カサンドラ症候群の方へ ~脱アスペルガー夫~
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この記事しか読んでいない人のために
私は、アスペルガーとADHDをもつ45歳の夫です。
「お前が、カサンドラ症候群を語るな~」と怒られそうですが
アスペルガー症候群から見たカサンドラ症候群で
アスペルガー夫でも自覚することができれば
「ここまで、理解することが可能なんだ」と希望がもてれば・・・・
なんて思って書いています。
最近、妻の感情と共有したくカサンドラ症候群のサイトをよく見ています。
本当に、みなさんよく我慢されていると関心して読ませていただいています。
そのなかで多い話題が・・・ ・
- 私がもっとがんばれば・・・ ・
- 旦那の気持ちがわからない。
- 旦那が私を認めてくれない。
- 旦那が言っているのが正論
- 結局は、亭主関白で片付けられる
- もうあきらめている。
という意見が多く見受けられました。
まず・・・ ・
私がもっとがんばれば・・・ ・
私の妻もそうでした・・・私のいう理想の妻になるため頑張っていました。
だけれど・・・いつまでもがんばれません。
そりゃ無理です。
アスペルガーは自分の世界で生きているのですから
どんなに、がんばっても普通のことなんです。
私の過去の口癖「がんばっていない人はいない」
「生きていれば頑張るのは当然だ!」
そりゃ~うつ病にもなります。
旦那の気持ちがわからない。
そりゃそうです。私たちも普通がわからないのです。
私たちの普通は、私の頭の中にある事実と経験に基づくデータです。
未来を想像したり、他の人の考えていることを想像することは
とても困難です。 しかも、ひとつの問題を頭の中で
何百というわけのわからないパターンで 物事を考えます。
これを私は、頭の暴走と呼んでいます。
こうなると、まともな回答は得られません。
私たちが、理解できないのに他人が理解できるはずもありません。
旦那が私を認めてくれない。
これも、嫁がよく言っていました。「あなたは絶対に私を認ことはない!」
先ほども書きましたが、家事・炊事・仕事・育児 何においても、
やるのは普通 「みんなしているよね」
「がんばる?なぜ・・・・普通にできるでしょう」
まさにアスペルガー的発想です。
私も、どうして認めてほしいのか・・・なぜ認めないといけないのか
その時は、よくわかりませんでした。
認められると嬉しいのはわからなくもないけれど・・・・
いちいち認めなくても何が違うのかよくわからなかったのです。
旦那が言っているのが正論
確かに、アスペルガーの人たちは、いつも頭が動いています。
過去の実績や経験を大事にし、事実だけに基づいて行動することが得意で
仕事で成功する人も多いです。
現に私も何度も社長表彰などもらえるくらい仕事は得意です。
だけれど・・・・家の中まで、そんなに失敗を警戒してたら息苦しいです。
半分は、家庭では正論ではない気がします。
しかも、アスペルガーは人に自分の考えを押し付けるのが得意?です。
だから、正論と勘違いしていることも多いのではないでしょうか?
アスペルガーの人たちは、人の心より真実が大事なんです。
結局は、亭主関白で片付けられる
亭主関白の定義がわからないので・・・
ただ、昔ならインターネットもなく アスペルガーなんて
言葉もなく 考えを押し付けられても亭主関白で
よかっただろうけれど・・・・
今は、女性も一人で生きていける時代です。
亭主関白で生きていける人がいたとしたら、
それはそれは何か特別な魅力があるのでしょう。
私は亭主関白は、気持ちの共有がない状態だと思います。
こんな付き合いがいつまでも続けられるはずもありません。
あきらめた・・・なんて言わないで
という具合に、アスペルガーの私でもカサンドラ症候群の
サイトや 本から、感情を学ぶことはできるのです。
きっと、いろいろな事情とともに戦われていることでしょう。
私は、妻が10年間も我慢してくれたことに感謝しています。
妻のいう「普通にして~普通にできないの」という口癖・・・・・
「だから・・・その普通がわからないんだって~」 妻には、
今はまだアスペルガーの治療の協力については 何も話をしていません。
だから、まだアスペルガーについては何も知りません。
今は、私のことよりも妻自身のコップからあふれている
水を 減らすことが優先だと考えています。
カサンドラー症候群の皆様、あきらめないでください。
そして、がんばりすぎないでください。
パートナーが弱ってしまうと、アスペルガー夫は 困り果てて、
またわけのわからない行動をとります。
ぜひ、旦那さんが病院に行かないのであれば
奥様が病気になる前に奥様自身が診察をうけてください。
精神科は、行こうと思っても予約制ですぐに行くことはできません。
きっと、道が開けると私は信じています。
みなさんの希望のためにもがんばります。 応援よろしくお願いします。
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