サイトアイコン 夫婦奮闘記 アスペルガー&ADHD

温泉家族旅行♪

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最近、長男も中学生になり旅費も高くなってしまったため、キャンプにはよく行くのですが久しぶりに温泉旅行に行くことになりました。

梅雨時期ということもあり、残念ながら雨の中の旅行でしたが、それなりに楽しんできました。

逆に雨だったので、ゆとりのある旅行となりました。

 

まずは、出発は9:30ということにしていたのですが・・・・

いつも、時間にルーズな妻の行動を見通して、私なりに10:00に出発できればヨシ!と思っていたので予想通り10:00に出発になりました。(笑)

アスペルガーの私にとっては、出発時間が遅れることはとてもストレスで出発前からイライラしてしまうので、いつも予定時間の30分前を伝えるようにしているのです。

でも、最近、そのことに気が付いた妻は、その予定すら遅れてもいいと思っているようで・・・ちょっとムカつきます(笑)

「そんなに、時間気にしなくても・・・・」と思われるかもしれませんが、アスペルガーは自分の考えている通りに事が進まないとストレスを感じてしまうのです。

もちろん、私なりには「ゆっくりと旅行したい」という気持ちはあるのですが、やっぱり時間を気にしてしまうのです。

予定通り出発して、まずは目的地のブルーベリー園に食事を兼ねて行くことにしていました。

ところが、高速道路に乗ると・・・・いきなりの渋滞でした。

予定では、2時間で着く予定でしたが3時間もかかってしまいました。

私にとっては、12時にブルーベリー園で石窯ピザを食べる予定だったので、計画がいきなり崩れたことに、若干の苛立ちを感じていました。

子供たちは子供たちで、「ま~だ~ま~だ~」の大合唱!!!

しかし、最近、携帯電話のプランを変更して、パケット量が大幅にアップしていたこともあり、子供たちはそれぞれ動画を見たり、ゲームをしながら乗り切ることができました。

以前の私なら、この状況に「お前がもっと早く用意しなかったからだ!」「なんで事故なんか起こすんだよ!」と苛立ちを隠すことができずに車の中は嫌な雰囲気になっていたことでしょう。

12時を過ぎて、高速道路のサービスエリアに入り、「おなかがすいた~」とうるさい子供たちに、内心「もうあと少しだから我慢できないのか?」と思いつつ気持ちを落ち着けおにぎりを買ってあげました。

これも、以前なら考えられない行動です。

渋滞での遅れを取り戻すため、ノンストップで現地に向かっていたことは間違いないでしょう。

 

ブルーベリー園に着くと、そこに隣接されたレストランでさっそく目的のピザを頼みました。

妻が「ブルーベリージュースも飲みたい~」というのでブルーベリージュースも一緒に頼んで、石窯ピザを堪能しました。

いつものピザポケットのピザとは違い、本格的な素材の味がしっかりとしたピザに大満足~

私は、シンプルなマルゲリータがとても美味しかったのですが、子供たちにとっては酸味が強くてちょっと苦手だったみたいです。

こういう時も、以前の私は、自分が「美味しい!」と思ったものに反対意見を言われると、ムッとしてしまっていました。

「美味しくないなら食べるな!」なんて怒ったりしていましたね~

ここに内容を

食事を終えると、雨の中ブルーベリー摘みをすることにしました。

ブルーベリーは、傘をさしていても片手で簡単に取れるのでそんなに苦労はありませんでした。

一番喜んだのは妻で、「美味しい美味しい」と言って沢山食べていました。

お持ち帰り用のパックも、雨の日サービスで大きなパックを買うと、小さいパックがおまけについてきて、沢山摘んで帰りました。

子供たちも、とても楽しかったようで「明日もしようよ~」と言っていました。

沢山摘み取ったブルーベリーも帰る時には、全部食べていました。

ブルーベリー摘みを終えると、その後・・・・雨の中行くところもなく・・・

旅館のチェックインは、15:00

時間に拘る私は、「15:00まで何をしよう?」と考えていました。

時間にルーズな妻は、「いいよ~気にせず旅館に行こう~」と言うので・・・

「え~迷惑だろう?」と思いながら、行くところもないので14:30にチェックインしました。

「すいません~他に行くところもないのでチェックインさせてください~」と言うと

仲居さんも、「もういいよね~」と仲居さんたちで話し合って入れてくれました。

もちろん一番乗りで、家族風呂も全室選び放題で、食事の18:00までのんびりとする予定だったのですが・・・・

ここで事件が起きました。

 

 

明るいうちから、布団を敷いて子供たちと妻が横になったところまでは良かったのですが・・・・

息子の状態が、突然不機嫌になり、暴れ出し泣き叫びだしました。

「お母さんは、妹ばかりかわいがって・・・・」と叫び出したのですが、妻は何のことかわからない様子でした。

それは、食事時間の18:00が過ぎても収まらず、ほとほと困り果てていたのですが・・・・

私には、息子の気持ちが少しわかっていました。

それは、布団で横になって息子が「お母さん~お母さん~」と話しかけているのに、お母さんは本を読んでいて、「お母さん、この本読みたいのよ~」と本を読んでいました。

本を読み終えると、娘とちょっと話して寝てしまったのです。

そのことに、妻は気が付いていない様子でした。

18:30に食事の用意ができていたので、そのことを妻に伝えると息子もやっと気持ちが通じたと思ったのか、普通に戻りました。

息子も楽しもうとしていたのですが、やっぱり拘りの強い息子は一度気持ちが乱れると、感情のコントロールが苦手で特に今回のように出かけたりするとよく陥ります。

それからは、雰囲気の悪い食事となりましたが、練炭で豊後牛や地鶏を焼いて徐々に雰囲気も回復していきました。

その後は、また温泉に入ったりと、家族5人で楽しく過ごすことができました。

 

2日目は、2年前の九州北部豪雨で大きな以外が出た、東峰村の小石原というところで 陶芸体験をしてきました。

陶芸を11:00に予約していたのですが、妻が食事の後に「またお風呂入ってくる~」とチェックアウトギリギリまで時間がかかり出発予定が遅れてしまいました。

以前の私なら、「もう、陶芸なんていかない!」とか「なんで、早く起きて風呂に入らない」と不機嫌だったことは間違いありません。

もちろん、計画性のない妻には、ちょっとはイラつきますけれどね~(笑)

8:00過ぎまで寝て、食事してお風呂入って、チェックアウトギリギリまで平気なんだもん~

朝の5:00から起きてお風呂に入っている私としては、考えられません。

予約の時間に遅れていても「サービスエリアに寄りたい~」だの好き勝手言うしね~

予定通りに行かないと気が済まない私にとっては、ストレスなわけです。

しかし、サービスエリアによって、陶芸体験に電話して送れることを承諾していただき、気持ちを落ち着けて向かいました。

 

陶芸体験は、本当なら ろくろをしたかったのですが、子供たちが「手びねりがいい」と言うので、手びねりと、「絵付けもしたい」というので両方することにしました。

手先が器用で、図工などものを作るのが大好きな子供たちは、一生懸命に絵付けをしたり、茶わんや皿を作っていました。

ろくろなら、あっという間にできてしまうのに・・・2時間も楽しんでいましたよ。

子供たちが一生懸命な姿は、見ていて気持ちのいいものでした。

陶芸体験を終え、せっかくなので私も焼酎用の陶器を買うことにしました。

すると、子供たちも楽しそうに私の陶器カップを探してくれていたので、「じゃ~みんな好きな茶わん買っていいよ~」と言うと、嬉しそうにそれぞれに一番気に入った茶わんを選んできました。

三人が三人、それぞれに特徴のある茶わんを選んで、あまりご飯を食べない子供たちも、その夜は買ったばかりの茶わんで、いっぱいご飯を食べました。

アスペルガーの私にとっても、息子にとっても、旅行は楽しいのだけど、いろいろとストレスの多いイベントでしたが、とても楽しく過ごすことができました。

車の中では、それぞれの曲の好みがあり、聞きたくもない曲をかけられたり、時間通りに行動しない妻に苛立ちを覚えたり、予想外の渋滞に巻き込まれたり、信号が青になっても動かない車がいたりと・・・・

イライラする出来事は、とても多かったのですが、以前に比べれば、車も落ち着いて運転して、計画の遅れにも柔軟に対応でき、何より思ったことを口に出さずにかなり我慢できたこと100点中、75点は合格点だったのではないでしょうか?

 

まだまだ、私にとっては課題は多いですが、妻も楽しんでくれたみたいで「また行こうね~」と嬉しそうでした。

そういつもいつもは行けませんが、たまには家族揃って旅行など楽しんでいけたらいいなぁ~と思っています。


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