれて・・・・逆に私の方が驚きました。

その時は、周りの人が話に加わってくれたおかげで、命拾いしましたが・・・・

別に、女の人の髪の毛なんて何も気にしない私が、ついつい見て感じたことを口走り、危うく不快な思いをさせるところでした。

妻のファッションについても、「その服太って見えるよ~」「そのスカートカボチャみたいね~」「その色好きだね~」「そういうデザイン好きだね~」と余計なことばかり言っては不機嫌にさせます。

見てそのままの感想のひとつだけ言ってしまうことが多々あります。

別に、どんな服や色のものを着てほしいわけでもないりのですが、ついつい感想を言ってしまうんです。

そりゃ~時々は、「その服かわいいね~」とかも言いますが、そういう言葉ってすぐに忘れられてしまうんですよね~

なぜか口走ってしまった失言だけは、いつまでも残ってしまうんですよね。

 

まあ、こんな洋服や食べ物のことだけならまだいいのかもしれませんが・・・・

 

基本的、これは重大な話をしているときも同じです。

言葉にあまり意味がないことも少なくありません。

「お前とは、○○云々の理由により離婚だしたい」と理由をきちんと伝えられる人は少なかったりします。

「うるさい、もう離婚だ~」

「お前が、そこまで言うなら離婚だ~」

「お前と、離婚したっていんだぞ~」

って、口先だけで「離婚」と言っていて、離婚した時のことなんて考えていない人も多いのです。

現に、私も100回は言ってきましたね。

きっと、その時に「本当に離婚していいの?」と聞くと「いいよ」と言っていたでしょう。

だけれど、自分自身では離婚の理由や条件や今後のことなんて考えもしていませんでした。

普通の人なら、「離婚」という駆け引きで使ったりするのかもしれませんが、アスペルガーの場合、「離婚」についてはほとんど考えもせずに口にしていることも少なくありません。

そこには、「離婚したい」とずっと思っていたわけでもなく、ただ単にその時は「離婚」してもいいと一瞬思っていれば、「離婚だ」と口にしていたりします。

子供が、怒られたとき「お母さん嫌い」「お父さん嫌い」という一瞬の感情で口走るのと同じです。

「本当に彼は別れたがっているのだろうか?」と悩んだら時間をおいて話してみることです。

彼の本音は、時として「離婚したいし」「離婚はしたくない」時だってあるのです。

思いついたことを、ポンポン口に出すアスペルガーの本音を聞きたくても、口に出している以上の気持ちなんて持っていない人が多い中、本音を追求しても意味がありません。

「本当は、この人はこんなこと思っているのではないか?」などと、アスペルガーの裏を読もうとしても無駄になることが多いと思います。

普通の人なら、好きなところもあるし、嫌いなところもあって、総合的に好きとかあるかもしれませんが・・・・

同じ人物に君が好きだ」とも簡単に言えるし、「君のこと嫌い」とも平気で言える、問いに答えるタイミングで全然真逆の感想を言ったりもします。ある意味、多重人格者とも言えるかもしれません。

 

他に思い込みで話すことも多々あります。

「ねぇ~脱いだ洗濯もの洗濯機に入れておいて」と言われると「俺はちゃんと入れた」と怒りだしたりします。

「じゃ~誰が出したのでしょうね?」と聞くと「そんなの知るか~」と怒りだしたりします。

自分を守るために、嘘をついていると思われがちですが、「俺は毎日入れている」という思い込みから、入れ忘れたことを認めきれないのだ。

本気で、自分は入れた自信があるのだ。

「じゃ~誰が出したのでしょうね?」と聞かれても返す言葉もなくキレることはよくあることでしょうね?

アスペルガーの言葉は裏がないことが多く、深い考えは含まれていないことも多いので深読みはお互いの誤解を招くことがあります。

かと思えば、時々一生懸命考えたことを話して、気持ちが相手に伝わらなかった時は、それはそれで怒りだすこともあるので本当に面倒な生き物です。

そういう、時と場合によって、全然違うことを平気で口に出すところも特徴なのかもしれません。

料理やファッションについてのコメントなど、どうでもいいことに関してはあまり気にしなくていいと思います。

「この人は、思った言葉のひとつを話している」と思って「なんか、味う少ない?」と聞かれたら「美味しくない?」と聞き返すと「うんうん、美味しいよ」と答えるかもしれませんよ。

「本当に離婚したいの?」と聞くと「お前がしたいと言ったんだろう」

と本音がどこにあるのかわからないことも多いと思います。

では、本音を聞くにはどうしたらいのか・・・・私にも、わかりません。

だって、私もその時その時の感情で生きていますので・・・・・今日の本音と明日の本音は違うかもしれません。

というわけで、あまり深刻に考えても答えなんて出ないのかもしれません。

だって、本人ですらわからないこと多いんですから~


 

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8 件のコメント

  • 定期的にブログ拝読しております。
    以前、別の記事にコメントさせてもらったことがあるのですが、今回の内容とても参考になりました。
    特に、fufuさんが例に取り上げている
    「本当に離婚したいの?」と聞くと「お前がしたいと言ったんだろう」
    という夫婦の会話ですが、我が家でも3日に1回くらいのペースで繰り広げられてます(笑)
    こちらは、「離婚したい。」なんて一言も言ってないのに会話が噛み合わないなあと思っていました。
    これに関しては、深く考えても仕方がなさそうですね(^^;
    それから、こちらからすると嘘をつかれたと思うようなことを主人もよく言いますが、思い込みのせいなんですね〜なるほど。
    思い込みや間違えは誰にでもあることなので、気づいた時に「ごめん。」とひとこと謝ってくれたらいいのに、主人も返す言葉がないとキレてくるので困り者です(苦笑)

    • きっと、「離婚だ~!」と、すぐにいう人は、アスペルガーでなくても多いとは思いますが
      根本的に、「離婚」を軽々しく、口にする人って深く考えていないですよね~
      バツイチの私も、そうでしたが、本当に離婚してみて、初めて離婚したときに別の人生を歩むことの本当の意味を知りました。
      なのに、軽々しく「離婚だ~」と言ってしまっていた私は、全然理解していませんでしたね。
      「だって、お前が離婚したいんだろ? 俺は別に離婚しなくてもいいのだから~」と持論を語り
      「『あなたが離婚しよう』と言ったんでしょう。」と言うと、「俺は離婚してもしなくてもいい」なんて言い出すんですよね~
      結局は、そんな難しい問題を冷静に考え込むほど、整理できる脳ではない人が多いのでしょう。

      「思い込み」って周りの人はいいますが、アスペルガーにとっては「思い込み」こそが真実な場合がとても多いです。
      だから当然、「俺は間違っていない」と言うのです。
      自分が間違えていたと気が付いた瞬間に、「もううるさい」「黙れ!しゃべりかけるな!」と怒り出したり、無視したりするのが癖?もう長年やってきた行動パターンなので、なかなか改善はできないのでしょうね~
      「ごめんね」って言いなれない人は、「ごめんね」の言い方が分からないことって多々あるんです。
      私も、未だ怒ったり、無視する代わりに笑って誤魔化そうとすることが多々あります。
      もちろん、「ちゃんと謝ってよ~」と怒られることもありますが「お母さんが怒ったから怖い」とふざけて逃げたり・・・・・
      子供たちには、「ごめんね」と言いやすいのですが、妻には未だに抵抗があります。
      でも、できるだけ謝るようにはしていますよ。(笑)

  • はじめまして。
    結婚17年目、中学生と小学生の二人のこどもがいます。
    今まで自分なりに調べて、夫はアスペルガーではないかと思っています。
    年々怒りの沸点が低くなり、最近では会話が成り立たない状況です。
    意見が違うだけで「勝手にしろ」「もう俺に相談事してくるな」「離婚じゃ」に始まり、延々と思い付く限りの私を蔑む言葉を吐き続けます。そして1か月以上の無視。
    今までも、子供たちに「もうお父さんじゃないからな」「新しいお父さんを探してもらえ」など怒りに任せて口走ってきました。
    そして先日「こどもの前で飛び降りてやるからな」という言葉で、私の中でプッツリ糸が切れてしまいました。飛び降りることを真に受けてはいませんし、夫はもうそんなことを言ったことも忘れているかもしれません。が、「死」を軽々しく口にする夫と一緒に子育てをやっていくことは出来ないなと思っています。
    fufuさんのようにご自身で向き合い、奧さまも一緒に努力をされてること、素晴らしいな、そして私にはできなかったな…といろいろ考えさせながらブログを拝見しています。
    ただの愚痴だけのコメントになりすみません。なかなか周りに理解されずついついこちらで愚痴ってしまいました。

    • 初めまして、gontaさん
      > 意見が違うだけで「勝手にしろ」「もう俺に相談事してくるな」「離婚じゃ」に始まり、延々と思い付く限りの私を蔑む言葉を吐き続けます。
      うんうん、よくある話です。って・・・・私がそうでしたから
      アスペルガー症候群は、自分の考えや経験以外の情報が入ってきた時点で、パニックを起こしてしまうんです。
      ポテトサラダに砂糖を入れた時点で、私の作り方に砂糖は入っていないで、それはポテトサラダじゃないんです。
      カラッと揚がった唐揚げにレモンをかけるなんて、本当に信じられない愚かな行動なんです。
      「もういらん、お前ら勝手に食べろ」と怒ったりしていました。

      「ねぇ~相談があるんだけれど」と言われた瞬間、戦闘モードに入ります。
      だって、相談するってことは、私が反対するのを分かっていて話しかけてきているのですから
      相談内容なんて関係ありません。気持ちは無意識のうちに「反対」なんですから・・・・
      何を言われても、「おう~いいね~」なんてことはほとんどありませんでした。
      「ねえ~どうしてもだめ?」と2~3回聞かれたり、反対理由を求められると、なかなか頭の中も整理できないし
      気持ちを伝えるのも下手くそだし、とっても面倒なので・・・・
      「好きにしろ」「勝手にしろ」「俺に話しかけるな!」となっちゃうんですよね。
      「勝手にしろ」「好きにしろ」と言われたら「ありがとう~良かった認めてもらえて」と逆手にとってみてはいかがでしょう。
      「俺は賛成していない、『勝手にしろ』と言ったんだ~」と怒り出すかもしけませんが
      「だから、賛成じゃないけれど勝手にしてもいいのでしょ? ありがとうね」と言うと何も言えないと思いますよ。
      私もそうですが、『勝手にしろ』『好きにしろ』の半分以上は、本気で「勝手にしろ」と思っていることがほとんどです。
      完全に納得することがないことは、自分たちでわかっているので、とても面倒なのです。
      それを、永遠に説明されても面倒なだけなんですよね。
      旦那さんの「離婚」と「死」って、きっと口先だけの舌打ちに似た態度に過ぎないのでしょうね。
      私の場合は、兄の自殺などいろいろあったので「死」という言葉に敏感に反応しますが・・・・
      「死」に関する経験や考え方が欠落しているのでしょう。
      私も、人に自慢できる生き方はしてきませんでしたが、アスペルガー症候群という病気?障害? 私はただの特性と思っていますが
      まわりの人たちも、当事者もひとつの個性として、向き合える方法が見つかればいいと思っています。

      私の経験では、やっぱりお互いに、人生は遠回りしてもゆっくり歩むことです。
      ゆっくりと話すことから気を付けることで、行動もゆっくりになっていき、まわりもそのペースに巻き込まれて人生そのものが豊かに変化していきます。
      私なんてまだまだですけれど、ずいぶんと楽になってきました。
      そして、家族の笑顔も増えてきました。
      アスペルガーと向き合うのはとても大変なことだと思いますが、相手のペースに飲み込まれないことが一番だと思います。

  • あるあるなんですね別れ話・・・
    付き合いが始まってから何度も急に怒り出したり、別れるって言ったり
    帰っちゃったり
    かなりの回数ありました。
    訳がわからなくて、何度ももう私には付き合いきれないと思いました
    何年か前に、今度別れると口に出したらもう本当に別れてあげるから
    覚悟して口にして下さいと言いました。
    それからは一度も言われていません。
    私も何度も別れたいと言われるのは嫌ですもの。
    味付けもあるあるです
    もともと辛い、酸っぱい、しょっぱいは敏感みたいで見ただけで汗かいています
    沢山あるうちでも1回ビックリしたのは
    ステーキにニンニクとコショウで味付けがしてあるのを出した時
    「辛っ!!辛い辛い!!なんだこの辛いのは!
    もう二度とこれは俺のはいらないから!!」と怒鳴られました
    料理して怒鳴られるということにビックリしましたし怖かったのを思い出します
    忘れる事は出来ないと思います。
    まぁ苦手だったのを出したわたしがわるいのかもしれませんが怒鳴ることはないんじゃないかと(-_-;)
    主人に作る料理に関しては、自信も楽しさも全くなく、何だったら満足してくれるかなと考えるのでとても疲れます。
    料理は好きだったし、自信も結構あったんですけどね(-_-;)
    何でも喜んで美味しい~とパクパク食べてくれた子供がいたのは幸せだったんだなぁと
    つくづく感じます。
    最近は「何を作っても上手だねー」なんて事を言えるようになってきましたが

  • こんにちは、初めてこちらを読ませて頂き、なるほど〜と唸っております。
    というのも、私の夫もアスペルガーの可能性がかなり高く、こちらに書かれている内容が、こんなふうに感じていたのか、と参考になります!
    結婚4年目で子供も産まれたばかりなのですが、出産を機に、前々からどうも話し合いができない、どうしてそんなことで…ということで怒り出す、部屋にこもる、私が自分の意見を言っただけで否定された!と戦闘態勢になる…など気になっていたことがますます気になるようになり…。そして、うちの両親とあるトラブルも起こしてしまったんです。いろいろ検索して、アスペルガーがドンピシャ!当てはまる特徴があるわあるわ。診断を受けたりしたわけではないので、なんとも言えませんが、私の見立てでは99%そう(またはグレーゾーン)だと思います。
    ここにあるように、言ってることと本音もよくわかりません。「〜が嫌いだ」と言ったのに、私がショックを受けたのを見てすぐに、「そんなことない」と言ったり、ペーパードライバーの私に「運転をやろうとしないだけでしょ」と怠け者扱いするような嫌味を言い、私が怒ると「事実を言っただけだよ」とケロッとしていたり…。
    こちらの心の傷はなかなかわかってもらえないのですよね。今まで何度も精神状態がおかしくなりそうになりました。でも、色々な考えが暴走する中で、たまたま口に出ちゃったりするのですね。また、言っていることが考えていることの全てではないんですね。こちらを読んで少し納得しました。
    そういえば夫は、例えば映画などの感想を求められることを嫌います。「どう感じた?」という質問が苦手で、「言葉にしたら、言葉にしたことだけに(感じたことが)限定されちゃうから嫌だ。言葉にする必要はない。」と。もしかしたら、色んな考えが頭の中をかけめぐって、それを正確に相手に伝えることは出来ないよ、ってことなのでしょうか?また、「余計なことを言わないほうがよい」と言って最近ますます無口なのですが、思ったことをぱっと口に出して、傷つけたり、怒られたりした経験のためでしょうか…?
    夫との生活の中で、離婚話や今思うと私がカサンドラすれすれになった(今もそうですが)ことが何度もありましたが、かわいい子供も産まれて、なんとか一緒にやっていきたい、と思っています。
    しかし、月に一回くらい、「え?そんなことで…」と思うことで癇癪を起こし、バン!と大きな音を出してドアや物に当たったりするので恐怖です。子供が成長し、将来「お父さん怖い…」となりそうで、本当に心配です。fuufuさんのところはどうでしたか?お父さんの言動に子供が怖がったりする様子はあったでしょうか…?

    不安でいっぱいですが、なんとかうちなりの家庭を築けたら…。
    正直、夫にも自分の症状を自覚して、うまくやっていく方法を考えていってほしいです。でも、アスペじゃない?なんて今は間違っても言えません。長い目で見てゆっくり構えたほうがいいのですね。
    fuufuさんのように、自分と向き合ってこんなに努力されている方がいるなんて、驚きました。奥様にもきっと伝わっていますね。
    私も、自分の感情があふれて苦しいことも多々ありますが、まずは夫の理解に努めてみます。

    • PONさんはじめまして
      日ごろからのご苦労お察しいたします。
      旦那さんがアスペルガーかもしれないというのは、PONさんの頭の中で止めておけばいいのではないでしょうか?
      大事なのは、旦那さんの問題行動である時々乱暴になってしまうことです。
      それは、子供にとっても良くないことだし、そういう行動は精神安定剤で抑えることができますので、まずは旦那さんの長所を更に伸ばすために落ち着いて話ができるように病院に行くというのも方法のひとつだと思いますよ。

      映画の感想について「答えたくない」という気持ちとてもよくわかります。
      まず、映画の感想について普通の人は、表面的な感想を簡潔に答えます。
      しかし、アスペルガーは自分の拘りをもって見ているため、様々な見方をしています。
      感想は一つではないのです。面白くもあり納得いかない部分があつたり現実的なところしか理解できなかったりと・・・・・
      切り口を沢山持っているため考えがまとまらないのです。
      それを説明することは、とても難しく面倒な話なのです。
      逆につまらなく興味もなかった映画については、「別に~面白かったんじゃない」とか簡単に答えたりします。

      私は、小学校の時から感想文で表彰されることがとても多かったのですが・・・・・
      私からすれば、手抜きして一部分の描写で感想文はいくらでも書けました。
      ちなみに、小学校の感想文は毎回「野口英世」で一冊でいろいろな感想文を書いていました。

      きっと、映画の感想の聴き方も「私はここの部分が好きだったけれど、あなたはどう思った」と聞くと興味があり共感したところは詳しく話すでしょうし、逆に興味がなかったら素っ気ない返事が返ってくるでしょう。
      ここに、映画の感想について言葉のキャッチボールを望むのは無理と言うものです。
      だって、アスペルガーは興味を持った部分だけで、永遠と持論を述べて、相手の感想なんて気にもしないでしょうし・・・・・
      「私は、この部分が良かったわ~」なんて言おうものなら、自分を否定されたと感じて、その感想を全否定してしまうことでしょう。

      それから、子供たちですが私が怒ったら怖いことは知っていますから、私が怖い顔をするだけで怯えます。
      だから、今は優しいお父さんを演じるようにしています。
      演じるという言い方はおかしいですが、なんでも「どうでもいい、好きにしなさい」と思うようにしたり
      ゆっくりと話すことを心がけたり、温かいコーヒーや紅茶を飲むようにしています。
      温かい飲み物は早く飲めないでしょう?それもあって心が落ち着きます。
      そしでも、突発的に子供が危険なことをしていたら「何やってんだ」と怒って子供たちを凍らせてしまうこともあります。
      子供たちが大きくなって、私のようにならないよう私が気を付けなければと思っています。
      目指すは、クレヨンしんちゃんのお父さん野原ひろしです。
      ちなみに、本まで買ったんだすよ(笑)
      理想のママは、やっぱりバカボンのママかな?(笑)
      バカボンのパパも立派な発達障害ですからね~

      どうせ取り組むなら楽しくやらないとですね~
      試しに、旦那さんにも野原ひろしの本買ってみてはいかがでしょう。
      結構面白かったですよ。

      • 早速のお返事をありがとうございます。
        野原ひろしの本ですかー!面白そうです!
        そうですよね、どうせ取り組むなら楽しく、心に留めておきたいです。

        夫は根が優しく、不器用ながらも子供をかわいがってくれるところや、仕事や人間関係に対して、まじめで一生懸命なところが長所だと思いました。病院に行くのは今のところ難しそうですが、まずはパニックになったときはその場を離れる、部屋にこもるという今のクールダウン方法をじゃましないようにしたいと思います。
        ゆっくりとコーヒーを飲んだりするのもよいですね。日頃から気持ちを落ち着ける方法を、少しずつ提案できたらいいな〜と思いました。

        今後もまた、こちらで勉強させていただきます。ありがとうございました。

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