話が途中で変わっているアスペルガー症候群～息子編～

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息子は今、空手を始めようとしています。

そんななか、アスペルガー症候群の特徴とも言える出来事がありました。

私も、きっと1年半前まで似たようなことをしていたのだろう。

まず、空手を習うために息子の友達が通っている空手道場に見学に行きました。

そこの空手道場は、言葉も汚く・・・とても厳しい道場でした。

私も、少々武道を経験した者として・・・・とても疑問のある道場でした。

それでも、息子は友達も通っているので、そこがいいと言いました。

しかし、親としては武道たるもの　礼で始まり礼で終わる

精神的思考のもと指導してほしいと・・・・別のところも見学させてもらうことにしました。

ちなみに、空手については、妻が話を進めていて私は助言だけにつとめています。

私自身、息子と一緒で考えが偏ってしまう傾向にあるので

こういうことは、妻に任せています。

妻は、今の道場の方針に疑問を感じて

息子に「他のところも見学に行くだけ行ってみよう」と提案しました。

すると、一瞬にしてカンシャクスイッチが入ってしまいました。

もちろん、友達のいる道場に行きたい気持ちは十分わかります。

なんども、「見るだけだから」と言っても・・・・

どうして、友達がいると行ったらいけないの?

なんでお母さんが決めるの俺の好きにさせて。

見に行っても、今の道場にしか行かない。

と話を聞いてもくれません。

「だから、見てそれでも今のところが良かったら

　今のところに行っていいのよ。」

とどんなに説明しても、聞く耳を持ちません。

もう頭の中は、今の道場に行くことで決まってしまっている

息子にとっては、「見に行くだけ」という言葉は耳に入らないのです。

そのうち、話も聞かずカンシャクを起こす息子に嫌気をさした妻が

うんざりしていた・・・・・

それでも1時間以上泣きながら、嫌がっていたので

こちらも聞き流していた・・・・

すると、あるとき突然

「なんで、見に行くと言っているのに勝手に決めるの」と

話が180度逆になっていました。

パニックに陥って、長い時間とともに　はじめに主張していたことを

完全に忘れてしまい。

「新しい道場も見に行く」と言っているのになんでお母さんは怒っているのか

という問題にいつの間にか変わっていました。

「一度見に行くだけでいいのよ」と言っても

「はじめから見に行くって言っているのにどうして聞いてくれないの」

と・・・・・本当に不思議な頭です。

ちなみに、結果を言うと・・・・

新しい道場は、とても礼儀正しく厳しさの中にも優しさがあり

息子も、今まで見学に行っていた道場との違い感じ

新しい道場に行くことになりました。

空手については

アスペルガー症候群は、とっさに手が出たりするので

空手を教えることは、先生にも相談しました。

先生は、確かにアスペルガー症候群に空手はあまり好ましくはないかもしれない

しかし、やりたいというのであれば　フルコンタクトの実践式のあてる空手を

すすめられました。

型だけの空手では、痛さを分からないので逆効果だと

殴る痛さ、殴られる痛さを知ることが大事とアドバイスいただきました。

私たちも、やる気になっている息子を応援してあげようと思っています。

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