アスペルガ症候群の診断が逆効果となったケース


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今回は、難しい問題について考えてみたいと思います。

それは、アスペルガー症候群の診断を受けたがために

前よりもひどくなったというケースが稀にあります。

 

私は、今でもアスペルガー症候群については専門医で診てもらうことを

強く推奨いたします。

それは、今までにも何度も書いたように・・・・

アスペルガー症候群は、脳のつくりによる障害で

薬などで治る病気とは性質が異なります。

自分が、どういう考え方の持ち主なのかを知っておくことが

最大の対策となると思うからです。

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しかし、そこを一歩間違えると・・・・

アスペルガー症候群は治らない = 俺はそういう人間だ

と開き直るアスペルガーいるようです。

また、病院に通い薬を飲んでも変わっていない気がして

すぐに、通院や薬をやめてしまう人も多いようです。

「俺はアスペルガーだから仕方ないんだ」と強気になる方も

おられるようです。

 

実は、私も時々・・・病院は面倒だし、お金もかかるし

薬も飲まなくても、もう大丈夫なのでは・・・

なんて思うこともなくもありません。

その時は、今までを振り返って診ることにしています。

去年と今・・・・明らかに生活が異なっています。

アスペルガー症候群は、普通の病気やケガとは違います。

変わるまでには、かなりの時間をかけないとわかりません。

たとえるなら、ダイエットも続けられる人は少ないですが・・・・

アスペルガー症候群は、ダイエットよりもはるかに長い努力が必要です。

それだけ、継続するには強い意志が必要です。

ただ、ダイエットと同じで、基本知識を知らないより知っていた方が

知らないよりはいいという点では一致しているといえます。

 

まだ途中経過ですが・・・・

私の場合は、失敗も沢山繰り返していますが、

自分を変えることができました。

その要因のひとつは、家族が変わったことを実感できたからです。

私から逃げるようにしていた息子が、「お父さん、お父さん」といい

今では、狭いベッドに一緒に三人で寝たがる双子の娘たち。

そして、去年はめったに見られなかった家族の笑顔・・・・・・・

これらが、私の支えとなっていることは間違いありません。

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それでも、何度か自分の思い通りにならない結果にならない現実に

いらだちを感じたりもしていることも確かです。

そんな時に、

「どうせアスペルガーは治らないんだから」

「いつまで、自分を変えないといけないんだ~」

「本当に今のままでいいのか?」

なんてことを考えてしまうのも確かです。

 

しかし、その度毎に救ってくれたのが家族の笑顔です。

その笑顔が私の成果としての評価点になっていると実感できるのです。

もし、旦那さんが「アスペルガー症候群」の診断を受けているにも関わらず

成果が表れないようであれば、良いところを見つけてほめてあげると

変わるかもしれません。

悪いところをいくら責めても逆効果です。

今より悪くなるのだけは避けたいですよね?

そして、その成果は病院や薬のおかげだと評価してあげてください。

すると変わるかもしれませんよ。

 

当事者の人は、よく家族を見てください。

まず病院の先生を信じて、診断を受け薬を飲み続け

数か月家族の顔を見てみてください。

笑顔が増えていませんか?

奥様から話しかけられる機会が増えてきませんか?

子供たちが、近づいてくるようになっていませんか?

そんな幸せを手に入れたくないですか?

もし、そう思うなら病院の先生に身をゆだねることを

お薦めします。

 


 

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