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前回は、大人のADHD(不注意欠陥衝動性障害)理解度チェックを紹介しましたので
今回は、子供のADHD(不注意欠陥衝動性障害)の理解度チェックです。
私も、日ごろから「子供の発達障害」について勉強のため様々なサイトを見てまわります。
しかし、残念ながら理解できていない方の記事もたくさん見られます。
無理やり塾に行ったり、訓練のために遊園地に連れて行ったり、公園で友達と遊ばせたり・・・・
「私は、子供のためこんなに頑張っています~」ってサイトをよく見ます。
本当に、病院で相談しているのだろうか???????
もちろん、批判しているわけではありません、みなさん子供のことをよく考えて
がっばっておられることはよくわかります。
しかし・・・子供の特性をもう少し理解してあげると、もっともっとよくなると思います。
私、自信がADHD(不注意欠陥衝動性障害)であるため、どういうことが苦手なのか・・・・
よくわかります。
もし、この記事を読まれている方で、病院に行ったことがない、少なくとも
出版されている書籍を読んだこともないという方は、まず1冊でもいいので本を熟読して
知識を得てからインターネットに書かれていることなどを参考にした方がいいと思います。
インターネットの記事は、間違いが多いことを、よく理解されたうえで参考にした方がいいと思います。
私のブログも同じです。あくまで私の経験の話ですので正しいのかどうかはわかりません。
ただ、病院と書籍から得た知識をもとに行動している私の経験が書かれています。
どれくらい子供のアスペルガー症候群について知っていますか?
今回は、子供のアスペルガー症候群を学ぶ前にどれくらい自分が
アスペルガー症候群について知っているのか?
チェックしてみてください。
参考: ナツメ社 図解 よくわかる アスペルガー症候群
私の一押し書籍です。
Q1. ADHDの子供は3%程度いる
A1. ○
ADHDの子供は、一般的に小学校の1学級(30~40人)に1人~2人いると言われています。
Q2. ADHDは集中力がないと言われるが好きなことは没頭する。
A2. ○
課題を集中することは苦手ですが、好きなことは夢中になります。
裏返せば、興味を持たすことさえできれば克服できるものもあるということ
または、好きなことは頑張れるということです。
Q3. ADHDの症状は甘やかしによるもの
A3. ×
順番待ちができない、友達についつい手が出るのは、甘やかしと思われがちですが
生まれつき行動に抑制がかけにくい性質であるためです、家庭のしつけや育て方による
ものではございません。
Q4. ADHDは治せる。
A4. ×
残念ながら、原因となっている脳の機能障害そのものを治すことはできません。
ただし、薬や服薬により抑制することはできます。
Q5. ADHDの薬はあまり飲まない方がいい
A5. ×
脳に作用する薬であるために、あまり飲まない方がいいと思われがちですが
症状をコントロールするため、医師の指示通りに薬を飲み続けていれば安全性に問題はございません。
とくに、子供のうちに薬などを服用し社会への適応力を向上させることが大切になります。
Q6.薬を飲めば、他の対処法が必要ない。
A6. ×
服薬と合わせ、集中しやすい環境を整えることと、行動療法によるトレーニングが
社会への適応を促すのに役立ちます。
まさに、これが一番のADHDの治療と言えます。
Q7. 甘やかさず、厳しくしつける。
A7. ○
できるだけほめて、本人に自信を持たせることが、しつけのポイントです。
厳しく怒ることで、自信を失い「どうせ僕(私)は何もできない」と
気をつけることさえ考えなくなっていきます。
Q8. 学校の成績が悪いのはADHDのせい?
A8. △
授業に集中できないため、学習内容が理解できず成績が伸びない場合もあります。
他にLD(学資障害)との合併が原因の場合もあります。
まずは、好きな科目からはじめ、苦手な科目は少しずつ割合を調整し
子供の自信とやる気を育てましょう。
Q9. ADHDの大人もいる。
A9. ○
大人になるにつれ、多動性はおさまり、不注意性が残る人も少なくありません。
私のように逆の多動性が残る人もいるようです。
片づけられない大人や、事故をいつも引き起こす大人などもいます。
Q10. ADHDに向いている仕事や職業もある。
A10. ○
独創的な発想とアイデアや感性が必要となる、起業家や芸術家などに、ADHDの人が多いと言われています。
それぞれについては、書籍を購入して熟読してみてください。
きっと、理解が深まり役に立つと思います。
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