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「自分が絶対正しい」と思っている人に振り回されない方法 ~書籍紹介~

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アスペルガーに多い、「自分は絶対正しい」と思って攻撃してくる人が多いのは、多くのみなさん感じているところでしょう。

今回、紹介する本は、アスペルガーの書籍ではありませんが、とてもアスペルガーの特性に対して似た「自分は絶対正しい」と攻撃してくる人の回避方法が書かれている本です。

この本は、「自分が絶対正しい」と思っている人は、前回モラハラの書籍で紹介したところの、『利得型』『自己愛型』『否認型』の三つに分類して書かれています

話の内容は、会社などの社会をケースとした話が多い本ですが、夫婦間でも大いに参考となる本です。

一度読まれてみてはいかがでしょうか?

 

平気で他人を傷つける人 ~モラルハラスメントから自分を守る護身術~ 書籍紹介

2019.01.13

 

自分のメリットを最大化しようとする『利得型』

自分の損得で動く単純明快なパターンで、自分のメリット「得か、損か」という部分にとても敏感で、自分が損をする(得をできない)となると徹底的に攻撃をしてきます。

理屈、常識、マナーなんてものが通用しない相手です。

得意技は、「怒って周りに言うことをきかせる」ことです。

「それが本当に正しいのか」「説得力があるのか」「根拠があるのか」なんてことは飛ばしてガンガン主張してくるので、対処に困ります。

「こうなれば。自分に大きなメリットがある」という部分に手段を選ばず、やりたい放題で意見を主張してくる傾向が強いと言えます。

たいていのことは、怒鳴ることで自分の思い通りになり、自分にメリットがあるという「ごねれば得をする」という成功体験を得て、ますます利得型の行動パターンに拍車がかかります。

また。利得型の特徴として、無自覚でやっている人も多いのです。

また、厄介なことに善人の仮面をかぶって攻撃してくる人もおおく、「お前のために言ってやっているんだ~」と攻撃してくる人も少なくありません。

自分の価値を高めることに必死な『自己愛型』

「俺は、あなたより優れている」ということをグイグイ主張してくるタイプです。

自己愛を守るため、「自分が絶対正しい」という牙城を崩させるわけにはいかないからです。

話をしているときに、相手に自分の意見を反対されたとします。

こんな時、自己愛型の人は「自分のすべてを否定された」「自分が劣っていると思われている」「自己愛が傷つけられた」と心の底で強く感じ、徹底抗戦にでます。

心理学の世界では「すつぱいブドウと甘いレモン」という話があります。

相手の持っているブドウはどうせ酸っぱいと決めつけて、自分の持っているレモンは甘くておいしいと思い込んで、自己肯定的に思い込むという心理状態です。

「自分の価値が上で、相手が下」という構造を作りたがる傾向にあります。

自己愛型の人は、最後まで話を聞かないという傾向もあります。

それは、自分の意見を言いたくて仕方がないからです。

過去の自慢話ばかりして、現在の未熟さを隠そうとするする人も少なくありません。

自分に弱みがあるからこそ、他者を攻撃する『否認型』

そもそも人というのは「自分の弱み」を突かれてとつい感情的になり、相手に対して攻撃的になるものです。

その一歩手前で、「自分の弱みを突かれる前に、相手を攻撃する」というのが「否認型」の行動パターンです。

自分側にある「悪」を相手に投影して、自分にはその「悪」がないように見せかける。

この「投影と否認」というのは頻繁に用いられる防衛のメカニズムです。

自分が浮気をしたことがある経験の後ろめたさから、妻の浮気を必要に疑ったりするのも同じ心境です。

モンスターペアレントも、この否認型のひとつといえます。

「自分がしつけや勉強の不備を突かれたくない」ということを「学校や先生のせいにする」という行動に出ます。

対策の一歩

これらの『利得型』『自己愛型』『否認型』は、どんな人でもこの3つに分類できるということではなく、『否認型』+『利得型』のように複数の要素が絡み合っているのが一般的です。

この分類方法を知っているだけで、「なぜ、このような行動をとるのか?」「どうして、そんな言い方をするのか」を理解しやすくなることは間違いありません。

「自分が絶対正しい」と思っている人の被害者にならないためにも、この「分析グセ」を身につけてください。

「あ~この人は、利得型なのね~」「この人は否認型なのね~」と分析することで、少し上位の目線を手に入れることで、あなた自身の心を守ることができます。

「自分が絶対正しい」と思っている人の言いなりになっていたので何も解決はしません。

かと言って言い返していたら、何倍にもなって返ってきます。

一旦は受け止めて、「ひとつだけ聞きたいのだけれど」とひとつだけ聞き返すなど、様々な対応策が本には書かれています。

うざったい、めんどくさい相手になることが大切です。

是非、お悩みの方、一度読まれてみてはいかがでしょうか?

 

 

平気で他人を傷つける人 ~モラルハラスメントから自分を守る護身術~ 書籍紹介

2019.01.13

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