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先日、息子が小学校のトイレの壁に回し蹴りをして壁に大穴を開けてしまい・・・
修理代請求が8万円も来ました。
聞いたとところによると、イライラしてやったのではないらしく、友達と遊びの中で蹴り破ったらしいのですが・・・・
空手も習っているうえ小学校6年生にもなると、その蹴りが友達に向けられることがあっては大変なことになると、妻も心配しているところです。
どうしても、アスペルガーということで、感情のコントロールが苦手な息子にどう教えるかということで話し合いをしました。
私としては、「お前なにやっとんだ～」ガツン！
と行きたいところですが・・・・・・
妻は、思春期だからきちんと話をして理解させようと決めたようで・・・
私も、それに従うことにしました。
昔なら、ガツン!と怒って教えるところですが・・・・
今回は、8万円の修理代を払うことで、勉強させることにしました。
一緒に遊んでいた友達たちの親も、折半すると言ってくれているらしいですが・・・
息子に、ことの重大さを教えるためにも、私たちで支払うことにしました。
これで、人や物を傷つけたときの重大さを学んでくれれば、安いものと思うことにしたのですが・・・
これから先、中学校、高校と思春期、真っただ中のなか、様々なストレスや刺激に息子がどう対応していくのか?
私たち親も、よく見ていく必要を感じています。
ただ、もし、そこで私が暴力による指導をしてしまえば、それは息子に対して「感情をコントロールしなさい」と言っておきながら私自身が、それをできていないことになるというのが妻の言い分でした。
私も、これから息子に挑発されることもあるでしょう。その時、冷静でいられるか・・・・
だけれど、それは妻が望むように、息子のためにも暴力以外の解決策を考え、身に着けていく時期だと感じています。
アスペルガーの気丈の激しい息子と向き合っていくなか、私にとっては結構、大変な対応だと思いますが、少しいろいろ勉強しながら取り組んでいこうと思います。
私が、怒った姿を子供たちにも妻にも見せたくないですからね。
その姿が、息子の目にどう映るか、親子共に穏やかな気持ちで、この難しい思春期を乗り切れれば、息子もいつか自分の子供ができたときに同じように対応できるようになるでしょうしね。
ただでも難しい思春期の対応、アスペルガーの思春期をどう乗り切るか・・・・
間違えても、父が私にしてきたように、暴力による指導では、息子のためにもならないでしょう。
暴力以外に強さをアピールできなかった私にとって、試練の時のようです。
「時には力による指導も必要」という私の考えはどうも古いようです。
今日も、どこかの高校の先生がビンタをしている動画を、生徒が動画をインターネット上に乗せて炎上させていましたが・・・・
なめられていても、指導はできないでしょうが・・・
毅然とした態度で、立ち向かう器があれば、乗り切れたとも言えるでしょう。
甘やかすのではなく、甘えられる環境と、間違いを正す毅然とした日ごろの態度が秘訣なのかもしれません。
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