アスペルガー出張先で家族を振り返る | 夫婦奮闘記アスペルガー&ADHD

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最近は、鹿児島に出張が多く家を空けることも多い。

たまには、妻も私の顔を見なくてホッとしているかもしれないけれど

実際には、子供3人の面倒は大変だろうと思う。

妻もよく「いいね～いつも一人でのんびりできて～」と言う。

妻が羨ましがる気持ちはよくわかります。

実際に気ままにベッドに寝そべってテレビを見ながらインターネットを楽しんでいる。

しかし、最近は家でもゆっくりしていることが多い。

以前は、ADHD の妻にイライラしていてなんでも私がやっていた時期もあった。

朝ごはんを作り、子供たちを起こし、仕事から帰ったらご飯を作って・・・・・

ここだけを聞いたら、「良い旦那さん」なんて言われるかもしれない。

しかし、アスペルガーはここが違う・・・・・

「俺がなんでも一人でやっている、お前は何もしない」

といつも言っていた。

妻の名誉のため、洗濯と掃除は妻がしていた。

そんな私たちの生活が大きく変わったのは、私が発達障害とわかってからだ。

妻は、「これからなんで私がやるから、台所に立たないで・・・」と言われ

それからは私は何もしなくなった。

最初のころは、いろいろ気になっていたけれど・・・・最近は、本当にダメおやじとして

ゴロゴロしている。

妻は、自分の趣味のパソコンや手芸、そして最近は大学院に行きたいと勉強をしながら

家事を一人でこなしている。

確かに、仕事を辞めて時間ができたのは確かだけれど、今は仕事をしていた時以上に

慌ただしく動き回っているなか、家事をしている感じだ。

いろいろな見方はあるでしょうが、よく家のことをしてくれています。

文句も言わず・・・・陰で言っているかもしれないけれど(笑)

炊事、洗濯と一生懸命にやっています。

私は、10年間妻に対して、「何もできない」「何も知らない」と言い続けてきた結果

妻をダメにしてきたのかもしれない・・・・実際には家事を頑張っていたのだと思う。

とは言え・・・・

料理をしていたら・・・「あっ!間違えた～」とよく叫んでいるし

先日は、お義母さんが「サバとアジ持ってきたよ～」と魚を持ってきてくれた時は

「どれがサバ?どっちがアジ?」などと言っていた・・・・・・

まあ、そんな天然なところが、かわいいということで・・・

以前の私なら「お前馬鹿か!」と怒っていただろうけれど、今では笑って見ていられる。

今朝も、遅く起きてきた私のワイシャツをアイロンをかけてくれていた。

ありがたいことです。

こうして、ひとり出張していると、ゆっくり自分を見直すことができる。

たまには、こういう自分を見直す時間があってもいいと思うが・・・・・

最近は、月の半分が出張なので寂しい気持ちもする。

早く家に帰りたいよ～

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