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アスペルガー症候群の私は、ここ数カ月で大きく人生が変わった。
もちろん、良い方向に変わったことは言うまでもありません。
そして、妻や子供たちにとっても、きっと いいことなのだと信じたいです。
私は、メールやコメントでも、たくさんの応援やアドバイスをいただいています。
その反面・・・皆様の旦那様の話を聞いていると・・・自分も同じことをしていたのかと
自分がしてきた行動や発言が許されるはずのない傷を残してきたことを感じさせられます。
それは、とても辛いことですが忘れてはいけないことであることは十分わかっています。
そして、私がとってきた行動や発言は、今でも家族に大きな傷を残していることを感じさせられます。
未だに怯える子供たち
私は、ここ数カ月は子供たちに怒ったことはありません。
それでも、何か「あっ!やばい」と思った瞬間・・・・
私から逃げるような動作をします。
「もう、そんなことではお父さん怒らないよ。でも気を付けようね」と言っても
やはり怖いのでしょう。
確かに、子育てに厳しさも必要だとは思いますが・・・・
私の場合は、恐怖による教育だったのかもしれないと思うと
子供を怒る以上に、自分のしてきた行動や発言に怒りを覚えます。
妻をなめている子供たち
私は、妻をいつも さげすんで見ていました。
- 「ばかかお前は・・・・」
- 「何やってもダメだ・・・」
- 「男のくせに・・・・」
- 「こんなこともできないのか・・・」
- 「グズグズするな・・・」
- 「こんなの簡単だろ・・・」
一日中、非難していたと言っても過言ではないくらいでした。
その結果・・・・子供たちからみて お母さんの地位が下がってしまいました。
その結果、子供たちはお母さんの言うことをきかなくなってしまいました。
息子などは、お母さんを馬鹿にしています。
息子と娘の一人は私と寝ません。
双子のうち一人は私と良く寝るのですが・・・・
もう一人は、2年前くらいから妻がいる日は私とは寝ようとしません。
たぶん、妻を責めたりしている姿を見ているからなのではないかと思います。
一人は、お父さんについていれば被害が少ないと思っているのかもしれません。
まず息子が、「今までお父さんが悪かった、ごめんね」と話したときから
息子はときどき一緒に眠るようになりました。
双子の一人も、話をたくさんしてあげた時は寝るようになってきました。
私は、知らないうちに子供たちにとって嫌なお父さんになっていたようです。
妻が私に似た怒り方をする
私が子供に言っていたような怒り方を妻がする時があります。
- 「もう、あんたなんかいらん出ていけ~」
- 「泣くな!あっち行け~」
- 「なんなんあんた~」
- 「いいかげんにして・・・」
などなど、かなり激しい怒り方をする。
たぶん、これは私と一緒にいたことにより、
怒り方のレベルがわからなくなっているのではないか?と思います。
もう一つは、私には言えなかった分、子供たちに向いているとも考えられます。
そして、私のような人間といることで子供たちに「ふつうの人になれ」と強く思っている
のではないかと思います。
妻までも、私のようにしてしまった可能性もあります。
妻は今でも自分を責めている
もちろん、私はもう妻には頑張ってほしくはない。
自然体でいてほしい。だけれど、妻は最近さらに頑張っているように見える。
もし、自分を変えようと私が努力していることで、それに応えようとしているのか
それとも、自分も頑張ろうと思っているのか・・・・
アスペルガーの私にはわかりません。
きつくないのだろうか・・・・本当は家事を手伝ってほしいのではないか・・・・
など考えますが、「手を出すな!」と言わんばかりに、なんでも自分でやっています。
最近は、朝も起きるように頑張っているみたいです♪
ただ・・・私は、妻はまだ自分を責めているのではないかと・・・心配しています。
前にも書いたように、子供を怒った後に・・・私がヨシヨシと子供の
話を聞いたりしている姿に
自己嫌悪におちいったりしていないだろうか?
もう、これ以上自分を苦しめなければいいけれど・・・・
子供たちの心の開放
前回に書いた記事でも書きましたが、子供たちは今気持ちの開放を全開でやっています。
今まで、私が怖くて気持ちをたくさん噛み殺していたいたのでしょう。
最近は、三人とも大きな声でしゃべり、大きな声で笑い、大きな声で怒って、大きな声で鳴きます。
お母さんにいつも怒られていますが
ご飯中、「座って食べなさい」と言いってもふざけていうことをききません。
「もう、おしゃべり終わり 食べて」と言うと「は~い」と言ってしゃべりだします。
「こら~お父さんまた怒るかもよ~」と言うとゲラゲラ笑いながらしゃべりまくります。
こともあろうか・・・注意している私に向かって・・・「おとうさん、おとうさん・・・」と
話しかけるもんだから・・・私まで一緒に妻に怒られる始末です。
今は、子供たちの心を開放してあげることを優先していますが・・・・
私は、知らないうちに子供たちの感情を押し殺していたのかもしれません。
でも、妻がフォローしてくれていたのでしょう。
本当に、かわいい良い子たちに包まれて幸せです。
壊れた壁・スイッチ
壊れているのは、妻や子供たちの心だけではありません。
壁のグーでなぐのあと・・・・スイッチがめり込んだ部屋のスイッチ
怒りが抑えきれず殴って壊したあとです。
コーヒーメーカーも割れて壊れています。
妻は、もらったものだからと今でも使っていますが・・・・・・
正直、これは先月の失敗の時に私が壊したものです。
私は、そのコーヒーメーカーを見るのが嫌です。
自分のしでかしたことを直視しないといけないので・・・・
妻には、そういうものがたくさんあるのでしょう。
夫婦のきずな
今は家族としてのきずなは取り戻せつつありますが
夫婦としては、もう無理かもしれないと・・・思うこともあります。
妻は、子供たちの父親として共同生活者としては満足しているのではないでしょうか?
ただ、夫婦のきずなは・・・今までのこともあり・・・まだまだ時間もかかりそうです。
どうなるのかも私にはわかりません。
ただ、それだけ心の傷は深いのだということだと思っています。
いつか、本当の夫婦になれるまで努力しつづけようと思います。
許してくれなくても、もう一度夫婦に戻りたいと思います。
もっと早く気が付けば
もっと早く、私が発達障害と自覚し変わっていれば
どんなにみんな楽しかっただろう?
もったいない時期が悔やまれて仕方ありません。
是非、当事者のみなさん、バートナーのみなさん。
アスペルガーは治らないけれど
自覚することで少しでも幸せになれることが多いです。
一緒に考えましょう。
そして、この輪を広げていければ幸せな世界が広がると思います。
もし、そうなったら・・・
私を動かした妻が一番すごかった!ってことになるのかな?(笑)
これいいなぁ~私も妻を誇りに思えるし・・・・
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