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家族とは 夫婦とは  ~アスペルガー症候群の特性 克服~


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ここ数日、家族の笑い声が絶えない。そしてその中には妻も含まれている。

仕事が忙しく休日も出勤してクタクタのはずなのに、笑顔があふれている。

当然、私の気持ちにゆとりがでて、そう見えるのもあるだろうけれど

子供たちは、注意されてもふざけ合い、

ごはんの最中も

「ほら~おしゃべりしないで~早く食べなさい」と言うと

「は~い~」

と言いながら、ふざけてまくる。

 

妻は、最近よく話しかけてくるようになった。

きっと、仕事のことでキャパを超えているのだろう?

今は一番多いのは、仕事の話だ。

数か月前の私

  • 仕事なんだから当たり前だ
  • 甘えるな
  • 雇ってもらえるだけありがたく思え
  • 他の人はもっとやっているぞ

なんてことを言っていたでしょう。


 

今の私

  • 話を聞くだけです。
  • 大変だね。
  • 大丈夫?
  • 時々は休んだ方がいいよ

と体の心配だけしています。

きっと、今までなら私は、同じ職場の先輩として

意見を言ってたでしょう。

しかし、今は夫として話を聞ける。

私は、今までそこを間違えていた。

私は、妻のサポーターでなければいけなかったのだ。

私も、気がつかなかったけれど・・・・・

失敗が多いから気がつかれないけれど・・・

先日の診断で先生に言われた言葉が私をまた変えてくれた。

『奥さんも、あなたと同じがんばり過ぎるから すぐにキャパを超えてオーバフローしてしまうんだよ
  二人とも がんばり過ぎるから ここ(病院)なんかに時々来て第三者に話を聞いてもらうことが大切なんだ。』

私は、妻ががんばりやさんだなんて・・・・考えもしなかった。

だけれど、振り返るとそうだ・・・・我慢強くて、頑張っていた。

私と同じで子供のころから失敗が多く、

私と違う形で頑張ってADHDを克服していたのだろう。

今なら。それがよくわかる。

家族とは

なんか、永遠のテーマみたいですが・・・・

やっぱり、家族というのは自分と同じように大切にできる人たちで

一緒にいて、笑ったり、甘えたり、泣いたり、怒ったり 感情をされけだし

解放できる人たちの集まりだと思う。

結婚して、自分の子どもだから家族というのは形式に過ぎない。

我が家も、数年間そんな家族になっていたのかもしれない。

弱点を責めるのが家族ではない。

長所を伸ばしてあげる。長所を活かすことを教え合う。

そして、短所をそのまま長所に変えていく工夫をしていく。

失敗を許される場所が、家族なのだと思う。

家族のバロメーターは、笑顔の数だと私は思います。

夫婦とは

夫婦とは、冷めた言い方をすると血もつながっていない他人です

しかし、先に書いた家族の定義で考えと、血がつながっていなくても

自分と同じように大切にできる人で

一緒にいて、笑ったり、甘えたり、泣いたり、怒ったり 感情をされけだし

解放できる人ということになる。

そして、子供たちに『家族とは』という理想の家族を見せてあげられる

手本が夫婦だと思う。

喜んでいるときは、一緒に喜んであげて・・・

苦しんでいるときは、話を聞いてあげそっと手を差し伸べる。

私は・・・・

「あ~この人と一緒になってよかった」と思えるようにならなくては・・・・

妻に対しては、今の私になれたことだけで十分に、一緒になつた意味があった。

「あ~妻と一緒になってよかった」と心から思っている。

仲の良い、かわいい子供たちとも出会えた。

 

まだまだ、私は気を付けることはたくさんあるでしょうが・・・・

それでも、

私が、気を付けたたことは

話を素直に聞くということ だけです。

まだまだ、妻に・・・

「私の話は終わっていない」と怒られる場面も多いですが・・・

「ごめん」という気持ちになれる。

どうも、機械やネットワークの話になると・・・ついつい専門分野なもので

口出しをしてしまう。

 

ひとまず、離婚の危機は乗り越えたと言っていいだろう。

当然、ここで気を抜いたりはしない。

大事なことは、これからの私だ。

今の気持ちを忘れずに死ぬまで、「話を聞くこと」それだけを

気を付けていれば、失敗してもなんとかなるだろう。

 

これも、いつも読んでいただいている、同志やパートナーの方々のおかげです。

これからも、いろいろアドバイスよろしくお願いいたします。

 


 

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