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穏やかな日々 ~発達障害の従兄妹たちが引っ越してきた~

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先日は、双子が近所の友達のところに泊まりに行ったため、息子と妻と三人で穏やかな日々をおくりました。

先日は、妻の大学院の入学式もあり、たくさん話したい事があったようで、いつになく一生懸命に話していました。

不安なことから、ちょっとバカげたことまで、一生懸命に話すので息子は、話しかけるタイミングがなく寂しそうでしたが・・・・・

「よし、お風呂入ったらお父さんと交代しよう~」と言うと、息子は嬉しそうにお風呂に入ったと思ったらすぐにあがってきました(笑)

私とお風呂を入れ替わると、嬉しそうにお母さんと話をしていました。

 

私が、お風呂からあがると、いつもお母さんと寝たがる息子が「お父さん一緒に寝よう」というので久しぶりに一緒に寝ました。

「お父さん、久しぶりだね~」というので「そうだね~キャンプくらいだもんね~」と言いながらいろいろな話をしました。

息子は、満足した顔でスヤスヤ寝てしまいましたが・・・・・

とても、穏やかで楽しい時間でした。

きっと、息子にとっても私にとっても、そして妻にとってもこういう時間の過ごし方を意識していれば気持ちが焦ったり、荒れたりすることは少なくなるのだろうと思いました。

でも、世の中はそう簡単に行かないのが現実で・・・・・

最近、近所に従兄妹たちが越してきて、その子たちがよく泊まりに来るようになってしまったのです。

「来ないで~」という気持ちはあるのですが、やっぱり従兄妹なので一緒に遊ばせてあげたいという気持ちと半々なのですが・・・・

しかし、息子は、そんな荒れた姉弟にも冷静に対応しているので、「お~なかなかやるね~」と私たちも静かに見守っています。

従兄妹たちは、息子と比べてもかなりひどい特性の持ち主なので、息子にとってはとても勉強になっているようです。

先日は、私が会社から早退して帰ると・・・・子供たちだけ6人で騒いでいる姿をみて愕然とし・・・・

妻にLINEで『地獄絵図』と書いて送ったら、バカ受けしていました。

従兄妹たちも私たちとは違う病院ですが、こちらで病院に行くことになりました。

そちらも児童発達障害を専門としている病院らしく、妻も勉強のため着いていきました。

今回は、院長の診断ではなかったようですが、自閉症スペクトラムの特性も見られるということから次回検査をすることになったようです。

従兄妹たちは、息子と比べてもかなり酷い特性を持ち合わせていますが、先生たちもびっくりしていたようです。

引っ越し前の病院でADHDと診断がされており、特別支援学級に入る予定でしたが・・・・・

残念ながら、今回の引っ越しのタイミングが遅く、今年の支援学級では受け入れられないと言われてしまったようです。

本人も特別支援学級に行きたかったみたいで、残念ですが仕方がありません。

従兄妹たちとは一緒にいると、とても大変ですけれど、やっぱり姪っ子ということもありかわいいものです。

彼女が、息子のように、少しでも穏やかに過ごすことができればいいなぁ~ と見守っていきたいと思っています。

私自身も発達障害という、言葉を知った当初は、とても受け入れがたい障害だと思っていましたが・・・・・

自分自身が、発達障害ということを受け入れることで、息子や姪っ子や甥っ子に対しても理解してあげられるようになったことは、とても良かったと思っています。

今日は、福岡で発達障害の講演会があるというので申し込んでいたのですが、残念ながら定員オーバーで参加できませんでした。

400名もの参加枠が埋まってしまうくらい、現在では発達障害に興味を持っている人は多いようです。

まだまだ、正しく理解されているとは思えませんが、世の中が発達障害について少しでも理解が広がっていくことはとてもいいことだと思います。

私のように、大人になって気が付いても、なかなか対応するのは難しいですが、子供のうちから様々な経験を積んでいくことで、私たちとは違い大きな力となるはずです。

発達障害と向き合っていると、いろいろ大変なことも多いですが、前向きに、共にゆっくりと穏やかな時を過ごせたらいいなぁ~と思っています。

ちなみに、その姪っ子と息子が今はまっているのが、アルミホイルで作った、アルミボールです。

アルミホイル1本を丸めて、カナヅチで永遠と叩き続けてボールにするのです。

3時間くらい叩くと、とても小さな玉に圧縮されます。

それを、紙ヤスリで削ってキレイな球にするのです。

あとは、コンパウンドをでキレイに磨けば完成です。

この、根気の強さが発達障害の子供たちの強みです。

 

決して、発達障害が人生の欠点というわけではありません

苦手なこともありますが、得意なこともたくさんあります

そういった、長所をいっぱい見つけて、楽に生きていけるようにしてあげるのが、私たちの役目だと思っています。

 


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