サイトアイコン 夫婦奮闘記 アスペルガー&ADHD

アスペルガーの父親から子供はどうやって逃げればいいのか?

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アスペルガーとの関係は夫婦生活だけの問題ではない。

子供との関係に関しても問題が多い。

「子供は俺の言うことを聞いていれば間違いない!」と何の疑いもなく

思いこんでいるアスペルガーも多い。

現に私もそうだった・・・・・息子に厳しくしていたことは過去にも書いたことだ。

 

私のところに届くメールにも、多くの父親と子供との悩みも寄せられます。

やはり、もっとも多いのが勉強のことです。

「こんな点数をとっていてどうするんだ」

「こんな偏差値ではろくな大学にはいけない」

「学歴こそがすべてだ」

そうやって、子供をどんどん追い込んでしまっています。

私の父も同じで、そのスパルタ的教育で人生を狂わせたのが

自殺した兄だった・・・・・

 

きっと、そんな子供たちを救ってあげられるのはパートナーである

お母さんになるのだろう。

父親からの圧力から逃げることばかり教えるのでなく

よく耳を傾けてあげることだと思います。

弱音や不満を聞いてあげることがもっとも大事だと思います。

アスペルガーとの付き合いがどれだけ大変かは、パートナーが一番わかっているはずです。

「がんばれ」と子供を励ますことが本当にいいことでしょうか?

父親からの圧力に加え、母親まで圧力をかけていませんか?

「いいの~いいの~あなたは、○○は得意でしょう?」

「気にしない気にしない、この前より良くなったじゃない~」

「そんな時もあるよ~」

「勉強って大変よね~疲れていない?」

子供のオアシスになってあげることが大切のような気がします。

子供が自ら、父親の圧力から逃げ出すのはとても難しいことです。

だからこそ、お母さんの力が必要になるのだと思います。

 

そして、当事者の方に知って欲しいのは・・・・

自分の人生感がすべてではないということです。

どんな人生にも失敗なんてなく、何もできなくなるのは

親の言う通りに生き、その人生に着いていけなくなったとき

絶望する人が多いということです。

勉強が嫌いなら料理人になったっていい。長距離トラックの運転手になってもいい。

安い給料だったら、一緒に頑張ってくれるパートナーを見つければいい。

 

強制的に、良かれと思い込み子供たちの人生を決めつけて誘導することは

本当に危険であることを知るべきだと思います。

沢山の選択肢を提供してあげることが大切ではないでしょうか?

確かに、良い学校に行き一流の会社に入るといいことは沢山あります。

だけれど、幸福はそんなことだけではないということを知らないと・・・・・

一流企業に就職しても、うつ病になってしまう人も少なくありません。

そんな時、次の人生を考えられる力が必要なのではないでしょうか?

 

受験がゴールではなく、人生のゴールは私たちの知らないもっともっと先の

未来にあるのではないでしょうか?

受験や就職で失敗したからって、自殺なんてしてしまったら元も子もないですからね。

 

私も高い目標を持つことは大切だと思います。

だけれど、それだけが人生ではないということを私たちアスペルガーの場合

人より多く気をつけないといけない気がします。

私も、自分の成功を子供に教えてあげようとしがちです。

決して、それが悪いこととは思いませんが・・・・

大事なことは、子供は私ではないということです。

考えていることも、感じることも 私とは違うということです。

黙って見守ることも大事なことだと思います。

そして、一人で子供の人生をどうこうしようなんて考えずに

夫婦で話て答えを見つけることも大切だと思います。

そして、何より大切なのは子供たちの気持ちではないでしょうか?

今日は、子供たちとの向き合い方について考えてみました。

 


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