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今回は、マナーについて学びたいと思います。
アスペルガー症候群においてマナーを身に着けることが最大の防御となります。
「なんで~」と思われた人も多いのではないでしょうか?
マナー = より良い人間関係を築くための「生活の知恵」です。
私たちは、その知恵を習得することで社会性の弱さをかなりの部分でカバーできます。
定型の方もまったく同じで、マナーはあアスペルガー症候群だからできないのでなく
アスペルガー症候群だからこそ、マナーを身に着けることのメリットが大きいだけです。
フランスの哲学者アラン曰く
「他人に対して礼儀正しくすることは幸福にになれる秘訣である」
と言っています。
どちらにしても、礼儀正しいことが好印象を与えることは、定型の方であれ
同じことだということに説明は不要ですよね。
礼儀正しくて損することはないですからね。
マナー1. 相手が話を聞くとき
- 一方的に話し続けない、一段落したたら相手にも話をさせる。
- 話時間の割合を意識する。 自分 : 相手 = 2 : 8
- オウム返しを活用する
- 声の大きさや小ささに気を付ける相手の声の大きさに合わせて話す。
- 丁寧な言葉を使う。乱暴な言葉は使わない。
- 話し手に顔を向ける(じっと見るのではない)
- 話し手が複数人の場合は順番に顔を向ける
これって、アスペルガーと関係なく人の話を聞くときの基本です。
特に、自分と相手の話す時間の割合に気を付けましょう。
日ごろから、割合を意識して話していると、様々な面でメリットがあります。
オウム返しもそうですが、相手は勝手に
「この人は私の言っていることを理解してくれている」と思い込んでくれます。
実は、これは できる営業マン のテクニックでもあります。
顔の方向は、下に書きたいと思います。
マナー2. 自分が話すとき
- 相手に近づきすぎない
- 相手をじっと見続けない
- 相手に顔を向ける
- 話の内容が変わったら軽くうなずく
- あくびなどをしない
- 体を動かさない
- 勝手に話題を変えない
- 話に割り込まない
話すときは、近づきすぎる気が散ったり不快感を感じる人も少なくありません。
相手は話に集中できないことも多いため、1m程度の距離を意識するとよいと思います。
また、相手の目をじっと見続けるのも同じです。
視線を赤い線に乗せて、ゆっくりとさりげなく移動させると
いいと言われています。
そして、アスペルガー症候群に多いのが、勝手に話題を変えたり
話の途中で割り込んだりすることです。これは絶対に気を付けなくては
いけません。
マナー3. 相手の表情を意識する
- 相手が時計を気にしていないか?
- 相手が眉をひそめていないか?
- 相手が首をかしげていないか?
- 相手がそっぽを向いていないか?
- 相手が貧乏ゆすりをしていないか?
眉をひそめたり、首をかしげているときは
「何か失礼なことをしましたか?(言いましたか?)」と
率直に聞くのもいいかもしれません。
「何か気がついたことがあれば教えてください」と
丁寧に話すと解決することも少なくありません。
時計を気にしたり、そっぽを向いたり、貧乏ゆすりをしているときは
時間を気にしていることも多いです。
時間がないという合図です。
たとえ、時間があったとしても話に飽きている状態ですので
話を要点に絞って、そうそうに切り上げましょう。
マナー4. 挨拶をするとき
- 知っている人と出会ったら必ず挨拶をする。
- 複数いる場合は、それぞれに挨拶をする。
- 必ず一度目を見てから挨拶をする。
- 自分から挨拶をする。
- こちらが気がつかず相手が先に挨拶したらすぐに返す。
- 「どうも」や目礼だけですまさない。
- 「おはようございます「「こんにちは」は、はっきりという。
小学校1年生かい・・・・と言いたいところですが・・・
これって、できていない人多いんですよね。
挨拶などは、親しい人とでもキチンと挨拶をすることが
まわりから見ていても好感度があがります。
また、挨拶には会釈と敬礼が存在します。
通常、会釈程度が多いと思われますが、会社の取引先や
先生など目上の方には少し深く敬礼をします。
挨拶は、心のなかで「あなたのことちゃんと覚えていますよ」という気持ちで
挨拶をすると自然な挨拶になると言われているようです。
マナー5. 感謝の気持ちを伝える
- 小さなことでも、すぐに感謝の気持ちを伝える。
- 感謝の気持ちは、必ず声に出して言う。
- 感謝の気持ちを伝えるときは、必ず相手の目を見る。
- 感謝の気持ちを伝えるときは、必ず笑顔で伝える。
感謝の気持ちを持つことが、一番好感度も高くなります。
お互いに気持ちの良いことですものね。
「ありがとうございます」「助かりました」「うれしいです」とはっきりと
声に出して伝えることが大事です。
マナー6. お願いするとき
- 小さな頼み事でも、礼儀が必要。
- 最初に頼む相手の名前を呼んでから頼む。
- 必ず相手の目を見て頼む
- 頼み事は、はっきりと明確にお願いする。
- 何かしてもらつたら、必ずお礼を言う。
親しい人にでも、頼みごとをするときは礼儀を重んじなくてはいけません。
最初に名前を呼ぶことで、相手の注意をこちらに向けられますので
とても有効なテクニックです。
よくわからない頼み事ほど面倒なことってないですよね?
頼むときは、明確にわかりやすくはっきりと伝える必要があります。
そして、最後に前項であげたお礼です。
きちんと、目を見て言いましょう。
その他
他にもたくさんマナーはありますが、誰でもすべてをマスターするのは難しいでしょう。
最低限、今回の記事に書かれたところを意識すればいいと思います。
あとは・・・
何事も話しかけるときには、相手が何をしているのか確認して話しかけましょう。
計算途中や難しい作業をしているときにお礼を言っても困りますよね?
そして、話しかけられたら必ずそっちを向いて返事をしましょう。
印象がよくなります。
すべて、考えながらするのでなく気を付けていれば
すぐに当たり前にできてきます。
ほとんどの項目が、少し改善するだけでみなさんできることではないでしょうか?
アスペルガー症候群のお子さんをお持ちの方は
ぜひ、マナーだけは教えておいてあげてください。
必ず子供を障害の呪縛から守ってくれる防具となります。
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