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今日、昼休みに今までにないパターンのメールをいただきました。
ブログを見たという、アスペルガー症候群当事者のお母さんから
メールです。最初・・・固定観念の塊の私の頭では理解できませんでした。
アスペルガー症候群の息子の嫁が、「離婚させてください」と泣いて毎日電話が
かかってくるとのことでした。
メールをいただいた、お義母さんは立派な方です。
お嫁さんの、カサンドラ症候群のことまで理解されていました。
自分の息子のために、きちんと調べてお嫁さんの力にもなってあげようと
しているのでしょう。
お義母さんも敵になるケースをよく聞くだけに
お嫁さんの味方になれることはすばらしいと思います。
お嫁さんに病院へ行くように話してもどうにもならないらしく・・・・
このブログにたどり着いたらしいです。(ありがとうございます)
返信したいのですが・・・・メールアドレスが間違えているようなので
記事としてアップします。
お義母様へ
インターネットで調べると、アスペルガー症候群はすべてが悪いと書かれています。
それは、そうです・・・・アスペルガーとは自分が正しいと思っているのですから
俺は正しい・・・なんて書いたサイトは誰も読まないでしょう。
アスペルガーのコミュニティサイトなどは・・・私が読んでも何が言いたいのかよくわかりません。
時々「私は完治しました」という当事者のブログはみます。
しかし「主人のアスペルガーが治りました」なんてサイトは見たこともありません。
どういうことなのかは、それぞれの感想に任せることとして・・・・
ですが、私がずっと書いているように、アスペルガーは治らないけれど
アスペルガーと自覚して、相手の気持ちを聞いて知ることはできるのです。
今、我が家に笑顔と共に、口惜しさ、悲しさを みんながぶつけられるようになったのは
私のアスペルガー症候群が治ったからではありません。
私が、妻や子供たちの話を 純粋に私の意見をできるだけ入れないように入れないように
話を聞いているだけで変わってきたのです。
私は、まだ数カ月これを徹底しているだけです。
「アスペルガーは治らない」 というキーワードだけでみないでください。
是非、よく読んでください。
私は、「あきらめろ」なんて記事は書いたことがありません。
よく読んでいただきたいと思います。
メールの一文
私も「ごめんなさい」と私の育て方を反省する日々です。
お嫁さんは、カサンドラ症候群という重い病気のようで
病院へ行くように話をするのですが離婚したいと泣くばかりです。
私もいろいろ調べてみました。たくさんの方が苦労をされて
多くの方が、別居や離婚をされていることを知りました。
息子の性格からして、私が何を言っても聞く耳をもちません。
このまま離婚することは仕方がないこととわかってはおりますが
できることなら、孫たちのためにもやり直す道はないものかと
貴方様のホームページを見つけました。
どうしたら貴方様のようにお嫁さんを救うことができるのでしょうか?
教えていただけないでしょうか?
貴方様も書いてあるとおり、息子が治ることはないのでしょうか?
息子が重傷だということは、母親の私がよくわかります。
※少し、いろいろと感情が入り込みわかりにくい部分やプライバシーに関わる部分は編集させていただきました。
アスペルガー症候群は治らない
はっきり言います。「アスペルガー症候群はなおらない」と思います。
しかし・・・・ここからが重要です。
「アスペルガー症候群はなおらない」というのは
頭で考えることを考えないようにしたり、考えなかったことにはできないのです。
もし、間違えた考えを言わなければ・・・・行動しなければ・・・・・
それは治ったことだと定義するとしたら、十分治ったことになります。
ただ、思ったことを口に出してしまつたりすることはどうしてもあるのです。
それは、普通の人でも、ついつい ひみつをばらしてしまったり、言ってはいけない
NGワードを口にするのと同じです。
アスペルガーは、そんな一言で「アスペルガー」だからと言われてしまいます。
そういう意味で、考えてしまう以上、アスペルガーはアスペルガーなのです。
しかし・・・
前回から書いているように、アスペルガー症候群だから
気持ちを理解できないというのは、少しは正しいけれど
大きく間違っています。
話を聞くという行動を身に着けると・・・・
アスペルガーは自分が決めたことには絶対に実行する意思の強さを持っていますので
以外と、普通の男の人より物分かりがよくなる可能性だってあります。
ここまで来るのが大変
まずは、アスペルガーに自覚させることは、本当に指南の技です。
私の妻も含め、よく私に教えることができたと
自分でも驚くほど、困難な道のりだったことは間違いありません。
私は、「離婚」というキーワードに反応しましたが
孤独を好むアスペルガーもいますので簡単に離婚する人もいます。
今回のケースは、義理のお義母さんに理解があったのでいいですが
義理の家族から逆に、「なんて嫁だ」と攻撃される人も少なくはありません。
しかし、アスペルガーに遠回しな言い方は通用しません。
まず、本を何気なくおいておくとか・・・・
人の旦那さんのことのようにして話して・・・・
「あなたも少しそういうところあるよね?」
などの手も必要なのかもしれません。
解決方法
すいません、私もとっておきの秘密兵器的なアドバイスができれば
一番いいのですが・・・・
まずは、離婚するにしても、やり直すにしても
冷静な対応ができるように奥様が、自分を取り戻すことが一番大事なのだと思います。
今回のように、お義母さんに「離婚したい」というのは
「お義母さんに悪い」とか・・・「自分両親に心配させたくない」とか・・・・
「自分が弱いから」とか・・・「私は行けないことを考えている」とか・・・・
自分のことを責め続けた結果がカサンドラ症候群に
陥れた原因だと思います。
解決方法の一番は、アスペルガー症候群の当事者より
パートナーが自分の幸せを一番に考えるとことだと私は思います。
それがどんな結果であれです。
私は、妻の味方になりたいので、カサンドラ症候群の方の幸せを一番に臨みます。
そして、天使が蘇ったとき私たちの幸せも手に入るのだと信じて行動しています。
最後に お義母様へ
私も今を必死に精進しているところです。
息子さんがわからない場合は・・・・
息子さんがなんと言おうと、息子さんに教えてあげれなければ
大切なお嫁さんがいなくなってしまいます。
しかし
解決に時間がかかりそうなので、お嫁様を一旦実家に戻してあげたり
別居などの相談にのってあげてもいいと思います。
長い人生です。今よりこの先のことを考えられた方がいい気がします。
まずは、お嫁さんが病院へ行って精神的に回復しなければ難しい気もします。
病院へ行くと、お嫁さんが酷いうつ状態の場合離れることを推奨されるようです。
慌てても、どうにもならないことは私も実感しています。
妻もギリギリだったので・・・・・
ただ、「アスペルガーだから治らない」というお考えは間違えています。
私のところにも、何通も努力されている夫婦からメールが届きます。
是非、お嫁さんにも教えてあげてください。
そして、私のブログを教えてあげてください。きっと、アスペルガーでも
妻やみなさんのような方々のような人たちに 問題のない障害だと証明して見せます。
私ができるのであれば、沢山のアスペルガーの方々も考え方ひとつで
克服できると信じています。同志のみなさんもあきらめず・・・・
妻や奥さんを幸せにしましょう!
私も、そういう人の参考になればと、沢山の記事をアップさせています。
そして、一人じゃないと思えればもう少しだけ元気をとりもどせるかもしれません。
ガソリンのない車はどうやっても動きません。
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