ADHD~アスペルガー 特徴 ~今までどうしてきたか~


スポンサードリンク

 


 

 
私のような、アスペルガー症候群+ADHDの夫でありながら

妻をカサンドラー症候群にしてしまう夫がいったい今までどうやって生きてきたのか

今回は、私がどうやって生きてきたか・・・・

私は、子供のころは勉強は全然できませんでした。

今考えれば…おかしなことばかりでした。

完全に、子供のころはLD+ADHDでした。

幼稚園のとき

近所の人からも、問題児扱いされていたかもしれません。

近所のしらないおじさんの家に遊びに行ったりしていました。

一番の大事件は、ススキの野原で友達たちと火遊びをして大火事になりました。

その時は逃げたのですが・・・・大きくなって母に聞いたら

近所の人たちはみんな知っていたそうです。

whiteboy1_laugh

あと、幼稚園で歯磨きをして・・・・うがいをした水をコップに戻し

先生に殴られたのを今でも覚えています。

でも・・・・未だになぜ自分のコップに戻したのに叩かれないといけなかったのか謎です。

小学校

成績は悪かったですね・・・・まず小学校に入って、ひらがなが書けませんでした

50音が言えませんでした。

九九は歯抜けで暗記しました。その代り覚えている掛け算をとっさに逆に掛けて答えたり

知っている九九から足したり引いたりして答えを出していました。

このころに、独自で勉強する癖がついたと思います。

study_yaruki_nai

桁数の多い計算は、面倒なので適当に書いていました。

ですから、点数は悪かったんです。

好きな科目は、社会と理科が大好きでした。

国語のテストは、それはそれはひどいもんでした。

うえの文章の「これ」は何を指していますか?という質問などは全然わかりませんでした。

本を読むと、ひっかかり ひっかかり・・・・何を読んでいるのかわからないような読み方でした。

今幼稚園の双子の娘たちのほうが、すらすら読んでいます。

ただし、得意なのは図工と作文や感想文でした。

適当に書くのは得意で・・・・いつも賞をいただいていました。

小学校の間、読書感想文はすべて野口英世でした。だって・・・これしか読んだことないですから~

しかも、母が読んでくれたんですけれどね~

でも、この野口英世だけで何度も賞をいただきました。

図工は、デッサンまではとてもきれいで褒められていました。

ただ、絵の具などを使い始めると雑になってしまいました。

ADHD2

小学校時代は、先生の机の横に席を移動させられたり、廊下に出されたり

叩かれ怒られ・・・・休み時間に外で遊ぶ以外楽しいことはありませんでした。

マンションの非常階段の柵の外を登って怒られたこともありました。

空き家に入り込んで遊んで怒られたこともありました。

お地蔵さんから、お小遣いをもらったり・・・・・

昔は、ビンジュースの蓋に当たりがついていたので、自動販売機の栓抜きの部分に

磁石を入れて引っ張り出し、あたりを探し回ったりもしました。

習い事もしましたよ。そろばん・習字・剣道・オルガン・・・・すべてやめさせられました。

「人の迷惑になる」という理由です。

ただ、水泳だけは続けました。

そして、ここで私を変える運命の出会いが・・・・

それはパソコンです。

このころ、電機百貨店では椅子までおいてパソコンが使える時代でした。

家にパソコンがなくても、お店でやるナイコン族というのが流行っていました。

当時、BASICという言語でゲームをいくつも自分で作っていました

PC-6001

中学校

中学では、とにかくケンカばかりしていました。

いつもいつもケンカばかりしていました。

2015-04-11_20h39_02

他にも…覚えていませんが・・・・母がいつも学校に呼ばれていたのを覚えています。

そういえば、中学校でも感想文が県のコンクールまでいきました

「『セミのなく島』 を読んで」という感想文なのですが・・・

ちなみに、そんな本はないんです。

たまたま、夏休みの宿題で本を読むのも面倒なので・・・・

その時やっていた綺麗な島と外でなくうるさいセミを合わせて

あとは、1週間で死んでいくセミの人生を勝手に想像して書いた感想文なのですが・・・・

最後に困ったのが・・・・

県のコンクールに出店するのに、出版社と著者不明って・・・・・どういうこと・・・・

このとき、母のあきれた顔を今でもよく覚えています♪

ちなみに、成績は算数だけは100点に近かったのですが・・・・そのほかは50点くらい 英語は10点以下でした。

しかし、中学時代もパソコンは得意で自分でプログラミングして、雑誌に応募し

賞金や商品をたくさんもらっていました。

当時 BASIC Magazineという雑誌で注目されていました♪

DSC00674

DSC00674

高校

まあ、算数は得意でしたので・・・・なんとか公立高校に入りました

この頃から、特殊な能力に気が付き始めました。

苦手な英語の教科書を丸暗記!翻訳も丸暗記! 試験前にやるだけで楽勝で点数が取れました。

特異な算数、物理は勉強せず、苦手科目だけテスト前に気合で覚えました。

テストが終わると何も残っていないのですが・・・・・

欠点は一度もとりませんでした。

授業なんて話を聞いたことがありません。教科書だけで点数が取れました。

この能力は、今でも活かされています。

 

私は、この頃からコンピュータもさらに詳しくなり、なんでも作れるまでになりました。

アルバイトでもプログラミングをして給料も今と変わらないくらいもらえました。

なんたって、バブルの時代ですから・・・・当時は商店街のおみくじのプログラムでも

何十万ももらえましたから~

大学

大学もパソコンさえできれば卒業できる程度の大学で

授業なんて聞かなくても、課題さえこなせば単位は簡単に取れました。

このころから、プログラミング能力には自信を持っていて

誰にも負けない自信を身に着けていました。

バブル期ということもあり、景気よく遊びました。

ブルーやグリーンの肩パットの入ったイブサンローランに身を包み・・・・

ディスコに通ったときもありました。

0505412828

 

社会人

入社して、すぐに戦力として働きました。

大手製鉄所のシステムから始まり

入社1年でひとつの部署のリーダーとなりました。

一人で、出向しても高い評価をもらいました。

名古屋の大手百貨店のシステムも作りました。

岡山の大手スーツの経理システムに

四国の建設会計システム・・・・・

誰にも、文句を言われないくらい働いて実績をあげて、天狗になっていた時代です。

転職

そして、20年前、今の大手企業にヘッドハンティングされて今に至ります。

そして、ずっと今も大手企業や大学のネットワークシステムなどを手掛けているのです。

給料もいいし、休みもいっぱいもらえる。

正直、なんの不満もない人生を送ってきたつもりでした。

 

振り返ると・・・・

ここに至るまで、私はたくさんの人たちを踏み台にしてきました。

じゃ~小さな会社でひっそりと暮らしていれば幸せだったか・・・・・

それなら、きっと妻とは知り合ってもいなかったでしょう。

今の子供たちとも・・・・・・

確かに、アスペルガーやADHDなどで周りをたくさん傷つけてきたと思います・・・・

 

ただ間違いなく、多動性や恐れず突き進める衝動性など、自分の信じる道を突き進んだ結果だと思っています。

それに救われている人たちもたくさんいるのも確かだと思います。

だから、私は障害を持っていることをすべてがマイナスとは思っていません。

いろいろ、弱点を克服してきたし、努力だってしてきたし、苦労もしてきた。

だから、それがふつうだと思ってきたから、今の今まで気が付くこともなかった。

今まで、業績もノルマも完璧にこなしてきた。お客さんからも信頼されている。

仕事も人の何倍もこなしている。

そんな、能力まで捨てるつもりはない。

ちなみに、定型の人だって同じような人は沢山いる。

 

ただ、妻を失いたくないので上手につきあっていこうと思っています。

極端な対策しかできないのも、私らしさだと思っています。

仕事モードとプライベートモード・・・・うまく使い分けないとね。

家に帰ってきたら、ゆっくりとする・・・・ゆっくりと・・・・・

ううううううううう・・・・・まだだきないけれど・・・・できるようになる~

 

失敗を繰り返して、今まで道を切り開いてきたので・・・・・

もし、それでダメなときはあきらめるしかない。

今は、できることをやるだけです。

今までも、こうして世の中わたってきたんだ♪

大したことない・・・・余計な一言をいわないだけさ~

たぶん・・・・

謙虚に・・・謙虚に・・・・・難しいですね~てでもがんばろう♪


 

スポンサードリンク

 


 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私の経験が誰かの生きるため・誰かの支えの参考になればと考えています。
ブログランキングに参加していますので応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 大人のADHDへ
皆様のおかげで、たくさんの方から支援いただけるようになりました。
いつも、コメントやメールをいただきいろいろなことを考えさせられています。
これからも、メールおよびコメント遠慮なくいただければ幸いです。
メール等、いつも大切に読まさせていただき、できる限り返信もさせていただいております。
私の経験と知識の範囲でしかお話しできませんが、今後の参考や励みになればと
これからも、記事を書いていきたいと思います。
fuufu    blog@conjugal-love.net

 


 

スポンサードリンク

5 件のコメント

  • >あと、幼稚園で歯磨きをして・・・・うがいをした水をコップに戻して
    >先生に殴られたのを今でも覚えています。
    >でも・・・・未だになぜ自分のコップに戻したのに叩かれないといけなかったの
    >か謎です。

    自分のコップだから良いとか、共有のコップだからダメとかいう話ではなく、うがいをした水には、雑菌やバクテリアやウイルスが混ざっているので、コップに戻したら不潔だということを、先生は教えたかったのでしょう(^^;)

    先日見たサイトに、「一般的な学校の退学率は15%程度ですが 、ADHDの人は33%もあります。さらに、高校留年は50%と上がります。やっと入った大学も、卒業できるADHDの人は、5%と低いのです。」と書いてありました。

    それを考えたら、fuufuさんは優秀ですよ。
    仕事も収入も安定しているみたいだし、職場でのトラブルも無さそうだし、ADHDやアスペルガーがあったとしても、軽度なのではないかと感じました。

    • データはどこのデータでしょうか?
      ADHDの退学者ってどうやって数えるのでしょうか?
      軽度のADHD?
      軽度かどうかなんて、先生や親が決めるものではありませんよ。
      本人ですら普通なのですから~

      ADHDの子供やアスペルガーの子供を一色単に
      表したって、病院によっては病名も変わる病気です。
      ブログにも書いてあるように
      家族との生活さえあきらめれば
      離婚して生きていったとしても
      たいして困りません。

      ほとんどの人は気がつかないまま成功している
      人も多いと思いますよ。

      私は自分が当事者でもあるが
      立場が変わると、発達障害をもつ
      親でもありますから
      現に希望をもって育てている
      親たちもたくさん
      応援いただいてますので
      私に対する批判は構いませんが

      ADHDやアスペルガー全体の代表ではないので
      私は私のケースを話しているだけです。
      ADHDは工夫でなんとでもなるんです。

      不安をもってADHDの子供と向かい合っている
      方や
      もう一度夫婦でなんとかしようと希望をもって
      読んでおられる方もいます。
      私は自分の失敗や経験や考え方のなかから
      ヒントがあると思っているだけです。
      私の行動に対するご指摘はありがたく
      頂戴できますが

      ADHDやアスペルガーを否定するために
      立ち上げたブログでないことはご理解ください。

      私は人の気持ちを読みとるのが苦手かもしれないが
      定型の方なら私がいわんとする事おわかりになると思います。
      旦那さんや私の弁護なんて、するつもりなんて
      さらさらありません。
      もともと・・・・こいつやっぱり バカだね~
      ってくらいのことしか書いてませんので
      ましてや、人にとやかくいうなんてできませんし
      自分の特殊な脳で考えることを教える意外
      私にできることはできません。

      記事の内容が一致しないかもしれませんが
      よろしければ今後もご指導よろしくお願いします。

  • はじめまして。
    とても参考になる上に、当事者の困りごとや混乱がわかりやすい伝え方をしてくれているので、頷きながらいろいろと読ませていただいています。

    わたしもアスペルガーとADHD、そして数学や運動などのLD、記憶力に問題があります。

    大事な予定はカレンダーに書かないと忘れる。
    カレンダーをみるルーティーンにしないと、見ないので思い出せない。
    思考が散らばるので、言いたいことがまとまらない。
    衝動性が強く、発言を我慢できない。
    会話に優先順位があると知らない。
    まず謝罪したほうが関係が良くなるなど知らないまま生きてきてしまい、先に理由や思考の流れを説明してしまい、言い訳だと思われる。
    そもそも、謝罪を、わたしが全て悪いです!ではなく、わたしたちは他人だから分かり合えない時があって寂しい、あなたもだよね、そして今わたしはそれを悲しんでいます。を表現するための言葉であるというのが理解できていなかった。

    などなど…。

    伝わらないことに癇癪(わかりやすい他人に比べて自他の認識がないという自覚がなくなる距離感の人のみ)がおきてしまい、夫婦仲が悪化しました。

    夫が、境界性パーソナリティ障害を検索している履歴を見つけて、わたしは怒ったり気分が変容しやすいんだと、ようやく認識できました。
    あなたのイライラは人より強い!と、常々夫に言われていましたが、主に話が伝わらないときやこだわりが強いときなので、みんなこうだろうと思っていました。
    検索してくれてるくらい、改善させたい特徴なんだ。人並みじゃないんだ。とわかってから、謝れるようになりました。

    同期やクライアントは他人だと自覚があるので、わからなくて当然だとわかっていて問題もなく、得意分野でバリバリこなしてきたので、単純に、結婚したらこんなに大変なんだと思っていました。

    大変なのは、家族には理解を求めてしまう自分だったのに。

    今は、障害に関する本を読んだり、手紙で伝えるようにしたり、アドラー心理学を読んで行動力を養ったりしています。
    まだまだ始まったばかりで、夫から見たらどこがよくなったのかわからないくらいだと思います。

    それでも、わたしの中で、こちらのブログのおかげで多数派との違いが理解できたのはすごく大きなことでした。

    ほんとうにありがとうございます。

    夫婦仲を最高にできるよう、お互いに頑張りましょう!

    • くろねこママさん、初めまして
      自分の事を振り返ることができれば、少しずつでも改善につながるのではないでしょうか?
      アスペルガーがゆえに、なかなか自分の特性の本質に気が付かないことも多いので、気楽に病院に行ってみることもいいかもしれませんよ。
      私も、最初はすごく抵抗はありましたが、知らない自分を知ることができて、楽しくなりました。
      特性自体が悪いイメージがありますが、そこには、ちょっとしたことでストレスを感じてしまう自分がいて、私の場合は精神安定剤を飲むことで
      日ごろから、落ち着いた感情を身に着けながら改善をはかっています。
      また、夫婦で向かい合うことで夫婦仲もかなり改善できますよ。
      そのためには、第三者の意見が加わることで、幅広い意見を聞けたり、「えっ?私は違うと思っていたけれど・・・」みたいな、気が付かない事実を知ったりできますよ。
      本やホームページで知識を得ることも大事ですが、心療内科の先生は、自分の本質や特性を正確に分析してくれるので、より早く自分を改善できると思いますよ。
      どうしても、自分だけで解決しようとすると、その行動自体がストレスとなってイライラしてしまったり、たまったストレスが爆発してしまったりすることを防ぐためにも
      くろねこママさんが、もっと楽に病気と向き合える方法を専門の先生と相談することでよりよい夫婦生活が送れるようにると思いますよ。
      時には距離を置くことも大切でしょうし、夫婦仲を最高にしなくても、夫婦普通に仲良くなれれば、この先幸せな夫婦生活が待っているような気がします。
      我慢のし過ぎ、無理のし過ぎはアスペルガーにとっては、逆効果になることも多いものです。
      お互い、少しずつ改善していきましょう。
      その気持ちや行動は、少しずつ旦那さんに伝わっていくと思いますよ。
      私も、4年間が過ぎ今では、夫婦仲良く過ごせるようになりました。
      逆に言えば、まだ4年間、妻にとっては私の昔のイメージが抜け切れてはいません。
      しかし、私の変わろうとしている気持ちは汲んでくれているようです。
      くろねこママさん夫婦も、これから少しづつ再生できたらいいですね?

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です