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よく、インターネットで発達障害関連の掲示板やブログを読んでいますが
少し症状があるからと言って、自分のことや人のことをアスペルガーだと
卑下した見方をしている人をよく見かけます。
正直、誰もが持っている特性でアスペルガーは、その一部に異常に反応を示してしまうことがあるのです。
ですから、症状だけでアスペルガーだと決めることはできません。
今回は、症状だけで判断できない特性を紹介します。
「感覚が過敏な人と鈍感の人がいます。」というと
「そりゃそうだろう」と定型の方は思われるでしょうが・・・・
アスペルガーの場合は、過敏すぎたり・・・鈍感すぎるところが大きく違います。
五感がアンバランス
人には、五感を感じる感覚器が存在します。目・鼻・耳・舌・皮膚があり
私たちは、これらを通して多くの情報を入手します。
定型の方であれば、この情報で不要な情報は無意識のうちに切り捨て
必要な情報だけをキャッチしようとします。
アスペルガーは、この情報の選択が苦手です。
視覚
- 普通の光であっても、まぶしく感じる。
- 周囲の物が気になって、1つのものを注視できない。
これは、私も敏感です。
車にしても、電車にしても天気の良い日は光が気になって仕方ありません。
サングラスも使いますが、外した時に気になってしまいます。
ですから、普段はあまり明るい部屋は好きではありません。
しかし、家族のためにも部屋に光を撮りこむ工夫は大切だと思っています。
特に、明るい中で寝ることができません。
朝は、太陽のあかりと共に起きます。これは便利なのですがね~
聴覚
- 雑音が気になって会話や仕事に集中できない。
- 苦手な音や雑音でパニック状態になる。
- 音程がずれている歌や演奏は我慢できない。
これも、私も敏感です。
定型の方であれば、雑音があったとしても聞き分けることができます。
話をしていても、雑音と話を聞き分けているから話していることがわかるのですが
アスペルガーの場合は、音の選択ができないため話と雑音は同じレベルで受け取ります。
そのため、話のほとんどが聞き取れないことがあります。
私も、電車のホームなどでは電話するのが苦手で人の少ないところに行ってかけます。
臭覚
いろいろな匂いがまじりあうため、人込みには行きにくい。
これも、私は敏感です。
化粧の濃いお姉さんとエレベータに乗ったときは早く降りたくなります。
バブル期は、香水をする男も女も多かったので、頭痛がひどかったことを覚えています。
今では、かなり減ってきたのですが・・・
電車などで隣の女子大生などが、ベタベタ化粧を塗っていると
気分が悪くなってしまいます。
味覚
これも、私は敏感ですが・・・嫌いなものはありません。
食べ物の好き嫌いが激しい人もいます。
そのため、同じものばかり食べたりしています。
ただ、私も息子も好き嫌いは一切ありません。
ただ、息子はコロッケでもなんでも何も付けずに食べることが好きです。
お好み焼きにもソースをかけないのですが・・・・
お好み焼きにソースをかけなくても、お好み焼きというのか疑問が残ります(笑)
私は、好き嫌いはないですが、味にはこだわります。
テレビなどで知った知識を大事にします。
触覚
- 特定の素材の服しか着ない。
- 体に触れられるのが嫌い。
- 洋服の後首にあるタグが気になる
私は、どちらかというと鈍感かもしれませんが息子は敏感です。
私は、服の素材(材質)にはこだわっています。しかし執着はありません。
息子は、首のところのタグを小さい時から気にしていました。
同じ服ばかり着たりするところを見ると息子は敏感なようです。
他に人によっては、触れられるを嫌う人もいます。
これについては、私は触れられるのを嫌っているのかもしれません。
散髪も子供の時から嫌いでした。寝るときにくっついて寝るのも苦手でした。
逆に息子は、朝から晩までくっつきたがります。
同じアスペルガーでもこんなに違います。
運動覚
- 運動・縄跳び・野球など苦手なこともある。
- 手先が不器用
私は、小学生の運動会では常にビリっけつでした。
クラスで後ろから2番目くらいに遅かったです。
しかも、その後ろが女の子♪
私は、女の子よりはるかに遅かったのです。
長縄とびは、本当に嫌でした・・・・
しかも、今度の運動会では妖怪ウォッチの「宇宙ダンス」を踊らないと
いけないのですが・・・・むり・・・
アスペルガーは、体の手や足の位置感覚がわかりにくいようです。
ですから、足をぶつけたり、つまずいたりするようです。
運動は苦手でしたね~唯一水泳だけは得意でした。
逆に息子は、縄跳び名人と呼ばれています。
これも、同じアスペルガーでも全く逆になっています。
温痛覚
- 痛みに鈍感
- 暑さや寒さに鈍感
これは、どうなのでしょう・・・・
私には実感はありません。一般的だと思います。
息子も同じのような気がします。
クーラーや暖房は大好きだし・・・
怪我すると大げさに痛がりますし・・・
しかし、たまに真冬なのに薄着の人っていますよね~
子供のころ、注射が痛くない人っていました。
私なんて・・・問診票をわざとなくしてしなかった時もたくさんありました。
アンバランスは変わります
上記にあげたアンバランスは、大人になるにつれ刺激に触れていくなかで
変化していきます。
成長とともに改善される人もいれば、バランスの悪さは変わらないため
大人になっても悩む人もいるようです。
私の場合は、特に視覚と聴覚の敏感さはいろいろと困ることが多いです。
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