スポンサードリンク
先日頂いたメールに、とてもわかりやすい事例がありましたので
メールをいただいた方には許可をいただいて転用させていただきます。
本当は、この記事はアスペルガー症候群の同志に一番読んで欲しいと思いますが
多くのパートナーが同じような思いをしていると思い記事にさせていただきました。
実は今、真剣に離婚を考えています。
以前からそうですが、夫は自分に都合が悪いことがあると、
徹底的に居留守を使います。
携帯に電話をしても、電話に出ません。 私がおきている時間には、
家に帰ってこなくなります。
ここ4ヶ月くらい、自宅から2時間くらいかかる知り合いのところに居候していて、
仕事 が休みでも帰ってきません。
知り合いの会社の現場に仕事に行っているようです。
このような状況なので、私は離婚もいたし方ないと思い、
離婚の意思をメールで知らせ たのですが、夫は離婚はしたくないようです。
居候先の知り合いも、私が離婚したいと言っていることを知って、
夫に一度帰ってちゃ んと話し合いをして来いと言ったようです。
知り合いから言われて、シブシブ帰っては来たのですが、
ほとんど家にはいないで、出 て歩いてばかりで、
離婚のことや今後のことなどほとんど話をしていません。
あげくに、帰るとも何もいわずに、いつのまにか居候先に帰ってしまいました。
その後、何度も電話をしているのですが、まったく電話に出ません。
こんな行動をとっていて、離婚はしたくないなんて、意味不明です。
また、女房を一人ほったらかしにして、何とも思わないのでしょうか。
どういう心境なのでしょうか。
よしべぇさんには理解できますか?
というメールでした。
これが、知人の家でないにしても、自分の部屋だったり
居酒屋やスナックだったりという方も多いのではないでしょうか?
実際に、私も自分の部屋に何年も逃げていました。
まさに、アスペルガーはすぐに逃げるってやつです。
アスペルガーは話し合いができません。
自分の考えていることを整理できず・・・・すぐに暴走してしまい
自分の言い分ですらろくに説明できないため、話し合いなんてできないのです。
だから、とにかく逃げます。
とくに、今回のように離婚することについて・・・・
旦那さんの頭の中では、離婚した未来について 想像できないのしょう。
そこに、離婚の話が出てきたわけです。
だから、無意識のうちに離婚の話をなかったことにしようとするような 行動をとってしまうのだと思います。
これについては、定型(ふつう)の人には考えられないことかもしれませんが
私は、分かる気がします。というより・・・私もそうだったからです。
逃げ場所は違えど・・・・私も離婚などの話には一切耳を傾けませんでした。
耳を傾けなかったのは意識してではなく、本能的に聞いていなかった気がします。
当然、そんな行動がなんの解決にもならないことは、今の私ならわかりますが ・・・・・
数か月前の私にはわかりませんでした。
アスペルガーの脳とはそういうものなんです。
私の妻も、今までに何度も家を飛び出しましたが
私はその度に、必ず帰ってくるものだと思っていました。
それは、愛しているからとかではなく そういうものだと、
私は将来を決めつけていたからだと思います。
バカバカしいとお考えでしょうが・・・・
本気で、妻と離婚するなんて想像つかなかったのです。
旦那さんも、時間が経てば何か解決すると無意識で思い込んでいるのかもしれません。
私も、発達障害に気がついていないときは とにかく、
妻との話し合いからずっと逃げ続けていました。
話し合いができないのです。
アスペルガー症候群の当事者の同志は、こうなる前に自分で気が付かなければ
手遅れになってしまうし、パートナーはそれくらいの覚悟を決めないと
伝わらないものなのかもしれません。
スポンサードリンク
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 | |||
私の経験が誰かの生きるため・誰かの支えの参考になればと考えています。 | |||
ブログランキングに参加していますので応援よろしくお願いします。 | |||
皆様のおかげで、たくさんの方から支援いただけるようになりました。 | |||
いつも、コメントやメールをいただきいろいろなことを考えさせられています。 | |||
これからも、メールおよびコメント遠慮なくいただければ幸いです。 | |||
メール等、いつも大切に読まさせていただき、できる限り返信もさせていただいております。 | |||
私の経験と知識の範囲でしかお話しできませんが、今後の参考や励みになればと | |||
これからも、記事を書いていきたいと思います。 | |||
fuufu blog@conjugal-love.net |
スポンサードリンク